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3.保健と健康管理 (1)病気のとき ◎ 毎朝の健康状態は、よく確かめて登園しましょう。 ◎ 流行性疾病は、早く届け出て、完治してから登園して下さい。尚、登園の際は、 医師の許可をもらい園までお知らせ下さい。 ◎ 園内で発熱した時、38度になると帰宅して頂くための連絡をします。すみやかに お迎えに来ていただくようお願いします。そのため、緊急連絡先をはっきり記入 しておいて下さい。 ◎ 発熱の有無にかかわらず、様子に変化がある時(下痢・嘔吐等)には保護者に連 絡の上、帰宅して頂く場合があります。 ◎ 吹田市病後児保育室をご利用される方は、事前に登録して下さい。 (2)与薬について ◎ 本来、園で薬を飲ませることはできません。やむを得ず薬を持参される場合は、 別紙「与薬希望時のご注意」を必ずお守り下さい。 (巻末別紙④参照) (3)SIDS(乳幼児突然死症候群)から赤ちゃんを守るために 当園では・・・ ・ 赤ちゃんを一人にしません ・ お昼寝中も様子を15分おきに確認します(0・1歳クラス) ・ あおむけで寝かせます ・ 温度管理をしています ・ 敷布団は固めのものを使っています (4)集団での感染症の扱い 各種感染症 最新保育保健の基礎知識より 類別 第2類 主な症状 インフルエンザ 発熱、全身倦怠、筋肉痛、鼻カタル、咽頭痛 出席停止期間 〃 百日咳 発作性咳嗽の長期反復、持続 特有の咳が消失するまで 〃 麻疹(はしか) 上気道のカタル、発熱、粘膜疹コブリック斑 解熱後 3 日 〃 流行性耳下腺炎(おたふく風邪) 発熱、耳下腺、舌下腺、顎下腺の腫脹及び圧痛 耳下線の腫脹が消失するまで 〃 風疹 種々の発疹、軽熱、リンパ腺肥大 発疹が消失するまで 〃 水痘 被覆部に発疹、斑点丘疹状→水疱→顆粒状痂皮 全ての発疹が痂皮化するまで 〃 発熱、全体症状、咽頭炎と結膜炎の合併症 主要症状消退後2日 流行性角結膜炎 軽熱、頭痛、全身倦怠、結膜の炎症、目やに、眼瞼浮腫 主要症状消退するまで(医師の判断) 〃 急性出血性結膜炎 流涙、結膜充実、眼瞼浮腫、滲出 〃 腸管出血性大腸菌感染症 第3類 咽頭結膜炎 (プール熱) (りんご病) 目安 解熱後 3 日 〃 〃 ※〃 伝染性紅斑 顔面赤斑特に頬部の赤斑性発疹 特にきまりなし ※〃 溶連菌感染症 発熱、咽頭痛、扁頭腺炎、苺舌、頸部リンパ節炎、皮膚発疹 特にきまりなし 発疹が消失するまで 主要症状が消退するまで ※〃 手足口病 感冒様症状、手足口に赤斑→水疱 特にきまりなし 発疹が消失するまで ※〃 とびひ 主として豆つぶ大の水泡出現自覚症状あまりなし 特にきまりなし 膿胞が消失するまで ※〃 流行性嘔吐下痢症 発熱、嘔吐、下痢 特にきまりなし 下痢や吐き気が回復するまで ※〃 ウィルス性肝炎(A 型) 特にきまりなし 発病初期を過ぎ肝機能回復 ※〃 ヘルパンギーナ 特にきまりなし 急性期を過ぎるまで ※〃 マイコプラズマ肺炎 急性期出席停止 ※印については出席停止期間に「きまりはない」が「条件によって」は出席停止の措置が必要です。 その他感染症にかかった場合、すみやかに受診するとともに医師および園の指示に従って下さい。 ★ 集団保育において感染症の早期発見は発病者だけでなく健康児の為にも重要です。