Rogue Wave Software Elixir Enterprise Version 3.6

Rogue Wave Software
Elixir Enterprise Version 3.6
クイックスタートガイド
本ガイドは Rogue Wave Elixir Enterprise の標準的なインストール方法について詳述します。
このクイックスタートガイドはお客様が実際に購入したかどうかに関わらず、すべてのコンポーネ
ントや製品のインストール方法を説明します。
製品概要
Rogue Wave Elixir Enterprise は Flex の開発者に豊富なコンポーネントを提供します。それらコンポーネントは
インタラクティブであり、エンドユーザーは情報をすばやく理解し、すぐに行動に移し、よりよい決定をく
だせるようになります。
Rogue Wave Elixir Enterprise は３つの部分で構成されています:
 Diagram コンポーネント: ダイアグラムを使って可視化や編集を行うインターフェイスを作成しま
す。
 Gantt チャートコンポーネント: プランやスケジュール、プロジェクト管理のアプリケーションを作
成します。
 汎用コントロール: ほとんど全ての既存のデータ表示方法を可能にする革新的なユーザーインターフ
ェースを提供します。
動作要件
Elixir は以下の Flex SDK を必要とします:
 Adobe® Flex® SDK 4.6
 Apache Flex® 4.14
Adobe AIR をターゲットにした場合、Adobe AIR SDK と互換性のある Elixir が必要です:
 Adobe® AIR® SDK version 3.1 以上
 あるいは Apache Flex SDK installer で提供されているものを利用
Linux プラットフォームの Elixir では AIR は今後サポートされません。このリリースまでに Adobe® 社が
Linux バージョン 2.6 以降の AIR ランタイムを提供しなかったためです。
Adobe® Flash Builder か Flash Builder プラグイン付きの Eclipse を使う場合は Elixir インストーラはそれ
らのプラグイン経由で追加のツールとドキュメントを配布できます。Eclipse については Eclipse 統合可能
な Adobe® Flash Builder に対応したバージョンのみ対象です。より詳細な情報は以下をご覧ください。
 Adobe Flash Builder 4.7
アプリケーションを実行するには Elixir は以下のランタイムの少なくともどれか 1 つを必要とします:
 Flash Player 11.1 以上
 必要なら AIR runtime (3.1 以上)
インストール方法
ステップ１: ソフトウェアとドキュメントにアクセスする
Rogue Wave からのメールに記載されていたアカウント情報を使って FTP サイトにログインし、License
Agreement に同意してファイルをダウンロードしてください。
製品には以下のものが含まれています:
 ダウンロードされた 1 つのファイルで、このクイックスタートガイドと、その他ライセンスされたコ
ンポーネント/製品 を Linux、Mac OS、Microsoft Windows にインストールするのに必要な全てのファ
イルが含まれています。
 インストール手順はインストーラのセットアッププログラムの中にあります。
Rogue Wave Elixir Enterprise の一部として製品の完全なドキュメントがインストールされます。
ステップ 2: ハードウェアとシステムの設定を確認 する
サポート対象のシステム要件は以下で確認できます。http://www.roguewave.com/help-support/documentation,
必要な製品とバージョンを確認し、Supported Platforms や Prerequisites の記述をご覧ください。
ステップ 3: Rogue Wave Elixir Enterprise をインストールする
Elixir をインストールするために以下の中から利用できるインストーラを使ってください:
 Linux: RogueWaveElixir_3.6_Linux.run
 Mac OS: RogueWaveElixir_3.6_Mac.zip
 Windows: RogueWaveElixir_3.6_MSWin.exe
インストーラのアーカイブパッケージが壊れていないことを確認するためにインストーラファイルのチェッ
クサムをインストーラ付属のシグニチャファイルと比較できます。チェックサムを得るためのツールは:
 Windows: fciv を https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=11533 から
 Linux: md5sum か sha1sum
 Mac: md5 か shasum
インストールの方法は 2 通りあります。推奨されるのは UI モードで手順とオプションを提示します。コマ
ンドラインモードはインストールの種類に応じて引数としてオプションを渡します。
Mac OSX ではインストーラを入手するにはアーカイブファイルを標準のアプリケーションで解凍します
(RogueWaveElixir_3.6_Mac.zip をダブルクリック)。 推奨される UI インストーラを使ってインストールす
る場合はアプリケーションを実行してください。コマンドラインから実行する場合は
"Elixir_3.6_Mac.app/Contents/MacOS” に移動し、installbuilder.sh を実行してください。
インストーラは以下のオプションを提示します:

コマンドラインインストール
コマンドラインモードでインストールする場合は次の引数を与えてください:
--mode unattended

インストール中の言語
Elixir は英語と日本語で提供されます。日本語バージョンのドキュメントとサンプルをインストー
ルするには、インストールは日本語モードで実行されなければなりません。
追加のコマンドライン引数: --installer-language <language>
ここで <language> は英語なら en で日本語なら ja です。もし引数が与えられなかった場合、イン
ストールは英語で実行されます。

インストールディレクトリ
このオプションは Elixir がインストールされる場所を指定します。
任意コマンドライン引数: --prefix <インストールディレクトリ>。この引数が与えられなかった場
合、インストールディレクトリはシステムによって異なり、Windows の場合は ‘Program
Files’、
Mac OSX なら ‘Applications’、Linux の場合はユーザーのホームディレクトリです。

Flex Builder
Adobe® Flash Builder がインストールされていた場合、あるいは Flex アプリケーションの開発用に
Eclipse に Flash Builder プラグインが含まれている場合、対応する引数を与えます:.
任意コマンドライン引数: --flexbuilder-type <installation type>
<installation type> は次のどれかを選択してください:
 Adobe® Flash Builder にあるドキュメントとツールをインストールする場合は Standalone を、
 Eclipse にあるドキュメントとツールをインストールする場合は Eclipse を、
 どちらでもない場合は None を、
もし引数が与えられなかった場合はインストールの種類は Windows と Mac では Standalone
を、
Linux では None がデフォルトとして設定されます。

Adobe® Flash Builder インストールディレクトリ
このオプションは Adobe® Flash Builder オプションが Flex Builder の設定のときに選択されていた場
合にのみ有効です。Adobe® Flash Builder がインストールされている場所を指定してください。
任意コマンドライン引数: --flexbuilder-dir <installation directory>
<installation directory> は Adobe® Flash Builder のインストールディレクトリです。このオプ
ションが有効なのは --flexbuilder-type <installation type> のオプション指定時に
<installation type> が Standalone. であった場合のみです。
もし引数が与えられなかった場合は、<installation directory> の値はデフォルトでは、Mac
OSX の場合は "/Applications/Adobe Flash Builder 4.7" 、Windows の場合はレジストリに従
って動的に解決され、Linux の場合は"~/Adobe/Adobe Flash Builder 4.7"になります。

Eclipse インストールディレクトリ
このオプションは Eclipse オプションが Flex Builder の設定のときに選択されていた場合にのみ有
効です。Eclipse がインストールされている場所を指定してください。
任意コマンドライン引数: --eclipse <installation directory>
<installation directory> は Eclipse のインストールディレクトリです。. このオプションが有
効なのは --flexbuilder-type <installation type> のオプション指定時に <installation
type> が Eclipse であった場合のみです。.
もし引数が与えられなかった場合は、 <installation directory> の値はデフォルトでは、Mac
OSX の場合は/Applications/Eclipse on Mac OS X、Windows の場合は c:\Eclipse on
Windows、Linux の場合は~/Eclipse です。.
その他の情報
これ以外の情報は以下のリソースを参照してください:
• Elixir の詳細なドキュメントが以下に提供されています。 <インストールディレクトリ>/doc
• Rogue Wave Visualization の Flex 製品ページは: http://www.roguewave.com/products/visualization.aspx
• Rogue Wave Software サポートページは: http://www.roguewave.com/support.aspx
• Rogue Wave ユーザーフォーラム: http://forums.roguewave.com
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