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Transcription
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木村研二郎部の記録 第2回 2015 年 5 月 28 日 二郎巡り @うさぎ屋 文責 木戸 隆之祐 KIDO Ryunosuke 修士 2 年 前回に引き続きお腹を空かせた「木村研二郎部」のメンバーは,5 月 28 日に第 2 回二郎巡りを敢行し た.今回は同志社大学今出川キャンパス付近にある「うさぎ屋」へ赴いた.以下にその内容を報告する. まず, 「うさぎ屋」の基本データを以下の表に示す. 表 基本データ 所在地 京都市上京区烏丸通寺之内上る相国寺門前町 647-9 最寄りは今出川駅 営業時間 昼営業 12 時~15 時 夜営業 17 時 30~23 時 定休日 日曜日 うさぎ屋について 今回訪れた「うさぎ屋」は,京都で二番目にオープンした店「ラーメン荘 地球規模で考えろ」にて 修行を積んだ方が,店長として 2010 年 12 月 1 日に西陣でオープンさせた店であり,2014 年 1 月 28 日 に現在の場所へ移転した.同志社大学の学生は勿論,「地球規模で考えろ」のファンも多く足を運ぶ人 気店である. 今回の概要 この日も澤村先生に車を出していただき,20 時 45 分に桂駅を出発し, 21 時半前に到着した.これ までの経験から,いわゆる「二郎系ラーメン」の店は夜遅い時間にも関わらず行列を成すことが多く待 ち時間があると予想していたが,当日は意外にも席が空いており,すぐに座ることが出来た.ここに車 で行く際は,近くのコインパーキングに停めることになる.この日は筆者の誘導ミスにより,予定して いた場所とは別のところに停めることになってしまった.ブレスケアの準備に意識を向けすぎていたた めだろう. 味は他店舗に比べてからめで,脂の量が圧倒的である.肉は分厚く,プルプルとした脂にもしっかり 味がついているのが特徴的であった(木戸談) .麺の量は 300g の食券購入後,100g 増量を意味する洗濯 ばさみを食券につければ, 最大 1kg まで盛ることが可能である.部活帰りの学生にはたまらないだろう. つぎに, 「うさぎ屋」のラーメンが出来るまでの過程を,覚えている範囲で以下に示す. 1. 人数分の麺を測り鍋で茹でる.お湯にはかすかに色がついていたが,出汁のようなものと考えられ る.その後,器にお玉 2 杯分の豚の脂を投入する.この段階で,二郎系の中でもかなりの量の脂を 使っていると実感した. 2. 謎の白い粉を投入する.これはどうやら塩のようだ.これが「うさぎ屋」特有の,からさの秘密な のかもしれない.そこに,ダシ殻を入れないよう網を通してスープを入れる. 3. 麺が茹であがるまでの間,店長は鋭い目つきで辺りを見渡す.「この人には何が見えているのだろ うか」 ,そう思っていると菜箸を手にし,麺の茹で具合を逐一確認する.ひと時も油断しない精神 には脱帽である. 4. タイマーがなるや否や,店長は麺をすくいあげ,リズミカルにお湯を切る.このリズムに合わせ, 二郎部のメンバーは首を縦に振る.早く食べたくて待ちきれないメンバーの気持ちが見て取れた. 5. いよいよ麺を盛る段階である.なんと店長は重さを測らず器に投入しているではないか.なるほど 長年の勘であろう,もはや秤など必要ないようだ. 6. 野菜(100%もやし) ,チャーシュー,醤油をかけた後,さらに醤油につけた脂をかけ,完成である. 完成品の写真(ラーメン 500g)を右に示す.脂の量にも驚くが, 汁の上にまで盛られたもやしと麺,器からはみでるチャーシュー, 粗くすりおろされた大量のにんにくは圧巻である.そして,大量 の脂から放たれる芳醇な香りから,二郎系のラーメンらしさが感 じ取れる. さて,今回のメンバーとメニューを紹介する. 写真 ラーメン500g 澤村 康生 SAWAMURA Yasuo 助教 ラーメン 400g にんにくあり 野菜増し 平田 望 木戸 隆之祐 KIDO Ryunosuke 修士 2 年 ラーメン 500g にんにくあり 灰藤 晋輔 HIRATA Nozomi HAITO Shinsuke 修士 2 年 修士 2 年 ラーメン 500g ラーメン 400g にんにくあり 野菜増し にんにくあり 澤村先生は図らずも野菜増しを食べることとなった.これは店長が野菜を増すラーメンを間違えてし まうハプニングがあったためである.「脂に苦戦し心が折れそうになった」とおっしゃっていたが,そ れでも問題なく完食した.やはりこの方は只者ではない.さすがは木村研の助教である. 平田氏は,前回と同様,ラーメン大の野菜増しをオーダーした.野菜を増したにも関わらず凄まじい スピードで胃袋に収めた.薄々気づいてはいたが,この方はもう名実ともに人間ではなくゴリラである. 灰藤氏も 400 g を難なく完食した.脂苦手とかいう割に結局食べきるあたりが彼らしい. 私はいつも通り大盛りを選択した.しかし,予期せぬ事態に陥ることになる.いくら食べても思うよ うに麺が減らないのである.普段は最後に残しておいて味わって食べるチャーシューにも,手をつけら れるほどの余力がなくなっていた.私が残してしまったラーメンは他の 3 人に食べていただいた.私が 出されたご飯を残したのは中学生以来初めてである.経験があるからといって調子に乗ると痛い目にあ ることを実感した.次回こそは必ず完食し,名誉挽回したいと思う. 【次への課題】木戸君:ひとりで自主練(リベンジ)しておくこと! 負け癖がつくよ.. . 次回もお楽しみに! PHOTO