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自転車で公道を走る時は交通法規を守りましょう! 公益財団法人 日本自転車競技連盟広報誌 シクリスムエコー www.jcf.or.jp シクリスムエコー No.212 2015 年 4 月・5 月号 全日本選手権トラックレース、マディソン優勝の法政大 A チーム 全日本選手権自転車競技大会トラックレース・・・・・・・・・・・・・ 2 平成 27 年度 事業計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 競技規則集 2015 年改訂事項一覧表 概要説明・・・・・・・・・・・ 9 日本新記録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 今後の大会予定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 連盟の動き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 競技結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 派遣選手団・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 第 40 回チャレンジサイクルロードレース大会・・・・・・・・・・・ 19 日本代表選手団・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 平成 26 年度全国高等学校選抜自転車競技大会・・・・・・・・ 22 チャレンジロード photo・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 この広報誌は、競輪の補助金を受けて作成しました。 http://ringring-keirin.jp CYCLISM ECHO No.212 全日本選手権 自転車競技大会 トラックレース 同時開催: 日本パラサイクリング選手権 トラック大会 この大会は競輪の補助金 を受けて実施されました 男子ケイリン決勝 オリンピック前年の強化指定選手を 選考する重要な大会となる全日本選手 権トラックレースが、4 月 11 日~ 12 日の 2 日間にわたり伊豆ベロドローム で開催された。また昨年同様今大会 も、日本パラサイクリング選手権・ト ラック大会が併催された。 タイムそのものが係数タイムとなった。 (トラック)シーズン最後の全日本で、内容 のある走りができました。 (藤田) 選手によるこの大会の連勝記録を 12 でストップした。 大きな舞台で自己ベストが出せたことは嬉 しいですが、 (狙っていた)2 秒台を出せな かったことは悔いが残ります。 (野上) 女子パラサイクリング 500mTT 藤井美穂(JPCF)が自らの持つ日 本記録を 100 分の 2 秒更新した。 自己記録を更新できましたがまだまだで す。トラックのシーズンはこれで終わりな ので、次は苦手なロードを好きになれるよ うトレーニングします。 (藤井) 1kmTT の藤田 パラ 4km 個人パーシュート C4、C5 クラスの混走となり、係数 タイムにより石井雅史が優勝した。 女子エリート 500mTT 6 名が出走し、梶田舞(JPCA)が 36 秒 992 で優勝した。 課題がいろいろ見つかったので、まだ伸び る可能性があることがわかりました。 (梶田) 500mTT の梶田 500mTT の藤井 男子パラサイクリング 1kmTT C3 クラスから C5 クラスまで混走 となり、係 数タイムにより藤 田 正樹 (チームチェブロ)が優勝。実走タイム では石井雅史(イナーメ信濃山形)が、 1 分 9 秒 845 の一番時計を記録した。 1kmTT の野上 男子エリートチームスプリント 予選 1 位の鹿屋体育大学が、予選 2 位の朝日大学を 0.193 秒の僅差で 下し優勝した。 1年間このチャンピオンジャージを着用でき ることは嬉しい。インカレ総合3連覇に向け て、 これからも強化していきます(鹿屋体大) 。 お互いに切磋琢磨して、リオ(五輪)の舞台 に立てるよう頑張りたい。 (石井) パラ 3km 個人パーシュート C2、C3 クラスの混走となり、係数 タイムにより藤田が優勝。ただし藤田 の C3 クラスは係数が 1 なので、実走 2 男子エリート1kmTT 大学生の野上竜太(鹿屋体育大学) が大会新記録で優勝し、JPCA 所属 チームスプリントの鹿屋体育大学 シクリスムエコー 2015.4・5 女子エリートチームスプリント 2 チームの出走で、JPCA チームが 岩井商会レーシングチームを下して優 勝した。 石井さんのスピードに乗っていくだけでし た。 (小林優) 小林さんに助けられました。 (石井寛) 女子エリート 3km 個人パーシュート 予選 1 位は唯一 44 秒台を出したア ジア選手権ジュニア 5 冠の梶原悠美 (筑波大坂戸高)であったが、決勝で は上野みなみ(鹿屋体大)が 4 秒強 の差をつけて優勝した。 (梶原の予選タイムには)びっくりしました が、焦りはありませんでした。思った以上 に体が動きました。 (上野) 男子エリート 4km 個人パーシュート 窪木一茂(和歌山県教育庁)が大 会 4 連覇の橋本英也(鹿屋体大)を 下し、5 年振りにタイトルを奪還した。 久し振りのタイトルは嬉しいですが、でき れば記録を狙いたかったです。 (窪木) 男子エリートケイリン JPCA 所 属 6 選 手による決 勝 は、 渡邉一成(JPCU 福島)が激戦を制し て大会 3 連覇。9 位までを JPCA 所 属の選手が占めた。 3 連覇を目標にしていて、それを達成するこ とができてホッとしました。練習の成果を 結果として出せたということです。 (渡邉) 男子エリートスクラッチ 同日午前の 4kmTP の予選にも出走 した原井博斗(中央大)が、その影響 を感じさせることなく優勝した。 4km 予選を走った不安もありましたが優 勝できました。走りはまだ完成ではありま せんが、とても嬉しいです。 (原井) 男子エリートマディソン 新村穣、寺崎浩平の法政大学 A チー ムが、5 回全てのポイント周回でポイ ントを獲得し、うち 4 回がトップ通過 とほぼ完勝であった。 昨年は1点差の2 位で悔しい思いをしまし たが、 今年は優勝できて本当にうれしいです。 (法政大 A) 女子エリートポイントレース 上野と梶 原の 2 名が周回ポイント を獲得。冷静なレース運びで梶原に 4 点差をつけて、上野が優勝した。 (世界選手権)銀メダルの期待は感じてい たので、小さい走りはできないなと思って 走りました。 (上野) 憧れの選手と走れたのはいい経験でした。 課題が見つかった大会になりました。 (出場二種目で 2 位の梶原) 男子スクラッチの原井(左) 女子エリートチームパーシュート 強化チームのみのエントリーで、記 録を狙っての出走。大会新記録を出し たが日本記録には及ばなかった。 最初の入りは良かったのですが、それを維 持していくのが今後の課題です。 (強化) 女子ポイントの上野 女子 TP 強化チーム 4kmIP の窪木 女子エリートケイリン 最初のスタートで前田佳代乃(京都車 連)が追走義務違反を取られ失格。再 スタート後のレースは石井貴子(JPCU 千葉)が、先行する中川涼子(JPCU 新潟)を最終周回にかわして優勝。 オリンピックに出場するために、絶対に優 勝しようと思っていました。 (石井貴) 男子エリートポイントレース レース全般にわたってポイントを獲 得した窪木が、2 位に 13 ポイントの 差をつけてこの種目 3 年振り 3 回目 の優勝を飾った。 勝つことは本当に難しい。久し振りに優 勝できて良かったです。 (窪木) 男子エリートチームパーシュート 予選 1 位は大会新記録を出した岐 阜県チームであったが、決勝は和歌山 県チームが岐阜に一度もリードを許す ことなく優勝し、今秋の国体開催を控 え、強化が順調に進んでいることをう かがわせた。 この調子を崩さず、和歌山国体まで結果を 出していきたいです。 (和歌山) 3 冠の実感は特にないです。 (今大会 3 冠の 和歌山・窪木) 男子 TP の和歌山 女子エリートスプリント 前田が 2 本を先着し、この種目で 大 会 7 連覇を達成した。特に 1 本目 女子ケイリン決勝 3 男子ポイントの窪木(先頭) CYCLISM ECHO No.212 は対戦 相手の石井貴が、早々にあき らめるほどの鋭いダッシュを見せた。 男子ケイリン 1 渡邉 一成 JPCA JPCU 福島 2 和田真久留 JPCA JPCU 神奈川 3 河端 朋之 JPCA JPCU 岡山 昨シーズンから苦しいことばかりで精神面 でも辛かったのですが、これを成長に繋げ ていきたいと思います。 (前田) 女子スプリントの前田(左) 男子エリートスプリント 決勝に進出したのは、今大会ケイリ ン王者でこの種目 2 連覇を狙う渡 邉 と、その渡邉に予選で 0.022 秒差の 僅差で続いた中川誠一郎(JPCU 熊 本)。双方 1 本同士で迎えた 3 本目は、 先行する渡邉をゴール前に差した中川 が先着して優勝した。 2 本目のケイリン王者の走りを見て、心が 折れそうになりました。お互い気持の入っ た良いレースができたと思います。 (中川) 男子スプリントの中川(左) アジア選手権、世界選手権と大き な大会が続いたこともあり、いくつか の大会新記録は出たものの、記録的 にはやや低調な大会となったが、新た な強化チームが編成されて来年のリオ 五輪、そして 5 年後の東京五輪に向 けて順調な強化を期 待したい。パラ サイクリングが開催された 11 日には、 昨今注目を集めている障がい者スポー ツということもあり、多くの報道陣が 会場を取材に訪れた。今年は 11 月に 同地で 「ジャパン・パラサイクリングカッ プ 2015」が予定されており、パラリ ンピックに向けてパラサイクリングも 今後の発展を大いに期待したい。 (村田 隆宣) [競技結果] 全日本選手権自転車競技大会-トラック (2015/4/11-12 静岡 ・ 伊豆ベロドローム) 男子 1km タイムトライアル 1 野上 竜太 岡山 鹿屋体育大1:03.736 2 早坂 秀悟 JPCA JPCU 宮城 1:03.911 3 堀 航輝 香川 鹿屋体育大1:04.299 4 男子スプリント 1 中川誠一郎 JPCA JPCU 熊本 2 渡邉 一成 JPCA JPCU 福島 3 河端 朋之 JPCA JPCU 岡山 1 2 3 男子個人パーシュート 窪木 一茂 和歌山 県教育庁 4:33.515 橋本 英也 岐阜 鹿屋体育大4:36.787 一丸 尚伍 大分 アンカー/太陽の家4:34.833 男子ポイントレース 1 窪木 一茂 和歌山 和歌山県教育庁39p 2 原田 裕成 岡山 鹿屋体育大 26p 3 小林 泰正 群馬 日本体育大 25p 男子スクラッチ 1 原井 博斗 福岡 中央大 2 浦田 真成 岐阜 朝日大 3 松本 憲斗 熊本 鹿屋体育大 1 2 3 男子マディソン 法政大 A 新村・寺崎 岡 山 原田・渡部 鹿屋体育大 阿部・橋本 22p 14p 8p 男子チームパーシュート 1 和歌山 窪木・岡本・森口・永橋 4:14.743 2 岐 阜 橋本・渡邊翔・相馬・浦田 4:15.330 3 学 連 眞砂・吉川・荒井・小林 追抜勝 男子チームスプリント 1 鹿体大 野上・堀・山口 2 朝日大 小原・上遠野・松本 3 中央大 佐伯・宮本・橋本 47.270 47.463 48.461 女子 500m タイムトライアル 1 梶田 舞 JPCA JPCA 36.992 2 小林 優香 JPCA JPCA 福岡 37.039 3 小坂 知子 JPCA岩井商会 R. 37.704 シクリスムエコー 2015.4・5 1 2 3 女子スプリント 前田佳代乃 京都 京都車連 石井 貴子 JPCA JPCA 千葉 石井 寛子 JPCA JPCA 東京 1 2 3 パラサイクリング 1km タイムトライアル 藤田 征樹 C3 茨 城 石井 雅史 C4 東 京 阿部 学宏 C5 静 岡 1:07.906 1:08.846 1:16.418 女子チームパーシュート 1 強化 加瀬・上野・小島・鈴木 4:44.732 女子個人パーシュート 1 上野みなみ 青森 鹿屋体育大3:45.060 2 梶原 悠未 埼玉 筑波大坂戸3:49.317 3 加瀬加奈子 JPCA JPCU 新潟 3:49.190 パラサイクリング 3km 個人パーシュート 1 藤田 征樹 C3 茨 城 3:41.565 2 相園健太郎 C3 福 岡 4:25.413 3 藤井 美穂 C2 東 京 4:30.591 女子チームスプリント 1 JPCA 石井寛・小林優 2 岩井商会 小坂・小林莉 女子ポイントレース 1 上野みなみ 青森 鹿屋体育大 2 梶原 悠未 埼玉 筑波大坂戸高 3 塚越さくら 鹿児島 鹿屋体育大 35.906 37.478 パラサイクリング4km 個人パーシュート 1 石井 雅史 C4 東 京 4:57.816 2 阿部 学宏 C5 静 岡 5:27.198 3 小池 岳太 C5 東 京 6:05.830 39p 35p 19p パラサイクリング 500m タイムトライアル 1 藤井 美穂 C2 東 京 54.702 女子ケイリン 1 石井 貴子 JPCA JPCU 千葉 2 加瀬加奈子 JPCA JPCU 新潟 3 小林 優香 JPCA JPCU 福岡 5 CYCLISM ECHO No.212 平 成 27 年 度 事業計画 公益財団法人 日本自転車競技連盟 することが求められていることから、各大会 本連盟は、我が国における自転車競技界 の様子を掲載する。 を統轄し、代表する団体として自転車競技の 2. 広報誌「シクリスムエコー」の発行 普及振興を図り、もって国民の心身の健全 自転車競技の魅力を一般の方にアピール な発達に寄与することを目的に各種事業を できるよう、競技をわかり易く解説できる誌 実施してきており、本連盟がその目的を達成 面の充実を図る。また、イベント会場での配 するために、本連盟加盟団体をはじめとした 布、諸団体への配布を通じて広く自転車競 関係機関・団体とのより一層の連携強化を 技の啓発普及につなげる。 図り、自転車競技を通じた社会貢献への実 3. 自転車競技の広報・報道対応 現に努力する。 全日本選手権大会における観客動員を意 また、競技力の向上並びに自転車競技の 識した PRをロード、トラックを中心に実行 普及 振 興を図るとともに、2016 年リオデ 委員会等と協力して実施する。 ジャネイロ及び 2020 年東京オリンピック・ また、来場する報道機関に対しても、種目 パラリンピック競技大会に向けて、競技者層 別の委員会および部会ならびに種目別団体 の拡充、特に女子競技者層並びにジュニア とも連携し情報を共有し積極的な情報提供 競技者層の拡充に努める。 を行いメディア露出機会の増大に努める。 Ⅰ 事業計画概要 [ 競技運営委員会 ] [ 総務委員会 ] 1.2020年東京オリンピック・パラリンピッ 公益財団法人として、 公益認定法において ク競技大会開催を契機とした、競技環境整 公益目的事業として掲げられている“スポー 備への取り組み ツを通じて国民の心身の健全な発達に寄与 2020 年東京オリンピック・パラリンピック し、又は豊かな人間性を涵養する”ことを踏 競技大会における自転車競技においては、 本 まえ、引き続き、より一層の透明性の高い業 格的ロードレース・トラックレース・マウンテ 務運営を行っていくこととする。併せて、本 東京・日本における 連盟における社会的存在の責務を自覚し、 ンバイク・BMX が行われ、 サイクル・スポーツの日常化・普及振興への寄 競技大会を通じて自転車の安全マナーの啓 与が期待される大きなチャンスである。しか 発活動の実施や、アンチ・ドーピング委員会 しながら2020 年東京オリンピック・パラリン と連携し、アンチ・ドーピング活動の啓発に ピック競技大会立候補ファイルにおいては、 も積極的に協力していくこととし、指導現場 いずれの施設も仮設競技場として建設され、 における暴力行為やハラスメントについては 大会後には解体される計画とされている。 自らを厳しく律していく努力を続けていくこ 一方、2014 年12月にIOCより発表された ととする。 本連盟の財政状況については、諸経費の 「アジェンダ 2020」では既存施設の活用が 盛り込まれている。2020 年東京オリンピッ 支出について引き続き緊縮を図り、他方、広 ク・パラリンピック競技大会のために建設さ く活動資金の援助を求めるため、より一層の れる競技場がサイクルスポーツ振興の拠点 賛助金、寄附金を得ることについて努力する として有効に活用されるならば、スポーツ基 とともに、 競技主管等の位置付けを明確にす 本法にも謳われているように今や「国民が る等、収支の均衡を保つことを目指し自主財 生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生 源の増額についてその方策を企図していく。 活を営む上で不可欠のものとなっている」ス さらに、国際大会においてメダルを獲得し ポーツの振興に寄与できることは間違いが うる選手の育成を図るとともに、指導者・コ ない。特にサイクルスポーツはその入門のし ミッセールを育成することにより国内大会の やすさと、移動手段を兼ね備えていて日常化 レベルアップを図り、もって自転車競技の普 が容易であるという側面があり、アウトドア 及振興を推進する。 スポーツをルーツとしながらも都市型スポー [ 広報委員会 ] ツの要素を兼ね備えている。 本年度は、自転車競技の魅力を一般に広 こうした魅力をより多くの人々に伝えて支 く周知するため、 また登録人口の拡大を図る 持をうけ、大会後を見据えた競技場とするこ ためにも各加盟団体および各専門委員会と とへの取り組みを続けていく。各種目の競 の連携のもと以下の諸事業を実施する。 技会場設置方法が仮設・既存活用のいずれ 1. ホームページでの情報発信 の手法になろうとも、大会終了後にも継続的 大会結果速報等のタイムリーな情報発信 にサイクルスポーツの振興に寄与するインパ に努めると共に、全日本の大会開催要項、競 クトとなるよう、引き続き注力していく。 技結果、日本代表選手の活躍など広く情報 2. 日本国内における国際大会の開催 発信に努めるものとする。 更に、JCFが統轄する 8 種目については、 日本国内における国際大会の開催は、大 会結果に与えられるランキング・ポイントを通 全日本選手権を中心に内容を充実させると じたオリンピック・パラリンピック競技大会 ともに、各団体の活動状況の記事を募集し や世界選手権・ワールドカップ等のより上位 地域の自転車競技の情報を発信する。併せ の国際大会への参加資格獲得機会として重 て、国際大会の成績や日本記録のページを 要であるだけでなく、近隣諸国への大会参 充実させる。 加機会提供という日本のアジアにおける貢 また、競輪補助事業としての効果を発 信 6 献、という意味でも重要である。 2015 年度は、2016 年1月に 8 年ぶりの 日本開催となるロード&トラック・アジア自 転車競技選手 権大 会を開 催する。ロード レースは東京都大島町、トラック・レースは 静岡県伊豆市・伊豆ベロドロームで開催予定 である。トラック・レースについては、アジア 諸国が年間数次にわたる国際大会を実施す る機運にあることに対応し、さらなる国際カ レンダー登録大会の実施・公認を積極的に 推進する。 ロード・レースについては、引き続きUCIカ レンダー登録大会を日本国内で積極的に開 催し、サイクルスポーツの日本における活性 化を図るとともに、日本人選手の国際的な 活躍の基礎を確保することにつとめる。 パラサイクリングについては、日本で初め ての国際カレンダー登録レース(U C Iクラス 2)として 「寬仁親王記念ワールドグランプリ」 が 2014 年 7月に伊豆ベロドロームでおこな われたところであるが、2015 年度は日本で 初めての UCI ポイント対象大会(UCIクラス 1)となる「ジャパン・パラサイクリングカップ 2015」を11月に伊豆市で開催予定である。 マウンテンバイクについては、日本国内で 獲得可能な U C I ポイントの拡大に向けて、 UCI 登録レース数の拡充を図る。 シクロクロス、B M X、インドア、トライア ルについても、U C I カレンダー登録レース の開催を引き続き積極的に推進する。 3. 全日本選手権大会の開催 3-1オリンピック・パラリンピック競技大会 実施 5 種目を含む、UCI 管轄 8 部門での 全日本選手権大会開催 国際自転車競技連合(UCI)の管轄する自 転車競技 8 種目(ロード、トラック、シクロク ロス、 マウンテンバイク、B M X、インドア、ト ライアル、パラサイクリング)の全種目にお いて全日本選手権大会を開催し、我が国に おける自転車競技の普及・振興を図る。これ ら全日本選手権大会は日本国内における最 高位の大会として相応しい、国際規則に準 拠した高度で円滑な大会運営と、高いコスト パフォーマンスのバランスを追求しつつ、原 則として国際大会への派遣代表選手選考の 機会としての設定し、参加者のモチベーショ ンを高く保つこととする。 オリンピック・パラリンピックの開催種目 であるロード、トラック、マウンテンバイク、 B M X、パラサイクリングについては、2020 年の大会開催へ向けた準備を意識しつつ取 り組んで行く。 3-2 参加申込み資格の明確化と多様化 全日本選手権大会への参加申込み資格 としては、すでに国際的に活躍して U C Iラン キングポイントを保持している者や前年度全 日本選手権大会で一定の成績を収めている 経験豊富な競技者を含めることと併せて、日 本国内各地で行われる本連盟・加盟団体主 催事業大会、ならびに他の主催者が主催者 シクリスムエコー 2015.4・5 となり本連盟が主管もしくは公認する大会 から広く上位者を選定する。これにより、地 域的・階層的に幅広く門戸が開かれたハイレ ベルな選手層の参加に配慮するとともに、 地域における大会開催意欲の喚起を図るも のとする。 3-3 開催地公募制度の活用 大会の開催にあたっては開催地の協力が 不可欠なことから、開催地公募制度を種目 毎の特性に応じて活用し、 人的・施設的・資 金的側面等において手厚い協力が得られる 地方との連携を図りつつ、 活力ある大会運営 を図る。また、各地方における大規模大会 の実施が、当該地域における継続的な大会 開催のきっかけとなるよう、大会運営ノウハ ウの蓄積と伝授に留意する。 3-4 大会開催資金の獲得 大会開催資金の獲得にむけて、協賛企業 の募集・マスメディアに対する働きかけ、開 催地行政との調整、運営コストの見直しを多 元的に進めることとする。 3-5 アンチ・ドーピング活動の徹底 アンチ・ドーピング委員会と連携し、 「大 会検査」 「 、アンチ・ドーピング講習会、アウト リーチプログラム実施、啓発活動においてア ンチ・ドーピング活動を行う。 4. 国民体育大会の女子種目導入への取り組み 男女種目・参加者数の同数化が図られてき ている世界的な情勢に対応すべく、国体にお ける女子種目導入に向けて積極的に検討を 進めてきているところであり、 すでに 2016 年 の岩手国体からトラック女子種目(チームス プリント、ケイリン、スクラッチ、参加数各都 道府県2名) の実施が決定している。併せて、 大会全体の簡素化・時程短縮を図るなど、 簡 素かつハイレベルな大会への進展を進める。 今後は、より一層の女子登録競技者数の増 大をはかりつつ、ロードレースなど女子種目 の拡大を日本体育協会や開催地行政等、関 係諸機関と連携を深めつつ進めていく。 5.日本国内における国内カレンダー大会の開催・登録 自転車競技の普及・発展には登録者数の 増大が必須であり、登録者数の増大には、登 録者が参加可能な大会数の増大が必須であ る。本連盟の主催大会実施数にはおのずと 限界があり、本連盟登録者を対象とした大 会数の大幅な増大には、各地域における主 催者との連携し、本連盟が競技面に適切に 関与し、状況に応じて大会の主管・後援等を 行うことによって多数の大会を実現していく 必要がある。後援等に関する基準を再整備 するとともに、積極的に運用していくことと する。 6. 審判・スタッフ等の研修・資格制度の充実 自転車競技の普及発展には、安全で円滑 に運営される大会数の充実が必要であり、そ れを担う高度な技量と経験を有する審判の 育成が必須であり、 引き続き公認審判員の育 成に力を注ぐ。公認審判員は、大会運営の 質の確保にあたり必須の資源であり、本連 盟の事業的発展には公認審判員の人的資 源の発展が必須であって、公認 3 級審判員、 2 級審判員講習会の実施主体たる加盟団体 の継続的協力を引き続き強く要請する。 また、将来的に国際コミッセールとして執 務可能な人材の育成にも長期的視点で取り 組み、1級審判員講習会の講義内容・試験の 質的向上を図る。とりわけ 2020 年東京オ リンピック・パラリンピック開催時に、開催国 が選出・提供すべきナショナル・コミッセール の数と質を確保するため、本年度は対象 5 種 目の2級審判員数の増大に努力する。また、 国際コミッセール候補者の育成に向けた、エ リートナショナルコミッセールコース開催に 向けた準備を行う。 講習会カリキュラムについては、平成 24 年度にそのガイドラインを定めたところであ るが、講習会用ツールの開発・改善を進めて、 講習会の質的向上をはかりつつ、開催時の 負担軽減によって講習機会の増大も図る。 7. コーチ・スタッフ等の研修・資格制度の充実 大会運営のレベル向上には選手・審判の みならず参加するチーム・スタッフの基礎的 知識・技能の向上も必須である。 東京開催の国民体育大会(2013)から、 都道 府県チームの監督は日本体育協会の コーチ、上級コーチ、もしくは指導員の有資 格者であることが義務づけられたところであ るが、引き続き日本体育協会コーチ資格講 習会を本連盟主催により積極的に実施して いく。指導員資格講習会についても、各都 道府県連盟においてを実施いただいたとこ ろである。また、受講済みの人材が講師とし て活躍できる場の確保にも留意する。 大会に参加するものは遍くラインセス保 持 者であることが求められるものの、コー チ・監督以外のチームスタッフ向けライセン スは発給されてこなかったが、チーム・サポー ト・スタッフとして求められる最低限の競技 規則に関する知識と、スタッフとしての心構 えを備えた「チーム・アテンダント」ライセン ス制度がすでに始まっている。諸外国にお いても、たとえばロードレースにおける車両 運転者のライセンス保持 確認の徹 底など、 選手以外のライセンス保持に関する規程と 運用は厳格化の方向にあり、当連盟としても コーチライセンス、チームアテンダントライセ ンス保持者の増大に向けて、講習会の活性 化を図る。将来的には大会参加に際して、 メ カニック等のスタッフを含めてすべてのチー ム関係者は、いずれかのライセンス保持を必 須とする方針であり、各加盟団体に周知徹 底を図っていく。また、長期にわたって実施 されていない日本体育協会上級コーチ資格 講習会を、本年度は実施予定である。 8. 競技者ライセンス制度の充実 我国における自転車競技の普及発展に必 要な登録競技者数の増大と、登録者向け大 会数の増大に向けて、すでに制度化されてい るビギナー向け大会における臨時登録制度 の活用とともに、ビギナー・若年層が登録し やすい仕組の拡充を図る。 2013 年度から実施された通年登録者(プ ロフェッショナル競技者を除く)に対する賠 償責任保険の自動付帯は、概ね肯定的な評 価を受け、登録料の値上げを伴ったものの、 微増ながら登録競技者の増加に寄与した。 万が一の事故時対策が強化されたことの周 知徹底をはかり、登録競技者数の増大に寄 与することが期待される。もちろん、 大会中・ 練習中を含めて事前の事故防止対策が重要 である。今後引き続き、傷害保険のオプショ ン付与やツアー関連のメリット付与等、ライ センス保持者へのサービスレベル向上の検 討を進める。平成 28 年度ライセンスからの 傷害保険オプション制度のスタートを目標と して、インターネットから申込み者が直接入 力可能な登録システムの準備を行う。 9.ランキング制度の運用 運用を休止していたロードレース・ランキング について、2014 年度後半より対象大会の見 直しを行った上で再開したところである。引 き続きUCIランキングとの整合性が高く、日 本各地での大会開催機運の醸成に寄与し、 選手選考等の有効なツールとして位置づけ ていく。 10. チーム登録制度の運用 現在運用を休止しているチーム登録制度 について、すでに実態として運用されている 全国団体を中心として運用を開始する。 11. 審判器材 競技運営に用いる審判器材について、記 録の信頼性を確保するため、一定の基準を 設けることを検討する。 12. パブリシティへの対応 競技大会運営にあたっては、安全・公平・ 公正なる運営を旨としつつも参加者・観客視 点を尊重し、より多くの人々から共感を得て 我国における自転車競技の普及発展に寄与 することを目指すとともに、新たな競技者の 登録へのきっかけづくり、メディアへの露出 度向上を通じた各方面からの支援・協賛の増 大に配慮する。 とりわけ、本連盟が主催する全日本選手 権大会については、動画を含めた映像の配 信とアーカイブとしての記録の拡充を図る。 また、日本国内で行われる国際大会につい ても、メディア露出機会増大に努める。 13. 東日本大震災復興支援への取り組み 本連盟として復興支援に寄与可能なこと は何があるか、という問いは永遠に続くが、 被災地・周辺における大会の開催は、比較的 容易な回答のひとつである。大会開催は、 場合によっては開催地に負担をかける危惧 もあるが、参加者・大会運営関係者・観客・メ ディア関係者など多くの人々が訪問すること は、震災に対する認識を新たにする機会の 提供になると思われる。 平成 27 年度は、全国都道府県対抗自転 車競技大会が、岩手県紫波町で実施される。 14. 小委員会、部会制度の活性化 種目別 小 委員会 活 動 の 活 性 化を図り、 UCI 管轄 8 部門すべてに亘る自転車競技の 振興を推し進める。コミッセール部会活動の 活性化により、大会競技運営の質的向上と、 コミッセールの将来的な人材育成を図る。必 要に応じて、 小委員会構成の再構成を行う。 [ 選手強化委員会 ] オリンピック・パラリンピック競技大会を はじめとする国際大会におけるトップアス リートの活躍は、国民に夢や感動を与え、明 るく活力ある社会の形成に寄与することか 7 CYCLISM ECHO No.212 ら、本年度においては世界で通用する競技 者を計画的に育成・強化し、2016 年リオデ ジャネイロオリンピック・パラリンピック競技 大 会、2020 年東京オリンピック・パラリン ピック競技大会に向け継続的なメダル獲得 を目的として事業を実施する。 特に、本年度は以下の項目を重点施策と して実施する。 (1)世界強豪選手と対等に戦えるパワー強化。 (2) ジュニア世代からの一貫した強化プログラム 作成及び指導者養成。 競技力向上に関わる医科学的サポートの充実。 (3) (4)将来的にメダル候補が期待できる女子選手 の強化。 (5)才能を発掘するための発掘事業の実施。 トラック競技においては、優秀な選手を育 成・強化することを目的として、2015 年全日 本トラック選手権終了後強化指定選手の再 編成を行い、選手強化に努める。 また、強化指定選手の再編成以降は J C F 加盟団体(都道府県車連・高体連・学連・実車 連・プロ協会等)から推薦された者をトレー ニングキャンプにテスト生として受け入れ、選 手発掘に努める。 U C I 公認国際大会へ積極的に日本代表 選手団を派遣し、ワールドカップ、世界選手 権大会等全種目での参加枠獲得に努め、さ らに 2016 年リオデジャネイロ・オリンピック ・パラリンピック競技大会出場枠獲得に努 める。 ロード競技については、ヨーロッパに活動 拠点を構築し、より多くのレース経験を重ね ることにより、国際競技力の向上を図る。 また、海外チーム所属強化指定選手並び に国内強化指定選手との連絡を密にして体 調把握し、世界選手権大会でのメダル獲得 に努め、さらに 2016 年リオデジャネイロ・オ リンピック・パラリンピック競技大会出場枠 獲得に努める。 その他国際大会においては、U23 の選 手を中心としてナショナルチームを編成し、 国際大会へ積極的に派遣し選手強化・育成 に努める。 M T B については、海外チーム所属強化指 定選手によるUCI 公認国際大会での国際ポ イント獲得および支援に努め、さらに 2016 年リオデジャネイロ・オリンピック・パラリン ピック競技大会出場枠獲得に努める。 国内強化指定選手における(ユース、ジュ ニア、U23) 若年層からの強化・育成に努める。 B M X については、U C I 公認国際大会派 遣により世界選手権の参加枠獲得に努め、 さらに 2016 年リオデジャネイロ・オリンピッ ク・パラリンピック競技大会出場枠獲得 に努める。 また、ユース層の強化育成選手を中心に、 日本サイクルスポーツセンターを合宿拠点と して活用し、世界選手権大会等での上位入 賞に努める。 ジュニア競技者の強化については、国際 大会への選手派遣並びに強化合宿を積極 的に行い、強化・育成に努める。また、各種 目ヘッドコーチをジュニア競技者強化合宿 へ積極的に派遣し、一貫した選手の強化・育 8 成に努める。 啓発活動の充実を図るには、講習会の開 女子競技者の強化については、本年度も 催が必要であるがアンチ・ドーピング委員会 国際大会への選手派遣並びに強化合宿を 単独で開 催することは受講者 数の確 保が 積極的に行い、強化・育成に努める。また、 現実的には難しく審判講習会、他各加盟団 女子競技者においては他種競技団体との連 体事業と広く協力し、同会場、同日程で開催 携を密にし、2020 年東京オリンピック・パラ するなどの工夫が必要である。また、開催さ リンピック競技大会に向けた選手の発掘に れる講習会へは積極的に講師の派遣を計り 努める。 たい。現在すでに J C Fホームページによる 選 手 発 掘 事 業については、日本 スポー U C I 規則の改訂、禁止薬物、スポーツファー ツ振興センター主催のタレント発掘・育成 マシスト検索、T U E 申請等に関する問い合 (N T I D)合同トライアル、並びにガールズサ わせ、広報を行っているが、これをさらに充実 マーキャンプを通じて選手発掘に努める。 させ選手・監督からの要請に応えたい。具 3. 国際競技大会関係主要事業 体的には WA DA、U C I の競技規則改定が ①世界選手権自転車競技大会選手派遣 あった際、選手・監督がより理解しやすいよ (トラック、ロード、 マウンテンバイク、B M X、 うに改 正 点を抽出するなどして掲載する。 室内自転車競技、シクロクロス、トライアル、 将 来 的には、大 会 参 加者に対して、ホーム Jrトラック、) ページに掲載してある重要事項、Eラーニン ②ワールドカップ大会選手派遣 グプログラム学習修了証をプリントアウトさ ③アジア自転車競技選手権大会選手派遣 せて受付を行う方法も有効と考えられ、実現 (トラック、 ロード、 マウンテンバイク) 化に向けたホームページの課題の整備、改 ④ UCIトラックカレンダーレースへの派遣 善を図る。 ※ ⑤国際会議への派遣 次に、本連盟所属の R T PA 選手は現在 約 10 名が登録されている。居場所情報登 [ アンチ・ドーピング委員会 ] 録提出、問い合わせがあれば質問に応え、本 昨今の海外におけるドーピング違反報道 連盟アンチ・ドーピング委員会の責任として は、まるで自転車競技といえばドーピングと 事務局を通して行う。 いうイメージを持つくらいスポーツ界のみな 最後に、昨年度も北海道大学薬剤部を通 らず、一般社会全体にマイナスイメージを与 して分析を行っている使用薬物リストの分析 える影響が大きいと思われる。このことは を本年も引き続き行い、分析結果をアンチ・ 本連盟にとっても非常に重要な意味を持つ ドーピング啓発活動に供したい。 ものであり、真摯に受け止めドーピング防止 ※ R T PAとは、JADAまたは国際競技団体 策を速やかに進めていかなければならない。 具体的には、ドーピング防止、抑止力の核を (IF)の検査対象者登録リストへ登録された トップクラスのアスリートのこと。 なす二本の柱、 「大会検査」 「 、アンチ・ドーピ ング講習会、アウトリーチプログラム実施、 RTPA になると、事前通告なしの競技会外検 査をより効果的に受け自らがクリーンである 啓発活動」を活動の軸にすえて事業の実施 ことを証明するために、インターネット上の を行う。 ドーピング防止管理運営システム (ADAMS) 1. 検査の実施と検査体制の充実 を通じて四半期ごとに 3 ヵ月分の居場所情 (1)検査実施予定対象大会 報を提出する必要がある。 全日本大会、国際大会の検査対象大会に 居場所情報は、居住地・宿泊地・トレーニン おいて実施予定。 グ場所や競技会などの情報を、例えば部屋 (2)JADA 派遣 DCO との協同作業 国内で開催される全日本選手権(ロード、 番号まで詳細に提出しなければならず、さら に、必ず検査に対応できる時間と場所を指 トラック、シクロクロス、MTB、BMX、イン 定する「60 分の時間枠」を指定することも ドア、トライアル、パラサイクリング)大会に 義務 付けられている。60 分枠で指 定した おいて検査を実施する。 時間と場所にいなかった場合(検査未了)、 検査の実施に当たっては、検査の国内統 または居場所情報が期限までに提出されな 括機関である JADA(日本アンチ・ドーピン かったり、アップデートされてない(居場所情 グ機構)の協力の下、JADA 派遣 DCO(ドー 報未提出)ことが12 ヶ月間で合計 3 回にな ピング・コントロール・オフィサー)と本連盟 ると、 「ドーピング防止規則違反」となり、4 アンチ・ドーピング委員会推薦の DCOで検 査を担当する。JA DA 派遣 D COと協力し、 年間の資格停止になる可能性がある。 [ 国際推進部会〕 協同作業することにより、検査の公平性、客 本連盟によるチーム派遣のみならず個々 観性を保つことに努める。 のチーム、競技者、審判員らによる多様な国 (3)シャペロンの増員、継続性 外競技活動や、国内での国際大会開催、国 WA DA 規定、U C I 規定両面からも大会 際化を視野に入れたチーム等の体制の整備 検 査におけるシャペロンの 役 割が 重要に など、多年に亘り国際的活動は増加し続け なってきている。具体的には、対象選手をよ ている。 りきめ細かく監視するためには人数の増員 この状況下に、わが国と世界、特にアジア が不可欠であり、それらを実践させる為にも 圏の自転車競技の健全な継続的発展に資す 現在のシャペロン人数増員の必要性につい るために、国内、国外から評価される高いブ て、各大会主催者側へ協力を依頼する。さ ランド力が求められる。 らにはそれらのシャペロンに多くの試合を経 そのために国際的競技大会の質を高め、 験させ、養成していくことも重要である。 さらに国内大会に反映させるためにも、国際 2. 啓発活動の充実 p.17 へ続く 順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 エリート 200 170 150 135 130 125 120 116 109 105 101 97 92 89 86 83 80 77 74 71 68 65 61 59 57 55 54 53 52 51 50 49 48 47 46 45 44 43 41 39 U23 150 120 100 80 60 50 45 40 36 32 30 28 26 24 22 20 18 16 14 12 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 以降1 ジュニア 90 80 70 60 54 48 44 40 36 32 30 28 26 24 22 20 18 16 14 12 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 以降1 マスター 90 80 70 60 54 48 44 40 36 32 30 28 26 24 22 20 18 16 14 12 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 以降1 順位 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 - エリート 37 36 35 34 33 32 31 30 29 27 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 以降1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 順位 全日本選手権大会・ CJ-U 300 240 210 180 168 156 144 120 108 102 96 90 84 78 72 66 60 54 48 46 44 41 39 36 34 32 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 以降 1 250 200 175 150 140 130 120 100 90 85 80 75 70 65 60 55 50 45 40 38 36 34 32 30 28 26 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 以降 1 CJ-1 75 60 53 45 42 39 36 33 30 27 24 21 19 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 以降 1 CJ-2, DHI ク オ リ フ ァ イ (予選),XCT 等 20 17 15 13 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 - 2014㻌 マウンテンバイク・ポイント・ランキング・テーブル ↓② 山折り - 16 - 【別 表 5】 2014㻌 マウンテンバイク・ポイント・ランキング・テーブル JCF 2015 (公財)日本自転車競技連盟 2015 年版の競技規則集が発行されました。 ご購入希望のお問合せは、各加盟団体へお問合せください。 2015 年版 JCF競技規則集 公益財団法人 日本自転車競技連盟 2015 年改訂事項一覧表 概要説明 (公財) 日本自転車競技連盟 競技規則集 ←① 取り外して、切る ※ このページから内側部分を取り外して、①折り目部分で切り取り、 ②点線部分を山折りにして下さい。携帯版(A5,16p)になります。 JAPAN CYCLING FEDERATION SECRETARIAT: C/O JITENSHA-SOGO Bldg, 3-3-1, KAMI-OSAKI, SHINAGAWA-KU, TOKYO 141-0021, JAPAN TEL; +81-3-6277-2690 FAX; +81-3-6277-2691 e-mail: [email protected] UCI プロチーム 治療目的使用の特例措置 競技者の装備 2014 年版 国内選手権保持者のジャージ: 国内選手権保持者のジャージとそのデザインは本連盟固有の 財産である. ロード,トラック,シクロクロス,マウンテンバイク,BMX,トライア ルおよび室内自転車競技の国内選手権者はそのタイトルを得 た種目,部門,カテゴリにおける全競技大会においてそのジャ ージを着用しなければならないが,他の競技では着用できな い.この規則の目的に照らし,チーム・タイムトライアルは個人タ イムトライアルと同等に扱う.6 日間競走においては,マディソン の国内選手権者は 2 人ともに参加する場合でなくても選手権者 のジャージを着用しなければならない. 国内選手権を保持しなくなった競技者は,国内連盟の定める技 術的細目に従って,そのジャージの襟と袖口およびパンツの裾 にその国の色の縁飾りを付けることができる.しかしながら,そ のジャージは国内選手権を得た種目,部門においてのみ着用 でき,他の競技では着用できない.UCI アンチドーピング委員会 が,アンチドーピング規則条項 204 に述べられる再検討後に, 当該競技者がアンチドーピング違反を犯していたと断言した場 合,直ちに,彼が完全に無罪とされるまで,国内選手権者のジ ャージあるいはナショナル・カラーの縁取りをつけたジャージの 着用は差し止められる. 国内選手権者のジャージは走路上,表彰式,記者会見,テレ ビ・インタビュー,サイン会および良好なプレゼンテーションを要 するその他の機会においては着用されなければならない. 装備) 競技中と公式行事中には,ジャージの表示やゼッケンを隠すよ うな衣類を着用してはならない.雨具のデザインは,チーム主要 色のひとつを使用してジャージと類似していなければならない. UCI ワールドチーム 治療使用特例 2015 年版 (公財)日本自転車競技連盟競技規則集改訂事項一覧表(案) 条項 全般 呼称変更 呼称変更 第3章 第8条 (装備) 2. 競技中と公式行事中には,ジャージの表示やゼッケンを隠すよう な衣類を着用してはならない.雨具,透明あるいはジャージと同 じ外観でなければならない. 第8条 7.(4) 国内選手権保持者のジャージ: 国内選手権保持者のジャージとそのデザインは本連盟固有の 財産である. ロード,トラック,シクロクロス,マウンテンバイク,BMX,トライア ルおよび室内自転車競技の国内選手権者はそのタイトルを得 た種目,部門,カテゴリにおける全競技大会においてそのジャー ジを着用しなければならないが,他の競技では着用できない.こ の規則の目的に照らし,チーム・タイムトライアルは個人タイムト ライアルと同等に扱う.6 日間競走においては,マディソンの国 内選手権者は 2 人ともに参加する場合でなくても選手権者のジ ャージを着用しなければならない. 国内選手権を保持しなくなった競技者は,国内連盟の定める技 術的細目に従って,そのジャージの襟と袖口にその国の色の縁 飾りを付けることができる.しかしながら,そのジャージは国内選 手権を得た種目,部門においてのみ着用でき,他の競技では着 用できない.UCI アンチドーピング委員会が,アンチドーピング 規則条項 204 に述べられる再検討後に,当該競技者がアンチド ーピング違反を犯していたと断言した場合,直ちに,彼が完全に 無罪とされるまで,国内選手権者のジャージあるいはナショナ ル・カラーの縁取りをつけたジャージの着用は差し止められる. 国内選手権者のジャージは走路上,表彰式,記者会見,テレビ・ インタビュー,サイン会および良好なプレゼンテーションを要する その他の機会においては着用されなければならない. 2 1 1 ボディ・ ナンバー 2 1 1 2 1 1 2 1 1 2 団体追抜競走 【㻶】200m タイム トライアル 1km タイムトラ イアル 500m タイムトラ イアル ロード ワ ン デ イ ・ レ ー ス (クリテリウム, 個人ロードレー スを含む) ステージ・レー ス タイムトライアル シクロクロス トラック スプリント 個人追抜競走 2 2 1 1 1 1 2 1 1 2 1 1 2 第13条(ゼッケン(ナンバー・カード)の枚数) (ゼッケン(ナンバー・カード)の枚数) ゼッケン(ナンバー・カード)の枚数は以下のとおり. ゼッケン(ナンバー・カード)の枚数は以下のとおり. この表にない種目に対しては種目の特性に応じて枚数を決定す この表にない種目に対しては種目の特性に応じて枚数を決定す る る ハンドル フレー ハンドル ボディ・ フレーム・ 肩番号 バー 種目 肩番号 バー ム・ ナンバー ナンバー ナンバー 番号 番号 種目 ロード ワ ン デ イ ・ レ ー ス (クリテリウム, 個人ロードレー スを含む) ステージ・レー ス タイムトライアル シクロクロス トラック スプリント 個人追抜競走 団体追抜競走 【㻶】200m タイム トライアル 1km タイムトラ イアル 500m タイムトラ イアル JCF 2015 2.2 熊野 2.1 ワンデイレース ジャパン N1.2 1.2 沖縄 ツール・ド・ 国内競技日程 ツアー・オブ・ ツール・ド・ 30 2.2 北海道 ツール・ド・ 30 40 16 56 32 3 6 8 12 10 3 5 6 7 8 12 16 24 20 80 ロードレース 全日本選手権 タイム トライアル 11 16 5 6 2 4 8 3 6 12 40 80 16 8 16 24 56 10 32 10 7 40 4 20 8 12 30 16 12 70 40 6 10 3 6 7 3 8 5 8 5 16 2 合計 2 5 4 トライアル 70 100 40 170 200 140 120 130 100 30 ロードレース 6 11 5 8 4 5 7 6 9 15 20 30 100 25 1.H カップ ジャパン 【別 表 4】 ロード競 技 大 会 用 ポイント・テーブル(男 子 エリート) CLASS EVENT 1 2 総合順位 3 4 5 6 10 7 8 9 10 11 3 12 13 14 15 16 17 18 19 1 2 20 ステージ毎の順位 世界選手権 4 ロードレース 70 100 40 30 タイム 4 2 3 アジア大会 4 5 14 7 8 20 トライアル タイム 6 70 30 40 100 ロードレース 8 アジア選手権 20 7 8 14 トライアル タイム リーダー保持 CLASS EVENT 1 2 総合順位 3 4 25 3 5 8 10 15 20 30 40 50 60 70 90 110 15 20 25 15 20 6 8 9 7 6 4 5 4 5 25 15 20 6 5 8 9 7 6 4 5 4 10 5 6 10 7 2 80 10 7 5 4 3 6 8 2 9 8 9 10 11 3 12 13 3 14 15 16 17 18 19 20 N1.2対象大会については別途定める - 15 - 2.1 全日本選手権 ロード競 技 大 会 用 ポイント・テーブル(男 子 エリート) N1.2 タイムト ロード ライアル レース 㻌 㻌 15 30 10 25 5 20 15 10 5 2.2 ツール・ド・ 北海道 2.2 1.2 1.H ジャパン ツール・ド・ 国内競技日程 ツアー・オブ・ ツール・ド・ カップ 沖縄 ワンデイレース ジャパン 熊野 CLASS EVENT 㻌 10 7 4 ロード レース 㻌 㻌 40 30 25 20 15 10 5 3 3 3 㻌 40 30 25 20 15 10 5 3 3 3 㻌 40 30 25 20 15 10 5 3 3 3 㻌 タイム トライアル 世界選手権 ロード レース 㻌 㻌 タイム トライアル 㻌 㻌 7 3 1 㻌 125 85 70 60 50 40 35 30 25 20 15 10 5 5 5 3 3 3 3 3 (25 位ま で) 㻌 7 3 1 ロード レース 㻌 14 5 3 1 タイム トライアル 50 40 30 20 10 5 125 85 70 60 50 40 35 30 25 20 15 10 5 3 1 225 150 125 100 85 70 60 50 40 35 30 25 20 15 10 5 3 1 1 1 U23 1 ロード レース 25 20 15 10 5 3 600 500 400 350 300 250 200 175 150 125 100 90 80 70 60 55 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 エリート 3 アジア選手権 タイム トライアル 125 85 70 60 50 40 30 20 10 5 U23 (エリートと別レースの ときのみ) 70 55 40 30 25 20 15 10 5 3 300 250 200 150 125 100 85 70 60 50 40 30 25 20 15 10 5 5 5 5 エリート 総合順位㻌 㻌 1 200 2 150 3 125 4 100 5 85 6 70 7 60 8 50 9 40 10 35 11 30 12 25 13 20 14 15 15 10 16 5 17 5 18 5 19 5 5 (40 位まで) 20 位以下 ステージ 毎の順位㻌 1 2 3 4 5 6 リーダー 保持 EVENT CLASS 総合順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 - 30 N1.2対象大会については別途定める 補㻌 㻌 足 本 連 盟 の事 業 に関 して行 った決 定 事 項 に対 する不 服 申 し立 てについては,公 益 財 団 法 人 日 本 スポーツ仲 裁 機 構 の 「 スポ ー ツ仲 裁 規 則 」 に従 って な さ れる 仲 裁 に より ,解 決 されるものとする. 男子エリート世界選手権 その他の競技 オリンピック・男子エリート ワールド・カレンダー クラス HC および1 -男子 エリート トラック 男子エリート世界選手権 その他の競技 男子エリート・ワールドカッ プ エリート6日間競技 その他エリート競技 マウンテン・バイク エリート世界選手権 その他の競技 オリンピック競技大会 ワールドカップ シクロクロス エリート世界選手権 その他の競技 ワールドカップ クラス1 パラサイクリング 世界選手権 その他の競技 パラリンピック競技大会 ワールド・カップ 競技中の出来事 署名チェック 1.1 署名せずにス 除外または失格,および 除外または失格,お 100 タートする よび 30 1.2 チ ームが ,署 競技者:ᵏᵎᵎᴾ 名 チ ェ ッ ク に チーム監督:500 おけるチーム 順を尊重しな い ロード - 14 - 6. ロード・レース (3) ポイントの集 計 とランキングの公 表 ② 男 子 エリートとU23の集 計 は,10月 1日 から翌 年 の9月 30 日 ま で に獲 得 さ れ たポ イ ン トを 加 算 し て行 う . ラ ン キ ン グ は, UCI ロード・ コ ンチ ネンタル・ ランキ ング発 表 の日 を 目 処 として作 成 ・発 表 する 8. マウンテンバイク(MTB) (2) ポイントの集 計 とランキングの公 表 ④ ランキング集 計 の対 象 となる大 会 数 は,JおよびJ1の全 大 会 数 の75%(小 数 点 以 下 切 り上 げ)とする. ロード・レース ポイントの集 計 とランキングの公 表 UCIランキングに準 じ, 52週 間 のローリング・ランキングと する.対 象 大 会 毎 に獲 得 ポイントを加 算 するこ とによって 作 成 される.同 時 に,前 年 の大 会 で獲 得 されたポイントは 控 除 される. マウンテンバイク(MTB) ポイントの集 計 とランキングの公 表 ランキング集 計 の対 象 となる大 会 数 は,当 該 年 度 の全 日 本 選 手 権 大 会 及 び CJ-U、 CJ-1の 大 会 合 計 数 に 65%を 掛 けて算 出 (小 数 点 以 下 切 り上 げ)する. 日 本 自 転 車 競 技 連 盟 ランキング制 度 第 5章 第 7条 登 録 者 規 程 男子エリート世界選手権 その他の競技 オリンピック・男子エリート ワールド・カレンダー クラス HC および1 -男子 エリート トラック 男子エリート世界選手権 その他の競技 男子エリート・ワールドカッ プ エリート6日間競技 その他エリート競技 マウンテン・バイク エリート世界選手権 その他の競技 オリンピック競技大会 ワールドカップ シクロクロス エリート世界選手権 その他の競技 ワールドカップ クラス1 パラサイクリング 世界選手権 その他の競技 パラリンピック競技大会 ワールド・カップ 競技中の出来事 1. 署名チェック 1.1 署名せずにス 競技者:100 競技者: 30 タートする ロード 付 表 3 :ペ ナ ル テ ィ 表 JCF 2015 2 2 2 1 2 2 速度競走 2 2 エリミネイション BMX 1 2 (側面) 1 1 1 マウンテンバイク 全競技 *肩番号は,前方から見えるように上腕部に着用しなければな らない. ポイント・レース ケイリン チーム・スプリン ト マディソン オムニアム・(全 競技) スクラッチ -3- 状のハンドルバーのみが使用できる(「構造(1)」図を見よ).ハ ンドルバーは以下に明示する範囲になければならない: 上限, サドル座面(B)を通る水平面; 下限,前後輪(これらは同径であ る)の上端を通る水平線(C); 後方は操舵軸(D)そして前方は 5cm の許容差を以って前車軸を通る垂直線(「構造(1)」図を見 よ).この(A)については,トラックの短距離種目(フライング 200m,フライングラップ,スプリント,チーム・スプリント,ケイリ ン,500m および 1km タイムトライアル)に出場する競技者の自 転車には適用しないが,前車軸を通る垂直線より 10cm 以上前 に出てはならない. 【J】ハンドルバーの下限(C)(前後輪の上端を通る水平線)は, 身体形態上の理由で必要な場合には下方に拡張できる.これら の理由により,規定より寸法の小さい自転車が必要であると考 える競技者は,バイク・チェック時にコミセール・パネルに申告し なければならない. ハンドルバーに付くブレーキ操作部は,二つのレバー保持部か らなる.これは,レバー保持部の上に置いた手でレバーを引い てブレーキを作動できなければならない.二者択一的使用をし やすくするいかなる保持部の延長および変形も禁止する. ブレーキと変速機操作の複合機構は承認されている. ストレート/フラットなハンドルバーの使用は認められない. ロード・タイムトライアルとトラックにおける個人およびチーム・パ ーシュートにおいては,ステアリング・システムに固定延長部を 付加することができる; この場合,肘の支持点とハンドルバー・ エクステンションの最高部と最低部(変速レバーを含む)との差 は 10cm を超えてはならない..トラックの 500m および 1km タ イムトライアルにおいてもハンドルバー・エクステンションを付加 することは可能であるが,この場合,サドルの先端はボトムブラ ケット軸を通る垂直面より少なくとも 5cm 後方になければならな い. ボトムブラケット軸を通る垂線とハンドルバーの先端との距離は 75cm を超えてはならず; その他の第 16 条 3.(2)d)①(B,C,D) に定める制限は変更されない.肘または前腕の保持部は許され る(図「構造(1B)」を見よ). 第5章 自転車およびオートバイ 第16条 (トラック・レーサーおよびロード・レーサー) 3. 自転車 (2) 技術的詳細 d)① 第 16 条 3.(2)d)②を適用する以外の競技においては,伝統的形 JCF 2015 2 2 2 1 2 2 2 2 BMX 1 2 (側面) 1 1 1 マウンテンバイク 全競技 1 1 トライアル *肩番号は,前方から見えるように上腕部に着用しなければな らない. ** 大会テクニカルガイドにおいて必要とされるなら,BMX にお いてフレーム・ナンバーを使用する. 第 16 条 3.(2)d)②を適用する以外の競技においては,伝統的形 状のハンドルバーのみが使用できる(「構造(1)」図を見よ).ハ ンドルバーは以下に明示する範囲になければならない: 上限, サドル座面(B)を通る水平面; 下限,前後輪(これらは同径であ る)の上端を通る水平線(C); 後方は操舵軸(D)そして前方は 5cm の許容差を以って前車軸を通る垂直線(「構造(1)」図を見 よ).この(A)については,トラックの短距離種目(フライング 200m,フライングラップ,スプリント,チーム・スプリント,ケイリ ン,500m および 1km タイムトライアル)に出場する競技者の自 転車には適用しないが,前車軸を通る垂直線より 10cm 以上前 に出てはならない. 【J】ハンドルバーの下限(C)(前後輪の上端を通る水平線)は, 身体形態上の理由で必要な場合には下方に拡張できる.これら の理由により,規定より寸法の小さい自転車が必要であると考 える競技者は,バイク・チェック時にコミセール・パネルに申告し なければならない. ハンドルバーに付くブレーキ操作部は,二つのレバー保持部か らなる.これは,レバー保持部の上に置いた手でレバーを引い てブレーキを作動できなければならない.二者択一的使用をし やすくするいかなる保持部の延長および変形も禁止する. ブレーキと変速機操作の複合機構は承認されている. ストレート/フラットなハンドルバーの使用は認められない. ロード・タイムトライアルとトラックにおける個人およびチーム・パ ーシュートにおいては,ステアリング・システムに固定延長部を 付加することができる; この場合,肘の支持点とハンドルバー・ エクステンションの最高部と最低部(変速レバーを含む)との差 は 10cm を超えてはならない..トラックの 500m および 1km タ イムトライアルにおいてもハンドルバー・エクステンションを付加 することは可能であるが,この場合,サドルの先端はボトムブラ ケット軸を通る垂直面より少なくとも 5cm 後方になければならな い. ボトムブラケット軸を通る垂線とハンドルバーの先端との距離は 75cm を超えてはならず; その他の第 16 条 3.(2)d)①(B,C,D) に定める制限は変更されない.肘または前腕の保持部は許され る(図「構造(1B)」を見よ). (トラック・レーサーおよびロード・レーサー) 自転車 原則 エリミネイション 速度競走 ポイント・レース ケイリン チーム・スプリン ト マディソン オムニアム・(全 競技) スクラッチ JCF 2015 自転車競技場 ロード・タイムトライアルおいては,ハンドルバー延長部に操作 部またはレバーを,75cm マークを超える握りの位置をもたらさ ない限りにおいて,固定することができる. 前節により規定されるトラックおよびロード競技においては,この 75cm の距離は身体形態上の理由により 80cm まで延長でき る; “身体形態上の理由”とは,競技者の身体部分の長さに起因 するものと理解される.この理由により 75 から 80cm の距離を 使用する必要があると考える競技者は,そのバイク・チェック時 にコミセール・パネルに伝えなければならない.身体形態上の理 由によるただひとつの免除を要請できる:条項 1.3.023 に従い, ハンドルバー・エクステンションを前進させるか,サドル先端を前 進させることができる 第6章 ロード・レース・コース ロード・タイムトライアルおいては,ハンドルバー延長部に操作 部またはレバーを,75cm マークを超える握りの位置をもたらさ ない限りにおいて,固定することができる. 前節により規定されるトラックおよびロード競技においては,こ の 75cm の距離は身体形態上の理由により 80cm まで延長でき る; “身体形態上の理由”とは,競技者の身体部分の長さに起 因するものと理解される.この理由により 75 から 80cm の距離 を使用する必要があると考える競技者は,そのバイク・チェック 時にコミセール・パネルに伝えなければならない. 身長が 190cm あるいはそれ以上の競技者においては,ボトム ブラケット軸を通る垂線とすべての付属品を含めたハンドルバ ー・エクステンション先端間の水平距離は 85cm を超えてよい. 身体形態上の理由によるただひとつの免除を要請できる:第 16 条 3.(2)a)①に従い,ハンドルバー・エクステンションを前進させ るか,サドル先端を前進させることができる 第22条 (コーナー・ラバー・パッド) (コーナー・ラバー・パッド) タイム・レースにおいては,コーナー部分のブルー・バンドに,長さ 【J】タイム・レースにおいては,コーナー部分のブルー・バンドに, 50cm,厚さ8cmの合成材のラバー・パッドを5m間隔で置いて,走 長さ50cm,厚さ8cmの合成材のラバー・パッドを5m間隔で置い 行できないようにする. て,走行できないようにする. 第7章 第23条 (ロード・レース・コース) 4. コース上には,0km(正式スタート)および 50km,フィニッシュ・ ラインの手前 25km,20km,10km,5km,4km,3km,2km, 1km に標識を立てる.サーキットでレースが終了する場合は, 3km,2km と 1km の標識および残り周回数の表示を行う. フ ィ ニ ッ シ ュ ・ ラ イ ン 前 に は , 500m , 300m , 200m , 150m , 100m,50mの表示を設置する.特に,最後の1kmには赤色の 三角標識とし,これとフィニッシュの横断幕の間には,その他の 横幕等を掲示してはならない. (ロード・レース・コース) コース上には,0km(正式スタート)および 50km,フィニッシュ・ラ インの手前 25km,20km,10km,5km,4km,3km,2km,1km に標識を立てる.サーキットでレースが終了する場合は,3km, 2km と 1km の標識および残り周回数の表示を行う. 中間スプリントあるいは山岳賞を表示するため,横断幕または 両側に置いた 2 枚のパネルを使用する. フ ィ ニ ッ シ ュ ・ ラ イ ン 前 に は , 500m , 300m , 200m , 150m , 100m,50mの表示を設置する.特に,最後の1kmには赤色の三 角標識とし,これとフィニッシュの横断幕の間には,その他の横 幕等を掲示してはならない. 5. フィニッシュ地点の手前に,競技管理に必要なコミセール・カー,公式ドク フィニッシュ地点の手前に,競技管理に必要なコミセール・カー,公式ドク ター・カー,最小1分以上集団より先行している優勝者のチーム・カー以外 ター・カー,最小1分以上集団より先行している優勝者のチーム・カー,サ の一切の車両(オートバイを含む)のための迂回路を設けなければならな グワゴン以外の一切の車両(オートバイを含む)のための迂回路を設けな い. ければならない. 第25条 (補給所および機材ピット) (補給所および機材ピット) 競技大会を組織する競技委員会が必要と認めた場合には,総 競技大会を組織する競技委員会が必要と認めた場合には,総 務委員会と協議のうえ飲食料の補給所および機材ピットを設定 務委員会と協議のうえ飲食料の補給所および機材ピットを設定 する. する. 補給所および機材ピットは,競走中の競技者が認識できるよう この補給区域には,標識を設け,補給が円滑に行われるように 十分な長さがなければならない. に標識を立てて明示する. 各補給区間は,補給区間の直前および直後に競技者が廃棄で きるための廃棄区間を伴わなければならない. 主催者はまた,各レースまたはステージの最後の20 km以前 に,競技者がその廃棄物を捨てる機会を持てるよう十分な長さ の廃棄ゾーンを設けなければならない. これらの補給は,チームに随行しているスタッフが行うもので, 他の者が行ってはならない.彼らは路側にのみ位置しなければ ならず,当該国における道路通行に使用される側でなければな らない. -4- JCF 2015 付 表 2 -1 :ロ ー ド ・レ ー ス の 区 分 (ク ラ ス ) ステージ・レースの最大期間は以下による: 4. ステージ・レースの最大期間は以下による: 新規大会の期間は,理事会による例外が 認められない限り,4 日間に限られる. レース 最大 UCI プロツア 新 規 競 期間はプロフェッショナル自転車競技評議 UCI ワールドツアー 期間はプロフェッショナル自転車競技評議 技大会 会が決定する ー 会が決定する UCI ワールド・カレンダ 各大会の最大期間は 2004 年と同じでなけ 主要ステージ・レース 15 日~23 日 ー・ヒストリック・クラス ればならない.オー・クラス,クラス 1,クラ ス 2 の新規大会の期間は,理事会による 例外が認められない限り,5 日間に限られ る. コンチネンタル・サーキ 各大会の最大期間は 2004 年と同じでなけ コンチネンタル・サーキ 現存の大会の期間は UCI 理事会により短 ット ればならない. ット 縮されうる.この場合,主催者は UCI 理事 オー・クラス,クラス 1,クラス 2 の新規大会 会に聴取される権利を持つ. の期間は,理事会による例外が認められ オー・クラス,クラス 1,クラス 2 の新規大 ない限り,5 日間に限られる. 会の期間は,理事会による例外が認めら れない限り,5 日間に限られる. クラス 1,クラス 2 の新規大会の期間は, 理事会による例外が認められない限り,6 日間に限られる. エリート女子ワールド・ 各大会の最大期間は 2004 年と同じでなけ エリート女子ワールド・ ればならない.クラス 1,クラス 2 の新規大 サーキット サーキット 会の期間は,理事会による例外が認めら れない限り,6 日間に限られる. ジュニア男子およびジ 各大会の最大期間は 2004 年と同じでなけ ジュニア男子およびジュ ュニア女子 ればならない.新規大会の期間は,理事会 ニア女子 ワールド・サーキット による例外が認められない限り,4 日間に ワールド・サーキット 限られる. 付 表 2 -2 : ト ラ ッ ク ・レ ー ス の 区 分 (ク ラ ス ) トラック・レース競技大会は以下のクラス分けと参加基準にしたがっ トラック・レース競技大会は以下のクラス分けと参加基準にしたがっ て競技日程に掲載される. て競技日程に掲載される. 世界競技日程 1. 世界競技日程 競技大会の種類 参加方法 競技大会の種類 参加方法 オリンピック競技大会 - オリンピック競技大会規則による オリンピック競技大会 - オリンピック競技大会規則による 世界選手権大会 - 世界選手権大会規則による 世界選手権大会 - 世界選手権大会規則による ワールドカップ大会 - UCI 規則第 3.4.004 条から第 3.4.007 ワールドカップ大会 - UCI 規則第 3.4.004 条から第 3.4.007 条による 条による 大陸選手権大会 - UCI 規則第 3.8.004 条を見よ 大陸選手権大会 - UCI 規則第 3.8.004 条を見よ 大陸競技大会 大陸競技大会 Class 1 Class 1 - 最少 5 カ国の参加 - 最少 5 カ国の参加 - 男子エリートの競技 - 男子エリートの競技 - ジュニア(男/女),U23(男/女),女子の - ジュニア(男/女),U23(男/女),女子ま たはパラサイクリングの競技(最少 3 カ 競技(最少 3 カテゴリ) テゴリ) - 最少 5 の種目* - 最少 5 の種目* Class 2 - 最少 4 カ国の参加 Class 2 - 最少 4 カ国の参加 - 男子エリートの競技 - 男子エリートの競技 - ジュニア(男/女),U23(男/女),女子の - ジュニア(男/女),U23(男/女),女子ま 競技(最少 2 カテゴリ) たはパラサイクリングの競技(最少 2 カ - 最少 4 の種目* テゴリ) - 最少 3 の種目* Class 3 - 最少 3 カ国の参加 Class 3 - 最少 3 カ国の参加 - 男子エリートの競技 男子エリートの競技 - ジュニア(男/女),U23(男/女),女子の - ジュニア(男/女),U23(男/女),女子ま 競技(最少 1 カテゴリ) たはパラサイクリングの競技(最少 1 カ - 最少 2 の種目* テゴリ) - 最少 2 の種目* *競技 = エリート世界選手権大会プログラムにおけるカテゴリごとの *競技 = エリート世界選手権大会プログラムにおけるカテゴリごとの 種目 種目 - 13 - JCF 2015 1E1 – 2E1 1E2 – 2E2 編㻌 㻌 㻌 成 1A2 – 8A2 2A2 – 7A2 3A2 – 6A2 4A2 – 5A2 1D1 – 4D1 2D1 – 3D1 1着 1D1 2D1 3D1 4D1 1E1 2E1 9位 11 位 1着 1A1 2A1 3A1 4A1 5A1 6A1 7A1 8A1 “B” トーナメント 人数 組合せ方法 組 8 1 1/4 決勝 200m TT の (1/4 FINAL) 2 結果により 3 13-16 位決定 4 4 1E2 1 1/2 決勝 2E2 (1/2 FINAL) 2 4 10 位 決勝 1 (FINAL) 2 12 位 2着 1E1 – 2E1 1E2 – 2E2 1 2 4 4 1/2 決勝 2 回戦制 決勝 2 回戦制 1/4 決勝 2 回戦制 1 2 3 4 1 2 1 2 3 4 5 6 1 敗者復活戦 2 (6) 2×3 8 1A – 12A 2A – 11A 3A – 10A 4A – 9A 5A – 8A 6A – 7A 1B2 – 4B2 – 6B2 2B2 – 3B2 – 5B2 1B1 – 2C 2B1 – 1C 3B1 – 6B1 4B1 – 5B1 1D – 4D 2D – 3D 12 1/8 決勝 6×2 編㻌 㻌 㻌 成 N1 – N24 N2 – N23 N3 – N22 N4 – N21 N5 – N20 N6 – N19 N7 – N18 N8 – N17 N9 – N16 N10 – N15 N11 – N14 N12 – N13 人数 組合せ方法 組 24 1 1/16 決勝 2 12 X 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1E1 – 2E1 1E2 – 2E2 編㻌 㻌 㻌 成 1A2 – 8A2 2A2 – 7A2 3A2 – 6A2 4A2 – 5A2 1D1 – 4D1 2D1 – 3D1 1着 1D1 2D1 3D1 4D1 1E1 2E1 9位 11 位 2着 1E2 2E2 10 位 12 位 200m TT の 結果により 13-16 位決定 2 位(銀) 4位 1E2 2E2 5-8 位 決定戦へ 1B2 2B2 3B2 4B2 5B2 6B2 200m TT の結 果により 9 位-12 位決定 1 2 3 4 1 2 1E1 – 2E1 1E2 – 2E2 1/2 決勝 2 回戦制 決勝 2 回戦制 1/4 決勝 2 回戦制 1 2 4 4 8 1A – 12A 2A – 11A 3A – 10A 4A – 9A 5A – 8A 6A – 7A 1B2 – 4B2 – 6B2 2B2 – 3B2 – 5B2 1B1 – 2C 2B1 – 1C 3B1 – 6B1 4B1 – 5B1 1D – 4D 2D – 3D 1/8 決勝 6×2 1 2 3 4 5 6 1 敗者復活戦 2 (6) 2×3 12 1 位(金) 3 位(銅) 1D 2D 3D 4D 1E1 2E1 1B1 2B1 3B1 4B1 5B1 6B1 1C 2C 2 位(銀) 4位 1E2 2E2 5-8 位 決定戦へ 1B2 2B2 3B2 4B2 5B2 6B2 200m TT の結 果により 9 位-12 位決定 予 選 により24名 を選 出 する場 合 (UCI トラック・ワールドカップ および UCI 世 界 選 手 権 大 会 ) 人数 組合せ方法 組 編㻌 㻌 㻌 成 1着 2着 24 1 N1 – N24 1A 1/16 決勝 2 N2 – N23 2A 12 X 2 3 N3 – N22 3A 4 N4 – N21 4A 5 N5 – N20 5A 200m TT の結 6 N6 – N19 6A 200m TT の結 果により, 7 N7 – N18 7A 果により, 8 N8 – N17 8A 13-16 位決定 13-16 位決定 9 N9 – N16 9A 10 N10 – N15 10A 11 N11 – N14 11A 12 N12 – N13 12A 2着 - 12 - 1 位(金) 3 位(銅) 1D 2D 3D 4D 1E1 2E1 1B1 2B1 3B1 4B1 5B1 6B1 1C 2C 1着 1A 2A 3A 4A 5A 6A 7A 8A 9A 10A 11A 12A 予 選 により24名 を選 出 する場 合 (UCI 世 界 選 手 権 大 会 ) “B” トーナメント 人数 組合せ方法 組 8 1 1/4 決勝 (1/4 FINAL) 2 3 4 4 1 1/2 決勝 (1/2 FINAL) 2 4 決勝 1 (FINAL) 2 編㻌 㻌 㻌 成 N 1 - N16 N 2 - N15 N 3 - N14 N 4 - N13 N 5 - N12 N 6 - N11 N 7 - N10 N8-N9 2着 人数 組合せ方法 組 編㻌 㻌 㻌 成 1着 2着 N 1 - N16 1A1 200m TT に 16 1/8 決勝 1 200m TT に 2 N 2 - N15 2A1 よる予選の よる予選の 3 N 3 - N14 3A1 8×2 成績に従い 成績に従い 4 N 4 - N13 4A1 順位付ける 順位付ける 5 N 5 - N12 5A1 【ワールドカ 【ワールドカ 6 N 6 - N11 6A1 ップでは”B” ップでは”B” 7 N 7 - N10 7A1 トーナメント トーナメント 8 N8-N9 8A1 に進む】 に進む】 8 1 1A1 - 8A1 1B1 8 1A1 - 8A1 1B1 1/4 決勝 1/4 決勝 1 敗者は 敗者は 2A1 - 7A1 2B1 2A1 - 7A1 2B1 (1/4 FINAL) 2 (1/4 FINAL) 2 5-8 位 5-8 位 3 3A1 – 6A1 3B1 3 3A1 – 6A1 3B1 2 回戦制 2 回戦制 決定戦へ 決定戦へ 4 4A1 – 5A1 4B1 4 4A1 – 5A1 4B1 4 1 1B – 4B 1C1 1C2 4 1B – 4B 1C1 1C2 1/2 決勝 1/2 決勝 1 2B – 3B 2C1 2C2 2B – 3B 2C1 2C2 (1/2 FINAL) 2 (1/2 FINAL) 2 2 回戦制 2 回戦制 4 1 1C1 – 2C1 4 1 1C1 – 2C1 決勝 1 位(金) 2 位(銀) 決勝 1 位(金) 2 位(銀) 2 1C2 – 2C2 2 1C2 – 2C2 (FINAL) (FINAL) 4位 3 位(銅) 3 位(銅) 4位 2 回戦制 2 回戦制 㻌 㻌 注 :8×2とは 2 名 による対 戦 を 8 組 行 うこと. 㻌 㻌 注 :8×2とは 2 名 による対 戦 を 8 組 行 うこと. 人数 組合せ方法 組 16 1/8 決勝 1 2 3 8×2 4 5 6 7 8 予選により16名を選出する場合 (UCI トラック・ワールドカップ) 予選により16名を選出する場合 競技種目 トラック・レース規則 (チーム・パーシュート/団体追抜競走) チーム・パーシュートは,対戦する2チームが,トラックの両側か らスタートするレースである.相手チームに追いつく,あるいは より良いタイムを記録したチームを勝者とする. 各チームの競技者は1mの横間隔をおいてスタート・ライン上に 横一列に並ばなければならない. -5- (チーム・スプリント) チーム・スプリントは対戦する 2 チームが同時に,各競技者が1 周ずつ先頭を走るレースである. 男子競技は 3 競技者によるチームでトラックを 3 周する. 女子競技は 2 競技者によるチームでトラックを 2 周する. 【J】なお,500mトラックにおいては,半周ずつ先頭を走る男子 1.5周,女子1周としてよい. 各チームの競技者は,スタート・ライン後方に横隊で並ばなけ ればならない.競技者間の側方間隔は1.5mの間の等間隔とす る. 記録即認大会においては,最も内側の競技者はスターティン グ・マシンにより保持され,最初に先頭を走らなければならな い. (オムニアム) 1) スクラッチ・レース (第74条の表に従う) 2) インディヴィデュアル・パーシュート 4000 m エリート男子 3000 m ジュニア男子およびエリート女子 2000 m ジュニア女子 (決勝を除き, スクラッチ・レース 後の総合順位により各回 毎に2競技者を組み合わせる) 3) エリミネイション 4) タイムトライアル 1km 男子 500 m 女子 (エリミネイション後の総合順位により各回毎に2競技者を 組み合わせる) 5) フライング・ラップ 6) ポイント・レース 40 km,男子エリート 25 km 女子エリート 25 km,男子ジュニア 20 km 女子ジュニア (周回数とスプリント数については第70条の表を参照のこ と) 3. 各種目について全リザルトを作成する. 最初の5種目について全リザルトを作成する.これら最初の5種 目のみ,各勝者は40点を与えられ,各2位者は38点,各3位者 は36点というように点を与えられる. 21位およびそれ以下の競技者にはそれぞれ1点が与えられ る. 4. 各種目により獲得される累積総合順位は各種目後に昇順で更 ポイント・レースのスタートに先だち,ポイント合計によるその時 新しなければならない.順位合計が最少の競技者が勝者とな 点の順位が作成され,競技者は最初の5種目において獲得し る. たポイントを持ってポイント・レースをスタートする.競技者はそ 第68条 (チーム・パーシュート/団体追抜競走) チーム・パーシュートは,対戦する2チームが,トラックの両側か らスタートするレースである.相手チームに追いつく,あるいは より良いタイムを記録したチームを勝者とする. 12. 各チームの競技者は1mの横間隔をおいてスタート・ライン上に 横一列に並ぶか,スタート・ラインに対して45度の斜め線上に 並ばなければならない. 第72条 (チーム・スプリント) チーム・スプリントは対戦する 2 チームが同時に,各競技者が1 周ずつ先頭を走るレースである. 男子競技は 3 競技者によるチームでトラックを 3 周する. 女子競技は 2 競技者によるチームでトラックを 2 周する. 【J】なお,500mトラックにおいては,半周ずつ先頭を走る男子 1.5周,女子1周としてよい. 7. 各チームの競技者は,スタート・ライン後方に横隊または45度 の角度で並ばなければならない.競技者間の側方間隔は1.5 から2mの間の等間隔とする. 記録即認大会においては,最も内側の競技者はスターティン グ・マシンにより保持され,最初に先頭を走らなければならな い. 第83条 A (オムニアム) 1) フライング・ラップ 2) ポイント・レース 30 km,男子 20 km 女子 3) エリミネイション 4) インディヴィデュアル・パーシュート 4000 m エリート男子 3000 m ジュニア男子およびエリート女子 2000 m ジュニア女子 (決勝を除き,エリミネイション後の総合順位により各回毎に 2競技者を組み合わせる) 5) スクラッチ・レース (第74条の表に従う) 6) タイムトライアル 1km 男子 500 m 女子 (スクラッチ・レース後の総合順位により各回毎に2競技者 を組み合わせる) 第14章 第29条 (シクロクロス種目) (シクロクロス種目) 競技はできる限り下記に近い時間で行う: 1. 競技はできる限り下記に近い時間で行う: ① 男子ジュニア 40 分 ① 男子ジュニア 40 分 ② 男子アンダー23 50 分 ② 男子アンダー23 50 分 60 分 (アンダー23とエリートを同時 ③ 男子エリート 60 分 (アンダー23とエリートを同時 ③ 男子エリート に行う場合を含む) に行う場合を含む) ④ 女子 40 分 ④ 女子 40 分(50 分を超えてはならない) 3. 1 日で行なうすべての競技大会は,下記の競技の順番で行なわ なければならない: 1 男子ジュニア 2 男子 U23 3 女子 4 男子エリート 第8章 JCF 2015 JCF 2015 (シクロクロス) シクロクロスについては,UCI 競技規則第5部に準ずる. マスターズ・カテゴリに規定される場合を除き,シーズンを通じた 全レースにおいて適用されるカテゴリは,翌年 1 月 1 日に当該 競技者が属するカテゴリとする. UCI 世界選手権大会,別開催の男子 U23 競技を含む UCI ワー ルドカップおよび,国内連盟の定めるところにより国内選手権を 除き,別開催の男子 U23 競技がない場合には男子 U23 競技者 は男子エリートの競技に参加できる. 男子 U23 と男子エリートが,同じ競技で競走するならば,同時 スタートと同レース距離を意味する: - UCI ポイントは,エリートポイント基準に従い授与される - 選手権大会の場合には,1 つのタイトルだけが授与される(た とえば,U23 競技者が優勝したならば,エリートタイトルを授与 される). 国内連盟の判断により国内選手権大会を除いて,女子ジュニ アと女子エリート競技者は同一の競技に参加する. スタート区間は堅固な地面で,舗装路であることが望ましい.長 さ150 m以上,幅6m以上でなければならない.スタート区間は 可能な限り直線とし,下り勾配があってはならない.また,最初 のカーブの角度は90度以下でなければならない.Uターンは許 容されない.スタートの直線区間の後に最初にコース幅が狭く なる地点あるいは最初の障害物は,突然のものでなく,競技者 全員が容易に通過できるようなものでなければならない.スター (出走確認) スタート前に,全競技者は,コミセールの監督の下に署名を行 う. 競技者とチーム監督は,スタート・シートに署名する場所に集合 しなければならない.集合地点に,スタート時刻のすくなくとも 15分前までに集まり準備しなければならない.スタート・シート の署名は,集合地点を離れる時刻の10分前に終了する. 競技者はスタート・シートに署名しなければならず,さもなけれ ばレースから除外あるいは失格とされる.しかし,特定の状況 の特別な出来事の場合に,コミセール・パネルは,問題の競技 者をスタートさせることができる. 主催者は,チーム紹介およびワンデイ・レースとステージ・レー スの第1ステージでのスターティング・シート署名におけるチー ム順を決めることができる.チーム順が尊重されない場合,第 37条(罰則表)に従い,競技者とチーム監督は制裁される. (競技者の順守義務) 競技者は,いかなる場所でも,食料,食料袋,ボトル,衣類等 を,十分に注意することなく投棄してはいけない.競技者は,道 路上にいかなる物も,路肩に安全に置く以外は,投棄してはな らない. 主催者により廃棄ゾーンが設定されている場合,競技者はこの エリアの路側に,廃棄物を安全に置くことにより廃棄しなければ ならない. (ロード・レース) の合計ポイントから,ポイント・レース中におけるラップ獲得,遅 れ,中間スプリントによりポイントを加算,減算される. 最終的な全体の総合順位はポイント・レースを通して展開す る. オムニアムの勝者は,最多合計ポイントを得た競技者とする. 4A スクラッチ・レースあるいはポイント・レースで棄権あるいは除外 いかなる理由でも競技者は,その競技の棄権者とみなされ,最 された競技者は,その時点における最下位を与えられ,フライ 終順位において最下位競技者の下位に「DNF」(フィニッシュせ ング・ラップの最下位に与えられるポイントと同点のペナルティ ず)として記録される. エリミネイション以外のいかなる種目においても除外された競 順位を加えられる スクラッチ・レースにおいて,落車により,あるいは最後の1km 技者は,40ポイント減算のペナルティを科される. であったためにトラックに復帰できず,完走できなかった競技者 スクラッチ・レースにおいて,落車により,あるいは最後の1km であったためにトラックに復帰できず,完走できなかった競技者 は,その競技において付与可能な最下位とされる. は,1ポイントを与えられる. 5. 同点の場合,タイムトライアル競技の累積タイムにおいて最少 最終順位において同点の場合,最終種目であるポイント・レー スの最終スプリントの順位で決定する. の競技者を優位とする. 第15章 ロード・レース規則 第84条 (ロード・レース) 3. (出走確認) (1) スタート前に,全競技者は,コミセールの監督の下に署名を行 う. 競技者とチーム監督は,スタート・シートに署名する場所に集合 しなければならない.集合地点に,スタート時刻のすくなくとも 15分前までに集まり準備しなければならない.スタート・シート の署名は,集合地点を離れる時刻の10分前に終了する. 競技者はスタート・シートに署名しなければならず,さもなけれ ばレースから除外あるいは失格とされる.しかし,特定の状況 の特別な出来事の場合に,コミセール・パネルは,問題の競技 者をスタートさせることができる. シクロクロス規則 5. (競技者の順守義務) (1) 競技者は,いかなる場所でも,食料,食料袋,ボトル,衣類等 を,十分に注意することなく投棄してはいけない.競技者は,道 路上にいかなる物も,路肩に安全に置く以外は,投棄してはな らない. 第16章 第91条 (シクロクロス) シクロクロスについては,UCI 競技規則第5部に準ずる. マスターズ・カテゴリに規定される場合を除き,シーズンを通じ た全レースにおいて適用されるカテゴリは,翌年 1 月 1 日に当 該競技者が属するカテゴリとする. UCI 世界選手権大会,別開催の男子 U23 競技を含む UCI ワ ールドカップおよび,国内連盟の定めるところにより国内選手権 を除き,別開催の男子 U23 競技がない場合には男子 U23 競技 者は男子エリートの競技に参加できる. 女子ジュニアと女子エリート競技者は同一の競技に参加する. 10. スタート区間は堅固な地面で,舗装路であることが望ましい.長 さ200 m以上,幅6m以上でなければならない.スタート区間は 可能な限り直線とし,下り勾配があってはならない.また,最初 のカーブの角度は90度以下でなければならない.スタートの直 線区間の後に最初にコース幅が狭くなる地点あるいは最初の 障害物は,突然のものでなく,競技者全員が容易に通過できる ようなものでなければならない.スタートの横断幕は,スタート・ -6- JCF 2015 5. 競技施設 (1) 競技者エリア 競技者とチームのエリア 競技間に競技者が集合できるエリアは,競技エリアの近くに設定 競技間に競技者が集合できるエリアは,競技エリアの近くに設定 され,明瞭に標示されなければならない. され,明瞭に標示されなければならない.競技者とチームのため に確保されたエリアは,競技本部近傍の競技エリア外に位置す ることとする.ウォームアップ・セクションは競技者とチームのエリ アの中に設置されることとする. 掲示板 (2) 掲示板 スタート・リストおよびリザルト・リストを掲示するための良好な造 スタート・リストおよびリザルト・リストおよび全競技者情報を掲示 りの防水掲示板および/またはモニターは,トライアル・オフィス近 するための良好な造りの防水掲示板および/またはモニターは, 競技本部近傍に建てなければならない. 傍に建てなければならない. 映像スクリーンによる結果表示: 競技者,チームおよび観客 映像スクリーン・エリア:競技本部近傍のスクリーン・エリアは,競 のためのよい視界とアクセスがある,最小サイズ 42 インチのフラ 技者,チームおよび観客のために,良好な視界がなければなら ない. ットスクリーン 1 つ. WiFi アクセス: レース・オフィスとプレス・オフィスにおいては高 速無線インターネット接続が利用可能である必要がある. 競技本部競技本部は,できればトライアル競技会場の中央部に (3) レース・オフィス 参加登録とレース・オフィスは,主要セクションと表彰台エリアに 位置し,トライアル競技者により容易なアクセスを与え,およびよ りよい視界を観客に与えるようにしなければならない.このエリア 接続するか近傍に位置するオフィスを本拠としなければならな い.このオフィス内に掲示されるすべての指示は英語および開 は柵で仕切られなければならない. 主催者はこの目的のために,コンテナおよびテントまたはトラック 催国の両方の言語で表記されなければならない. を用いたエリアを設けなければならない.スクリーン・エリアとディ スクジョッキーエリアは有蓋で堅牢で,耐風でなければならない. 競技本部へのアクセスは限定され,コース上の競技者,UCI 役 員、および ID を与えられたメディアだけがアクセスを許可される ものとする. 競技者確認手続き中はすべての競技者にアクセスが許される. インターネット接続(Wi-Fi またはケーブル)は特にセクレタリが 使用できなければならない. 場内アナウンス設備 (4) 場内アナウンス設備 場内アナウンス設備は,アナウンサーの声がすべてのセクション 場内アナウンス設備は,アナウンサーの声がステージ周辺だけ に伝わる能力がなければならない.アナウンスメントは英語およ でなくすべてのセクションに伝わる能力がなければならない.ア ナウンスメントは英語および開催国の両方の言語でなされなけ び開催国の両方の言語でなされなければならない. ればならない. 観客施設 (5) 駐車場 各競技大会の予想された規模に相当する数の車のための駐車 トライアル競技大会において必要とされる種々の目的のすべて 場するが競技の周辺で利用可能でなければならない.競技日に のタイプの観客施設の詳細は主催者ガイド中で明確にされる. おいては,駐車エリアは整然として交通の流れと系統的な駐車 を確かなものとするために,十分なスタッフが配されなければな らない. 組合せ方法 組 1 1/8 決勝 2 6×2 3 4 5 6 敗者復活戦 1 2 2×3 1 1/4 決勝 2 (1/4 FINAL) 3 2 回戦制 4 1/2 決勝 1 (1/2 FINAL) 2 1A1 - 2B 2A1 - 1B 3A1 - 6A1 4A1 - 5A1 1C - 4C 2C - 3C 編㻌 㻌 㻌 成 1着 2着 N 1 - N12 1A1 1A2 N 2 - N11 2A1 2A2 N 3 - N10 3A1 3A2 N4-N9 4A1 4A2 N5-N8 5A1 5A2 N6-N7 6A1 6A2 敗者は 1A2- 4A2- 6A2 1B 9-12 位 2A2- 3A2- 5A2 2B 決定戦へ 1C 敗者は 2C 5-8 位 3C 決定戦へ 4C 勝者は決勝へ, 敗者は 3-4 位決定戦へ 予 選 により12名 を選 出 する場 合 【J】【標準】 編㻌 㻌 㻌 成 1着 2着 人数 N 1 - N12 1A1 1A2 12 N 2 - N11 2A1 2A2 N 3 - N10 3A1 3A2 N4-N9 4A1 4A2 N5-N8 5A1 5A2 N6-N7 6A1 6A2 敗者は 1B 1A2- 4A2- 6A2 (6) 9-12 位 2B 2A2- 3A2- 5A2 決定戦へ 1C 敗者は 2C 8 5-8 位 3C 決定戦へ 4C 4 勝者は決勝へ, 敗者は 3-4 位決定戦へ 1A1 - 2B 2A1 - 1B 3A1 - 6A1 4A1 - 5A1 1C - 4C 2C - 3C 予 選 により12名 を選 出 する場 合 【標準】 付 表 1 :ス プ リ ン ト の 組 合 せ 表 1 1/4 決勝 2 (1/4 FINAL) 3 2 回戦制 4 1/2 決勝 1 (1/2 FINAL) 2 敗者復活戦 1 2 2×3 人数 組合せ方法 組 12 1 1/8 決勝 2 6×2 3 4 5 6 (6) 8 4 - 11 - ペナルティ・ポイント). 落車,すなわち,腰以上のからだの一部が地面につく,地面ある いは障害物に座る(5 ペナルティ・ポイント). ペナルティの最大値(5 ペナルティ・ポイント)に達したとき,競技者 はセクションを離れなければならない. セクションに入ることなく,スコア・カードに 5 ペナルティ・ポイント を記載することは禁じる. ハンドルバーを握っていない手で,地面または障害物に触れる (5 ペナルティ・ポイント). 追加のペナルティ この章の第 96 条2.(9)①のペナルティに加えて,競技者に以下 のペナルティ点を累加できる. 分間隔でスタートするときに,1分間スタートが遅れる(1 ペナルテ ィ・ポイント). 随行者の援助を求める(10 ペナルティ・ポイント). ナンバー・プレートおよび/またはボディ・ナンバーに関する規則 を尊重しない(10 ペナルティ・ポイント). 順位,競技結果 自身のカテゴリにおいて最少合計ペナルティの競技者が勝者と なる. て各分または分未満ごとにペナルティ 1 ペナルティ・ポイントを科 す. ヘルメット着用に関する規則を尊重しない(失格). ③ - 10 - ブレーキ: トライアル・バイク自転車は,2つの有効なブレーキ (前後車輪に)を有しなければならない. ブレーキ: トライアル・バイク自転車は,2つの有効なブレーキ (ひとつを前輪に,もうひとつを後輪に)を有しなければならない. それ以下の順位は,科されたペナルティ・ポイントの順に位置付 ける. ③ 同順位の場合(2 名またはそれ以上の競技者が合計点において 同順位の場合(2 名またはそれ以上の競技者が合計点において 同点),下記の優先順に順位付けを行う; 同ペナルティ・ポイント),下記の優先順に順位付けを行う; ゼロ・ペナルティ・ポイントで通過したセクションが多い順; 1. ゼロ・ポイントで通過したセクションが多い順; 1 ペナルティ・ポイント,2 ペナルティ・ポイントで通過したセクショ 2. 1 ポイント,2 ポイントで通過したセクションが多い順, etc; ンが多い順, etc; 4. 準決勝が行われない競技で表彰台順位にかかわる場合,コミセ 準決勝が行われない競技で表彰台順位にかかわる場合,コミセ ールの指定による決定戦セクションを通過しなければならない. ールの指定による決定戦セクションを通過しなければならない. 決定戦セクションにおいて同点の場合はそのタイムによって決定 決定戦セクションにおいて同点の場合はそのタイムによって決定 する.何人かの競技者が 5 点であった場合,そのゾーンにおい する.何人かの競技者が 5 ペナルティ・ポイントであった場合,そ のゾーンにおいてもっとも長く走行した者を勝者とする; てもっとも長く走行した者を勝者とする; 5. 表彰台順位以外において同点の場合,総競技時間により決定 表彰台順位以外において同ペナルティ・ポイントの場合,総競技 時間により決定する. する. スーパー・ファイナル・ラウンドにおける同点の場合,1/2 決勝ラ 決勝における同点の場合,1/2 決勝ラウンドにおけるペナルティ・ ウンドの最良成績は算入しない.スーパー・ファイナルを最速で ポイントにより順位を決する. 完了した競技者を勝者とする. 3. 年齢と競技カテゴリ 年齢と競技カテゴリ (1) トライアル・カテゴリ トライアル・カテゴリ ② プーサンズ: 9 歳と 10 歳 白コース; オープン プーサンズ: 9 歳と 10 歳 白コース; オープン ベンジャミンズ: 11 歳と 12 歳 青コース; オープン ベンジャミンズ: 11 歳と 12 歳 青コース; オープン ミニムズ: 13 歳から 14 歳 緑コース; オープン ミニムズ: 13 歳から 14 歳 緑コース; オープン カデット: 15 歳と 16 歳 黒コース; オープン カデット: 15 歳と 16 歳 黒コース; オープン 9 歳から 11 歳 白コース; オープン 少女: 若年少女: 9 歳から 15 歳 桃コース; オープン 少女: 9 歳から 15 歳 桃コース; オープン 男子ジュニア: 16 歳から 18 歳 赤コース; 20” 男子ジュニア: 16 歳から 18 歳 赤コース; 20” 男子ジュニア: 16 歳から 18 歳 赤コース; 26” 男子ジュニア: 16 歳から 18 歳 赤コース; 26” エリート: 19 歳およびそれ以上 黄コース. 20” 19 歳およびそれ以上 黄コース. 20” エリート: 19 歳およびそれ以上 黄コース. 26” 男子エリート: 男子エリート: 19 歳およびそれ以上 黄コース. 26” 女子: 15 歳およびそれ以上 桃コース; オープン 女子エリート: 15 歳およびそれ以上 桃コース; オープン セクション内の矢印には,わかり易くするために番号をつけなけ セクション内の矢印には,わかり易くするために番号をつけなけ ればならない. ればならない. 4. 装備 装備 (1) トライアル競技の自転車 トライアル競技の自転車 を尊重しない(10 点). (10) 順位,競技結果 ① 最終周回後,受けたペナルティ・ポイントは掲示板に掲出される ものとする.自身のカテゴリにおいて最少合計ペナルティの競技 者が勝者となる. ② それ以下の順位は,科された点の順に位置付ける. 13. ヘルメット着用に関する規則を尊重しない(10 点). 14. ナンバー・プレートおよび/またはボディ・ナンバーに関する規則 て各分または分未満ごとにペナルティ 0.5 点を科す. 反スポーツ的行動(10 ペナルティ・ポイント). 4. 反スポーツ的行動(10 点). 11. 設定された競技時間を延長した競技者には,標準時間内におい 設定された競技時間を延長した競技者には,標準時間内におい ルティ・ポイント). 2. 随行者の援助を求める(10 点). 3. ポイント・カードを紛失する,あるいはセクションを抜かす(10 点). ポイント・カードを紛失する,あるいはセクションを抜かす(10 ペナ 1. ② 13. 12. 11. 点). 落車,すなわち,腰以上のからだの一部が地面につく,地面ある いは障害物に座る(5 点). ペナルティの最大値(5 点)に達したとき,競技者はセクションを離 れなければならない. セクションに入ることなく,スコア・カードに 5 点を記載することは 禁じる. ハンドルバーを握っていない手で,地面または障害物に触れる (5 点). 追加のペナルティ この章の第 96 条2.(9)①のペナルティに加えて,競技者に以下 のペナルティ点を累加できる. 分間隔でスタートするときに,1分間スタートが遅れる(1 点). 9. 片足が地面についているときに,自転車の同じ側に両足をつく(5 片足が地面についているときに,自転車の同じ側に両足をつく(5 10. JCF 2015 マウンテンバイク規則 3. ダウンヒル競技 (1) 競技の運営 1. -7- 第92条 (マウンテンバイク規則) マウンテンバイク競技は,UCI国際マウンテンバイク規則によ る. 2. クロスカントリー競技 (1) レースの特性 ① クロスカントリー・オリンピック – XCO 1. クロスカントリー・オリンピック競技の競技時間は下記の範囲内 とする(時間・分). 最短 最長 ジュニア男子 1.00 1.15 ジュニア女子 1.00 1.15 男子 U23 1.15 1.30 女子 U23 1.15 1.30 エリート男子 1.30 1.45 エリート女子 1.30 1.45 マスターズ男子 1.15 1.30 マスターズ女子 1.15 1.30 第17章 (順位) 30. 周回遅れとなった競技者は追抜かれた周回を完了しなければ ならず,フィニッシュ・ストレート前あるいは条項 5.1.052 が適用 される場合はこれに示される「80%」ゾーン内に設置された出口 から競技を離れなければならない.これらの競技者は,競技リ ザルトに,完走できなかった周回数を付して除外された順に表 示されるものとする. (スタート順) 27. スタート前に,競技者はコミセールの監督の下にスタート・シート に署名しなければならない.競技者は, UCI シクロクロス・ラン キングに従って,競技開始 10 分前よりスタート地点に並ぶこと ができる. 競技者は少なくとも片足を地面についてスタートを待たなけれ ばならない.これに従わない者は,スタート・レーンの後方に送 られる. ライン上最低2.5mに,スタート区間の全幅員に渡り設けなけれ ばならない. (機材交換) 25. 競技者は自転車あるいは車輪を交換するためにのみピット・レ ーンを使用できる. 暖かい気候の場合(20℃以上),コミセール・パネルはピット・レ ーンにおける飲食料補給を許可することを決定できる.この条 件下で,補給は最初の 2 周中と最後の 2 周中では許可されな い. 機材交換は,ピット・レーン内の同一地点で行なわれなければ ならない. ピット・エリアの終端を通過した競技者は,自転車または車輪の 交換のために次のピット・エリアまで走りつづけなければならな い.ピット・エリアの競技レーンにいる競技者は,他の競技者の 妨害をすることなく,競技レーン上で自身の経路を後戻りしてピ ット・レーンの入口から入ることができる. 競技者間でホイールまたは自転車を交換することはできない. JCF 2015 1:30 1:45 1:00 1:15 1:15 1:30 1:15 1:30 1:30 1:45 1:00 1:15 4km 6km 1:30 2:00 1:30 2:00 N/A* 無制限 N/A* N/A* 4km 10km 1:00 1:15 N/A* 1:00 1:15 1:00 1:15 周長 競技時間 型式でも レース いかなる 無制限 周長 クラス 3 大会 1:00 1:15 競技時間 周長 競技時間 クラス 2 大会 ダウンヒル競技 競技の運営 単独走が用いられなければならない.これは下記のいずれかを 意味する: ■ 予選ラウンドと呼ばれる予選走行により,前もって大会特別 規則によって決定された数の競技者が決勝に進出することを 男子 ジュニア 女子 ジュニア 男子 U23 女子 U23 男子 エリート 女子 エリート 世界選手権大会 ワールドカップ 大陸選手権大会 オー・クラス クラス 1 大会 (マウンテンバイク規則) マウンテンバイク競技は,UCI国際マウンテンバイク規則によ る. クロスカントリー競技 レースの特性 クロスカントリー・オリンピック – XCO クロスカントリー・オリンピック競技の競技時間は下記の範囲内 とする(時間・分). (スタート順) 【J】スタート・エリアに召集ゾーン(付表 9-1)が設けられない場 合,スタート前に,競技者はコミセールの監督の下にスタート・シ ートに署名しなければならない.競技者は, UCI シクロクロス・ ランキングに従って,競技開始 10 分前よりスタート地点に並ぶ ことができる. 競技者は少なくとも片足を地面についてスタートを待たなけれ ばならない.これに従わない者は,スタート・レーンの後方に送 られる. (順位) 周回遅れとなった競技者は追抜かれた周回を完了しなければ ならず,フィニッシュ・ストレート前あるいは第91条31項が適用 される場合はこれに示される「80%」ゾーン内に設置された出口 から競技を離れなければならない.これらの競技者は,競技リ ザルトに,完走できなかった周回数を付して除外された順に表 示されるものとする. トの横断幕は,スタート・ライン上最低2.5mに,スタート区間の 全幅員に渡り設けなければならない. (機材交換) 競技者は自転車あるいは車輪を交換するため,あるいは他の 機械的補助にのみピット・レーンを使用できる. 暖かい気候の場合(20℃以上),コミセール・パネルはピット・レ ーンにおける飲食料補給を許可することを決定できる.この条 件下で,補給は最初の2周中と最後の2周中では許可されな い. 機材交換は,ピット・レーン内の同一地点で行なわれなければ ならない. ピット・エリアの終端を通過した競技者は,自転車または車輪の 交換のために次のピット・エリアまで走りつづけなければならな い.ピット・エリアの競技レーンにいる競技者は,他の競技者の 妨害をすることなく,競技レーン上で自身の経路を後戻りしてピ ット・レーンの入口から入ることができる. 競技者間でホイールまたは自転車を交換することはできない. JCF 2015 第19章 BMX競技規則 第95条 (BMX規則) トライアル競技規則 第96条 (トライアル規則) 第20章 許される.決勝において最速の競技者は優勝者(ワールドカ ップのために使われたシステム)と宣言される. ■ 最速のタイムを持つ競技者が勝利する1回の走行のための スタート順を決定するシーディングラン. (BMX規則) BMX競技は,UCI BMX規則による. (トライアル規則) 2. 競技規則 競技規則 (1) 定義 定義 トライアルは,《競技区間》(=セクション)を含む一定のサーキッ トライアルは,自転車競技であり,このスポーツの目的は,セク トを最少の失敗(ペナルティ)で通過する自転車競技である.全 ション中にグループ化された障害を,ペナルティ・ポイント(ダブ) を招く地面または障害物に足をつくことなく,あるいは自転車の 障害を通過するのに必要な全競技時間は,相応に設定する. 一部(タイヤを除く)に足をつくことなく乗り越えていくことである. 全障害を通過するのに必要な全競技時間は,相応に設定する. (2) セクション(競技区間) セクション(競技区間) ① 主催者は,競技者の各カテゴリに応じて,決められた数のセクシ 主催者は,競技者の各カテゴリに応じて,決められた数のセクシ 魅力的なものとするため,競技エリアと呼ばれるセクションは町 の中心部,ホール,スタジアムまたは屋外の 1 つの近接したエリ アに設置されるものとする.大会本部(競技本部,ステージ・エリ ア,スクリーン・エリア),VIP エリア,プレス・オフィス,音響設備, チーム・エリア,ウォームアップ・セクションは競技エリアに近接し て設置されなければならない.競技エリア全体は柵で囲わなけ ればならない. 理想的なレイアウトは,競技者が観客を通り抜ける必要がないよ うに,競技エリアと大会本部が相互に接続されたものである.競 ョンをレイアウトしなければならない. ョン(監視される区間)をレイアウトしなければならない. 以下のセクションの寸法が推奨される: ④ 以下のセクションの寸法が推奨される: 長さ: 約 60m 長さ: 30m から 50m の間,「UCI トライアル・セクション建設ガイ ド」で説明されるように対応する種々のトライアルスキルに 最小幅は 1m(ハンドルバーの高さで) 依存する 最小幅は 1m(ハンドルバーの高さで) ⑤ セクションの両側はプラスティックのコーステープで印をつけなけ セクションの両側はプラスティックのコーステープで印をつけなけ ればならない.テープは地上から 20cm から 30cm の高さに設置 ればならない.テープは地上から 20cm から 30cm の高さに設置 する. する. また,難度の異なる経路を示すか,あるいは難度を追加している また,難度の異なる経路を示すか,あるいは難度を追加している いくつかの障害を閉鎖するために,セクション中にプラスティック いくつかの障害を閉鎖するために,セクション中にプラスティック のコーステープを設置できる.テープは,主催者ガイドの技術仕 のコーステープを設置できる.テープは,主催者ガイドの技術仕 様に説明されるように,最小 12cm 幅で高品質なものでなければ 様に説明されるように,最小 12cm 幅で高品質なものでなければ ならない. ならない. セクション内では矢印により下記のように標示する: セクション内では矢印により下記のように標示する: • 方向: 1 つの矢印は競技者の進行方向を示す. • 方向: 1 つの矢印は競技者の進行方向を示す. • ゲート: 相互に向かい合い,競技者が通過すべき間隔を空け • ゲート: 相互に向かい合い,競技者が通過すべき間隔を空け た 2 つの矢印(同色・同番号). た 2 つの矢印(同色・同番号). セクション内の矢印とゲートは,容易に判るように番号をつけな セクション内の矢印とゲートは,容易に判るように番号をつけな ければならない. ければならない.最後の矢印は数字を円で囲って示されなけれ ばならない. ⑫ セクションの最大制限時間は 2 分 30 秒であるが,コミセール・パ セクションの最大制限時間は 2 分であるが,コミセール・パネル ネルはセクションの難度により時間を調整できる. はセクションの難度により時間を調整できる. ⑬ セクションの選定にあたり,以下の降下高さを超えないようにする セクションの選定にあたり,以下の降下高さを超えないようにする こと:(必要があれば,国際審判団は主催者にこれを要求できる) こと:(必要があれば,国際審判団は主催者にこれを要求できる) プッシン: 白: 最高 0.60 m プッシン: 白: 最高 0.60 m ベンジャミン: 青: 最高 0.80 m ベンジャミン: 青: 最高 0.80 m ミニメ: 緑: 最高 1.00 m ミニメ: 緑: 最高 1.00 m カデット: 黒: 最高 1.20 m カデット: 黒: 最高 1.20 m 白: 最高 0.60 m 少女: 桃: 最高 0.80 m 若年少女: 少女: 桃: 最高 0.80 m ジュニア: 赤: 最高 1.40 m 赤: 最高 1.40 m 男子ジュニア: エリート: 黄: 最高 1.80 m 男子エリート: 黄: 最高 1.80 m 女子: 桃: 最高 1.40 m 桃: 最高 1.40 m 特別な状況下では,コミセール・パネルは異なる最大降下高を認 女子エリート: 特別な状況下では,コミセール・パネルは異なる最大降下高を認 めることができる: めることができる: 競技エリア (3) サーキット ① 魅力的なものとするため,セクションは町の中心部,ホール,スタ ジアムまたは屋外の 1 つの近接したエリアに設置されるものとす る.大会本部,VIP エリア,表彰台エリア,プレス・オフィス,音響 設備,はセクションに近接して設置されなければならない. すべてのセクションは柵またはテープで囲わなければならない. 理想的なレイアウトは,競技者が群衆を通り抜ける必要がないよ うに,すべてのセクションと大会本部が相互に接続されたもので ある. セクションは,観客が容易に競技を追うことができるような方法で -8- JCF 2015 競技者はニュートラル区画内に前後車輪を入れた状態でスター トしなければならない. 競技から棄権した競技者は,競技結果を確定するためにポイン ト・カードを競技本部に返納しなければならない. 修理 各競技者は,自身のスタート時間を順守することに責任を持たな ければならない. レイアウトされなければならない. 技エリアは,観客が容易に競技を追うことができるような方法で レイアウトされなければならない. ② サーキットの地図は,競技者がセクションの場所を知ることがで セクション図は,競技者とチームが競技のどの段階でセクション が使用できるかわかるように掲示しなければならない. きるように,スタートとフィニッシュに掲示しなければならない. 競技の段階で使用されるすべてのセクションは,標示されなけれ ばならない. (4) スタートと乗車の規則 スタートと乗車の規則 ② 1分間隔またはいくつかのグループによりスタートにおいて,各 競技者は,自身のスタート時間を順守することに責任を持たなけ ればならない. ⑫ 自転車(二輪)に乗った競技者はニュートラル区画内でスタートし なければならない. ⑬ 競技から棄権した競技者は,競技結果を確定するためにポイン ト・カードをトライアル・オフィスに返納しなければならない. (7) 修理 ① セクションにおいて下記のペナルティ点を累加的に競技者に科 すことができる: からだの一部あるいはタイヤの範囲外のトライアルバイクの一 部で,競技者のバランスを取り戻すために,障害物または地面 に支点をとる(1 ペナルティ・ポイント). からだは 4 部分に分けられる: - 足首までの足; - 足首から腰までの間; - 腰から腕と頭を含む上体; - 手首までの手 (手が触れている場合はハンドルバーも含まれ る). 複数個所で支点を取った場合に,ペナルティ・ポイントは累積さ れる. からだの一部または複数個所が障害物または地面に接触した 場合,ペナルティ・ポイントを科される.競技者のバランスを取戻 することにならない自転車の一部の地面または障害物への接触 は許される. バイク・トライアルの動作中に重量をかけずに自転車または体の 一部が触れてこすること,スタンド・スティルは許される.片足で 一点で回転することは許される. 地面または障害物に,ペダルまたはチェーン・ガード下部で支点 をとる(1 ペナルティ・ポイント). セクションの最大制限時間 2 分を過ぎる(15 秒につき 1 ペナルテ ィ・ポイント) セクションの境界を示すテープおよび矢印を乗り越え,潜り,ある いは持ち上げ,切断する(5 ペナルティ・ポイント).車軸と前後方 向の中心線が判定ポイントをなす. 他のカテゴリの競技のゲートに入る,自身のカテゴリのゲートあ るいは矢印をとばす,あるいは正しい順番でゲートあるいは矢印 を乗車しない(5 ペナルティ・ポイント). 同じ数字のついた 2 つの矢印の間のラインが,矢印の意味どお りに越えられる場合のみ,ゲート通過となる.いったんゲートを通 過し,それが逆方向で越えたなら,競技者は再び(矢印の正しい 意味に従って)それを通過する必要がある. 矢印と次のテープの間のラインが,矢印の意味どおりに越えられ る場合のみ,矢印通過となる..いったん矢印を通過し,それが 逆方向で越えたなら,競技者は再び(矢印の正しい意味に従っ て)それを通過する必要がある. 少なくともひとつの車輪軸が矢印の高さあるいはゲートラインを 越えた場合のみ有効な通過とされる.両車軸が矢印高さより低く ラインを越えた場合,まだ通過していないとされる.すべての他 のカテゴリにおいて,矢印の高さ以下で両方の車軸が越えた場 合は許されるものとする. ヘッドセットより上部以外の部分で自転車を持つ(5 ペナルティ・ ポイント). 競技中に修理を行うことはできるが,監察区間の中や他の競技 競技中に修理を行うことはできるが,セクションの中や他の競技 者の妨げとなったり危険を及ぼすような場所で行ってはならない. 者の妨げとなったり危険を及ぼすような場所で行ってはならない. ペナルティ点数 (9) ペナルティ点数 ① セクションにおいて下記のペナルティ点を累加的に競技者に科 すことができる: 1. からだの一部あるいはタイヤの範囲外のトライアルバイクの一 部で,競技者のバランスを取り戻すために,障害物または地面 に支点をとる(1 点). からだは 4 部分に分けられる: - 足首までの足; - 足首から腰までの間; - 腰から腕と頭を含む上体; - 手首までの手 (手が触れている場合はハンドルバーも含ま れる). 複数個所で支点を取った場合に,ポイントは累積される. からだの一部または複数個所が障害物または地面に接触した 場合,ペナルティ・ポイントを科される.競技者のバランスを取戻 することにならない自転車の一部の地面または障害物への接触 は許される. バイク・トライアルの動作中に重量をかけずに自転車または体の 一部が触れてこすること,スタンド・スティルは許される.片足で 一点で回転することは許される. をとる(1 点). 2. 地面または障害物に,ペダルまたはチェーン・ガード下部で支点 3. セクションの最大制限時間 2 分 30 秒を過ぎる(15 秒につき 1 点) 4. セクションの境界を示すテープおよび矢印を乗り越え,潜り,ある いは持ち上げ,切断する(5 点).車軸と前後方向の中心線が判 定ポイントをなす. 5. 他のカテゴリの競技のゲートに入る,自身のカテゴリのゲートあ るいは矢印をとばす,あるいは正しい順番でゲートあるいは矢印 を乗車しない(5 点). 同じ数字のついた 2 つの矢印の間のラインが,矢印の意味どお りに越えられる場合のみ,ゲート通過となる.いったんゲートを通 過し,それが逆方向で越えたなら,競技者は再び(矢印の正しい 意味に従って)それを通過する必要がある. 矢印と次のテープの間のラインが,矢印の意味どおりに越えられ る場合のみ,矢印通過となる..いったん矢印を通過し,それが 逆方向で越えたなら,競技者は再び(矢印の正しい意味に従っ て)それを通過する必要がある. 少なくともひとつの車輪軸が矢印の高さあるいはゲートラインを 越えた場合のみ有効な通過とされる.両車軸が矢印高さより低く ラインを越えた場合,まだ通過していないとされる. 6. ハンドルバー以外の点で自転車を持つ(5 点).. 入った後,ゲート外に前車軸が再度出る. わち,セクションに入った後,ゲート外に前車軸が再度出る. 地面または障害物に,両足を同時につく(5 ペナルティ・ポイント). 7. 地面または障害物に,両足を同時につく(5 点). 8. 入り口ゲートの外に前車輪が出る(5 点).すなわち,セクションに 入り口ゲートの外に前車輪が出る(5 ペナルティ・ポイント).すな -9- シクリスムエコー 2015.4・5 p.8 から続く 的な情報の収集、共有、発信とともに優れた 制度の導入も含めた実践も重要である。 これらのことを踏まえて、国際推 進部会 は、本連 盟諸事業の場において、人材の発 掘・養成・登用、資料・文書の 2 ヶ国語(日本 語・英語)化、国内外の情報の収集、対外(国 内外)的な情報の蓄積及び公開、そしてこれ らのための事務局内での情報の共有化及び 国際化に必要な事項の実践のための施策を 推進する。 そして、これらの円滑な推進のため、関係 者/ 関係団体 / 関係国との良好で緊密な協 力関係を涵養すべく活動する。 ④ TOURde 熊野 ⑤シマノ鈴鹿国際ロードレース大会 ⑥ジャパンカップサイクルロードレース大会 ⑦伊豆 BMX 国際 ⑧ジャパンカップ(室内自転車競技) ⑨サイクルサッカー・ワールドカップ東京大会 ⑩インターナショナルびわこ高島ステージ ⑪八幡浜インターナショナルクロスカントリー ⑫勢和多気国際マウンテンバイクレース 3. 国際競技大会関係主要事業 ①世界選手権自転車競技大会選手派遣 (トラック、ロード、マウンテンバイク、BMX、室内自 転車競技、シクロクロス、トライアル、Jrトラック) ②ワールドカップ大会選手派遣 ③アジア自転車競技選手権大会選手派遣 実施事業については以下のとおりである。 (トラック、ロード、 マウンテンバイク) Ⅱ 実施事業 ④ UCIトラックカレンダーレースへの派遣 1. 国内競技大会関係事業 ⑤国際会議への派遣 ①全日本自転車競技選手権大会 4. 加盟団体関係主要事業 (ロード、個人ロードタイムトライアル、トラッ ク、オムニアム、 マスターズ・トラック、室内自 (1)都道府県連盟関連事業 転車競技、マウンテンバイク、シクロクロス、 ①全国地域別道路競走大会(8 地域) ②全国地域別トラックレース大会(8 地域) BMX、トライアル、パラサイクリング) ③全国都道府県別自転車競技選手権大会 ②その他国内大会 (全国都道府県対抗、J O C ジュニアオリン (47 都道府県) ピックカップ、全国ジュニア・ロード、日本ス (2)日本プロフェッショナルサイクリスト協会 関連事業 ポーツマスターズ、チャレンジサイクルロード ①全日本プロフェッショナル自転車競技選手権大会 レース、国民体育大会自転車競技会) ②プロサイクリスト選手強化 2. 国内での国際競技大会 ③プロサイクリスト国際競技大会 ①ツアー・オブ・ジャパン (3)全国高等学校体育連盟自転車競技専門部 ②ツール・ド・おきなわ 関連事業 ③ツール・ド・北海道 ①全国高等学校選抜自転車競技大会(トラック、ロード) ②全国高等学校自転車競技全国合宿(ブロック・全国) ③チョンジュ MBC 国際ロードレース派遣 ④全国高等学校総合体育大会 (4)日本学生自転車競技連盟関連事業 ①全日本学生選手権自転車競技大会 (トラック、ロード、チームロード) ②全日本大学対抗選手権自転車競技大会 (5)全日本実業団自転車競技連盟関連事業 ① JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ ② JBCF 全日本トラックチャンピオンシップ ③東西地域別実業団(トラック、ロード) ④ JBCF 石川サイクルロードレース 5. アンチ・ドーピングの推進事業 アンチ・ドーピング委員会と連携し、 「大 会検査」 「 、アンチ・ドーピング講習会、アウト リーチプログラム実施、啓発活動においてア ンチ・ドーピング活動を行う。 6. 強化事業 (1)強化合宿 (2)国内屋内型競走路合宿 (3)コーチ・スタッフの整備等 (4)競技用機材等整備 7.普及事業 全国自転車競技指導担当者研修会・審判講習会 (1) (2)自転車競技の普及・広報 (3)広報誌発行事業 (4)未登録者推進に係るシステム改修 (5)広報(宣伝、現地報道対応) (6)アンチ・ドーピング活動 収 支予算書 総 括表 平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日まで (単位:円) 日本体育協会 国際競技力 オリンピック・キャンペーン JKA・公益補助 スポーツ振興基金 内部取引消去 科 目 一般会計 補助事業特別会計 向上事業特別会計 事業特別会計 事業特別会計 事業特別会計 Ⅰ 事業活動収支 の 部 1.事業活動収入 合 計 ①基本財産運用収入 950,000 0 0 0 0 0 0 ②特定資産運用収入 10,000 0 0 0 0 0 0 ③会費収入 35,521,000 0 0 0 0 0 0 ④事業収入 27,270,000 0 0 0 0 0 0 ⑤補助金等収入 219,446,000 10,400,000 37,827,000 3,200,000 288,874,000 84,778,000 0 ⑥負担金等収入 5,240,000 0 6,503,000 0 0 10,091,000 0 ⑦寄付金収入 1,000,000 0 0 0 0 0 0 ⑧雑収入 1,549,000 0 0 0 0 0 0 ⑨他会計からの繰入金収入 0 0 5,000,000 0 65,331,000 538,000 △ 70,869,000 事業活動収入計 290,986,000 10,400,000 49,330,000 3,200,000 354,205,000 95,407,000 △ 70,869,000 2.事業活動支出 ① 事業費支出 131,953,000 10,401,000 49,330,000 3,200,000 354,205,000 95,407,000 0 ② 管理費支出 95,199,000 0 0 0 0 0 0 ③ 他会計への繰入金支出 70,869,000 0 0 0 0 0 △ 70,869,000 事業活動支出計 298,021,010 10,401,000 49,330,000 3,200,000 354,205,000 95,407,000 △ 70,869,000 事業活動収支差額 △ 7,035,000 △ 1,000 0 0 0 0 0 Ⅱ 投資活動収支 の 部 1.投資活動収入 ① 特定資産取崩収入 0 0 0 0 0 0 0 ② 移転補償金収入 0 0 0 0 0 0 0 投資活動収入計 0 0 0 0 0 0 0 2.投資活動支出 ① 特定資産取得支出 2,014,000 0 0 0 0 0 0 ② 事務所移転費支出 0 投資活動支出計 2,014,000 0 0 0 0 0 0 投資活動収支差額 △ 2,014,000 0 0 0 0 0 0 Ⅲ 予備費支出 ① 予備費支出 0 0 0 0 0 0 0 当期収支差額 △ 9,049,000 △ 1,000 0 0 0 0 0 前期繰越収支差額 101,762,705 8,020,355 3,560,238 28,641,345 0 0 0 次期繰越収支差額 92,713,705 8,019,355 3,560,238 28,641,345 0 0 0 950,000 10,000 35,521,000 27,270,000 644,525,000 21,834,000 1,000,000 1,549,000 0 732,659,000 644,496,000 95,199,000 0 739,695,000 △ 7,036,000 0 0 0 2,014,000 0 2,014,000 △ 2,014,000 0 △ 9,050,000 141,984,643 132,934,643 17 CYCLISM ECHO No.212 日本新記録 rd o c e R w e Japan N ■ 女子チーム・スプリント ・ 333.33m × 2 女子ジュニア 48"853 日 本(大久保 花梨、鈴木 奈央) 2015/02/04 タイ・ナコンラチャシマ 今後の大会予定 期 日 5 月 2 日〜 3 日 5 月 4 日〜 5 日 5 月 4 日〜 5 日 5 月 16 日〜17 日 5 月 17 日〜24 日 5 月 18 日 5 月 28 日〜31 日 5 月 30 日〜31 日 6 月 13 日〜14 日 6 月 13 日〜14 日 6 月 21 日 6 月 21 日 6 月 27 日〜28 日 6 月 27 日〜28 日 7 月 4 日〜 5 日 7 月 4 日〜 5 日 7 月 18 日〜19 日 7 月 19 日 7 月 21 日〜26 日 7 月 27 日〜28 日 7 月 28 日〜 2 日 8 月 1 日〜 2 日 大 会 名 MTB インターナショナル XCO びわこ高島ステージ 全日本選手権自転車競技大会-トライアル MTB インターナショナル DHI びわこ高島ステージ MTB 八幡浜国際クロスカントリー ツアー ・ オブ ・ ジャパン 第 62 回全日本プロ選手権自転車競技大会トラック・レース ツール・ド・熊野 MTB 富士見パノラマ大会(春)CJ-1 DHI/XCO 全日本学生選手権個人ロードレース大会 MTB 新幹線開業記念 妙高杉之原 STAGE CJ-2 XCO 全日本選手権自転車競技大会-ロード ・ タイムトライアル 全日本選手権自転車競技大会-パラサイクリング ・ ロード 全日本選手権自転車競技大会-ロードレース MTB クロスカントリーエリミネーター in 前橋 CJ-2 XCE 全日本選手権自転車競技大会- BMX 全日本学生選手権トラック競技大会 全日本選手権自転車競技大会-マウンテンバイク JBCF 石川サイクルロードレース UCI 世界選手権大会ー BMX アジア大学選手権大会 UCI 世界選手権大会ーパラサイクリング ・ ロード 白馬マウンテンバイク大会 CJ-1 XCO 種 目 MTB TRIAL MTB MTB RR TR RR MTB RR MTB RR PARA RR MTB BMX TR MTB RR BMX RR PARA MTB 場 所 滋 賀/高 島 朽木スキー場 佐 久/ミレニアムパーク 滋 賀/高 島 箱館山スキー場 愛 媛/八幡浜 大 阪~東 京 大 分/別府競輪場 和歌山/新宮他 長 野/富士見パノラマリゾート 長 野/奥木曽湖 新 潟/妙高杉ノ原スキー場 栃 木/大田原 栃 木/大田原 栃 木/那 須 群 馬/前 橋 岩神緑地 茨 城/国営ひたち海浜公園 静 岡/伊豆ベロドローム 長 野/富士見パノラマ 福 島/石川町 ベルギー/ゾルダー 大韓民国/昌寧郡 スイス/ノットウィル 長 野/白馬スノーハープ 連 盟 の 動 き(3 月上旬〜 4 月中旬) 3 月 5 日 平成 26 年度第 1 回トラック部会 平成 26 年度第 6 回広報部会 13 日 平成 26 年度第 2 回評議員会 23 日 平成 26 年度第 2 回医科学部会 30 日 平成 26 年度第 2 回トラック部会 4 月 6 日 女子ロード Tour of Thailand 2015 日本代表選手団出発 10 日 平成 27 年度第 1 回競技委員会 12 日 平成 27 年度第 1 回強化委員会 [競技結果] 2015 年 UCI パラサイクリングトラック世界選手権 (2015/3/26-29 オランダ・ アペルドールン) 500mTT W-C2 7位藤井 美穂 54.724 1kmTT M-C3 7位藤田 征樹 1:12.960 M-C4 4位石井 雅史 1:09.130 W-B 4位鹿沼由理恵・田中まい1:10.855 W-C2 7位藤井 美穂 5:17.991 W-B 2位鹿沼由理恵・田中まい3:34.244 3kmIP M-C3 2位藤田 征樹 Sprint W-B 3位鹿沼由理恵・田中まい 2015 年 UCI パラサイクリングトラック世界選手権 日本代表選手団 大 会 名 2015 年 UCI パラサイクリングトラック世界選手権 開催場所 オランダ・アペルドールン 開催期間 2015 年 3 月 26 日~ 29 日 派遣期間 2015 年 3 月 22 日~ 31 日 代表選手団 チームリーダー権丈 泰巳 コーチ 柿木 克之 メカニック 鬼原 積 マッサー 菊地 孝明 選 手 藤田 征樹(茨城・日立建機) 石井 雅史(東京・藤沢市みらい創造財団) 鹿沼由理恵(東京・楽天ソシオビジネス) 田中 まい(JPCA・日本競輪選手会)パイロット 藤井 美穂(東京・楽天ソシオビジネス) 18 於:東京・自転車総合ビル 6 階会議室 於:東京・自転車総合ビル 6 階会議室 於:東京・自転車総合ビル 6 階会議室 於:東京・自転車総合ビル 6 階会議室 於:東京・自転車総合ビル 6 階会議室 於:タイ・ウドンタニー 帰国 → 4/14 於:静岡・サイテル 会議室 於:静岡・伊豆ベロドローム 会議室 3:43.011 4kmIP M-C4 8位石井 雅史 4:56.662 欧州ロード強化合宿遠征(2 ~ 3 月)派遣選手団 開催場所 フランス・トゥルーズ 派遣期間 2015 年 2 月 23 日~ 3 月 31 日 代表選手団 監 督 浅田 顕(JCF ロード競技部会員)2/23-3/18 コーチ 橋川 健(JCF ロード競技部会員)3/17-3/31 メカニック / マッサー 現地スタッフ〔随時〕 選 手 清水 太己(東京・EQADS)2/24-4/21 面手 利輝(神奈川・EQADS)2/24 ~ 4/21 内野 直也(埼玉・EQADS)2/24 ~ 4/21 小橋 勇利(愛媛・JP Sports Test Team Massa Andex)2/24 ~ 4/21 岡 篤志(茨城・EQADS)2/24-4/21 秋田 拓磨(福井・朝日大学)2/24-3/31 片桐 善也(新潟・日本大学)2/24-3/31 広瀬 樹(神奈川・中央大学)2/24-3/31 松本 祐典(京都・明治大学)2/24-3/31 シクリスムエコー 2015.4・5 2015 CHALLENGE CYCLE ROAD RACE 心臓破りの坂を登る A-E のメイン集団 4 月 5 日、静岡県伊豆市の日本サイ クルスポーツセンター 5km サーキット において第 40 回チャレンジサイクル ロードレース大会が開催された。 今回はカテゴリー B 部門にも通年 登録者がエントリーできることもあり、 総勢 921 名の選手が勢ぞろいした。 チャレンジロードはこの数年天候に 恵まれず、一昨年は大 会中止、昨年 は A - E 部 門が 途 中中止となったが、 今年度は無事全部門を終了すること ができた。 午 前 9 時 か ら の A-J 部 門 は 240 名と定員を遥かにオーバーしたため、 A-J1 と A-J2 の 2 グループに分けて の開催となった。2 分後からスタート した偶数ゼッケンの J2 のスピードが早 く、J1 と J2 の先頭集団が合体しての 展開となり、フィニッシュも両グループ 合同スプリントを J2 の徳田が制した。 同時並走の A-Y 部門は、3 人の榛 生昇陽を振り切った地元伊豆総合高 の勝呂が、また A- M 部門は単独で西 谷がトップでフィニッシュした。 午 後 2 時からは A- E・A- U・A- F 部門がスタート。A- F ではジュニアの 梶原が昨年に続いて、エリートを抑え 単独でフィニッシュ。A- U では 2012 年の雨宮、2014 年の近谷に続いて、 岡本が日大 3 連覇を果たした。 メインイベントの A- E 部 門 で は、 Team UKYO が完全にレースをコント ロールして 1 〜 4 位を独占。個人参加 以 外では初めて外人選手が 表彰台に たった。 A-J2 のスタート B-3 のスタート 19 CYCLISM ECHO No.212 [競技結果] 第 40 回チャレンジサイクルロードレース大会 (2015/4/5 静岡 ・ 日本サイクルスポーツセンター) A-E(59km) 1 2 3 4 5 6 ウルタスン・パブロ東京 UKYO 1:36:35.29 プジョル・オスカル東京 UKYO 1:37:04.57 グアルディオラ・サルバドール東京 UKYO 1:37:05.19 土井 雪広 山形 UKYO 1:37:05.61 鈴木 龍 栃木 ブラーゼン 1:37:06.40 中根 英登 愛知 愛三工業1:37:26.62 A-U(39km) 1 岡本 隼 和歌山 日本大 1:01:34.28 2 ホワイトハウス・ダニエル東京 UKYO 1:01:39.24 3 広瀬 樹 神奈川 中央大 1:02:32.69 4 吉田 優樹 福島 日本大 1:02:36.77 5 雨澤 毅明 栃木 ブラーゼン 1:02:38.05 6 草場 啓吾 京都 日本大 1:02:39.37 A-J2(39km) 1 徳田 匠 京都 北桑田高1:04:00.66 2 門田 祐輔 東京 美原高 1:04:03.18 3 小野康太郎 東京 スミタラバネロ1:04:04.33 4 花田 聖誠 東京 昭和第一1:04:06.33 5 石原 祐希 栃木 真岡工高1:04:06.58 6 湯浅 健生 京都 北桑田高1:04:06.58 A-F(19km) 1 梶原 悠未 埼玉 坂戸高 35:11.15 2 大堀 博美 神奈川 YokosukaUno35:47.92 3 谷 伊央里 群馬 日本体大 36:28.74 4 細谷 夢菜 埼玉 浦和工高 36:32.27 5 合田祐美子 岡山 BH Astifo 36:32.74 6 古田 佳美 神奈川 竹芝レーシング36:37.20 A-Y(29km) 1 勝呂 真至 静岡 伊豆総合 2 奥村 十夢 奈良 榛生昇陽 3 三好憲士郎 奈良 榛生昇陽 4 岡本 篤樹 奈良 榛生昇陽 5 谷 和也 大阪 市立堺高 6 會田 陸人 福島 学法石川 B-1(14km) 1 柳澤 創 チームオーベスト 25:51.64 2 五十嵐洸太 BFY Racing 25:53.49 3 石井 汰樹 輪千レーシングチーム 26:00.75 B-2(24km) 49:42.65 49:43.87 49:44.52 49:44.84 49:45.01 49:48.68 1 今井 勇太 駿河モンテロッソ 2 金澤 一流 TEAM 光 3 志田 龍星 岐阜第一高 B-3(24km) 1 國本 英典 TEAM 光 2 福代 直希 TEAM 光 3 志村 俊宗 B-4(24km) 43:06.02 44:50.73 46:04.59 44:21.78 44:24.47 44:24.99 1 井上 善裕 INOUE Racing 44:43.24 2 鈴木 克明 エクストリームつくば 44:45.88 3 福田 健太 INOUE Racing 44:47.06 B-5(14km) A-J1(39km) 1 石井 駿平 群馬 前橋工高1:06:01.37 2 石上 優大 神奈川 横浜高 1:06:02.16 3 武山 晃輔 山梨 甲府工高1:06:02.27 4 納家 一樹 東京 八王子桑志1:06:02.39 5 渡辺 慶太 埼玉 浦和工高1:06:02.58 6 坂 五友 東京 昭和第一1:06:04.79 A-M(39km) 1 西谷 雅史 東京 オーベスト 1:07:55.17 2 半澤 雄高 東京 LinkTohoku1:08:24.69 3 黒川 隆之 神奈川 FIETS 1:10:40.49 4 齋藤 敦 東京 Skyrockets1:10:55.30 5 大野二美雄 東京 AcquaTama1:10:55.98 6 山本 慈朗 東京 チバポンズ1:11:00.75 1 近江 邦夫 Moa-Dreamer 25:10.60 2 奈良 正一 天狗党 25:15.88 3 松村 悟 パインヒルズ '90 25:21.33 B-6(14km) 1 江越 和也 TEAM VAPOR 25:17.64 2 小野 忠 パインヒルズ '90 25:31.16 3 杉山 和重 なるしまフレンド 26:11.47 B-7(14km) 1 高橋 秀樹 フィッツ 27:07.78 2 細山 正一 ugo^re^sinngu 27:34.44 3 澤田 龍之 SPADE ACE 27:36.62 B-8(14km) 1 小笠原 恵 TEAM 光 2 山本真紀恵 キヨ ・ ミヤザワ 3 平野 弓子 B-C1(2km) 30:05.61 32:06.00 32:45.49 1 若林 蔵月 BIKE TOWN B-C2(3km) 5:10.260 1 渡辺 耶斗 Team FITTE 6:08.84 1 橋本 のこ エキップあづみの 7:01.296 B-C3(4km) 20 A-Y 優勝の勝呂(伊豆総合) シクリスムエコー 2015.4・5 A-J2 優勝の徳田(左)と A-J1 優勝の石井(黄・青ジャージ) A-F 優勝の梶原 A-M 優勝の西谷 A-E 優勝のウルタスン・パブロ A-U 優勝の岡本 2015 年 Women's Tour of NZ 日本代表選手団 ツール・ド・台湾 2015 日本代表選手団 大 会 名 2015 年 Women's Tour of NZ(UCI2.2) 開催場所 ニュージーランド・ウエリントン 開催期間 2015 年 2 月 18 日~ 22 日 派遣期間 2015 年 2 月 16 日~ 23 日 代表選手団 監 督 高橋 松吉(ロード支援コーチ) メカニック 中村 仁(強化支援スタッフ) マッサー 穴田 悠吾(強化支援スタッフ) 選 手 西 加南子(千葉・LUMINARIA) 金子 広美(三重・イナーメ・アイランド信濃山形) 合田祐美子(岡山・早稲田大学) 斉藤 望(宮城・日本体育大学) 梶原 悠未(埼玉・筑波大坂戸高校) 大 会 名 ツール・ド・台湾 2015 開催場所 チャイニーズ・タイペイ 台北~高雄 大会期間 2015 年 3 月 22 日~ 3 月 26 日 派遣期間 2015 年 3 月 19 日~ 3 月 27 日 代表選手団 監 督 浅田 顕(JCF ロード強化スタッフ) メカニック 高橋 優平(JCF ロード強化支援スタッフ) マッサー 穴田 悠吾(JCF ロード強化支援スタッフ) 選 手 佐野 淳哉(栃木 那須ブラーゼン) 中島 康晴(福井・愛三工業レーシングチーム) 内間 康平(沖縄・ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 中根 英登(愛知・愛三工業レーシングチーム) 入部正太郎(奈良・シマノレーシング) 21 男子スプリント決勝、左が優勝の梶原 男子ケイリン決勝、先頭が優勝した南 CYCLISM ECHO No.212 平成 26 年度全国高等学校選抜自転車競技大会 この大会は競輪の補助金 を受けて実施されました 女子スクラッチで一人逃げる梶原 3 位は安川義道(榛生昇陽)となった。 平成 26 年度全国高等学 校選抜自 ポイントレースは今村駿介(祐誠) 転車競技大会が 3 月 19 日から 22 日 が、5 回のポイント周回で 1 着をとり の 4 日間、熊本県熊本市熊本競輪場 大差で優勝。2 位は石井駿平 (前橋工)、 (トラック競技)及び熊本県山鹿市菊 3 位は小玉和寿(学法石川)となった。 鹿地区特設ステージ(ロード競技)で 男子スクラッチは牽制が 続き集団 開催された。 ゴールとなり、安彦統賀(川越工)が 初日、開会式に先だって行なわれた 優勝を飾り、2 位は渡邉祐希(学法石 女子 2km 個 人 追 抜予 選、男子 3km 川)、3 位は川野潤(甲府工)となった。 個人追抜予選の結果を受けて、翌日に 女子スクラッチは 後半、梶 原 悠 未 順位決定戦が行なわれた。女子 2km (筑波大坂戸)と橋本優弥 (県岐阜商) 個 人 追 抜は梶 原 悠 未(筑 波 大 坂 戸 ) の 2 名が逃げ、そのまま逃げ切って、 が 2 分 37 秒 112 で 優 勝。2 位 は 橋 梶原が 2km 個人追抜に続き優勝、橋 本優弥(県岐阜商) 、3 位は古山稀絵 本が 2 位、3 位は根岸恵美(興陽)と (昭和一学園)となった。優勝した梶 なった。 原 悠 未は、予 選において 2 分 36 秒 女子 500m タイム・トライアルは 1 166 の大会新記録をマークした。男子 年生の 細 谷 夢 菜( 浦 和 工 )が 37 秒 3km 個人追抜は、予選タイム 2 位の 861 で優勝。2 位は平井杏奈(祐誠)、 橋 本 陸(祐 誠)が 3 分 36 秒 648 で 逆転優勝。2 位は沢田桂太郎(東北) 、 3 位は大久保花梨(祐誠)となった。 22 男子 1km タイム・トライアルでも 1 年生の山田諒(岐阜第一)が 1 分 08 秒 556 で優 勝。2 位は山根将太(倉 吉西)、3 位は小原丈一郎(青森山田) となった。 男子ケイリンは南潤(和歌北)が、 予選から決勝まで安定した競走をして 優勝を飾り、2 位は吉田英司(福井科 技)、3 位は江本祐輝(桜丘)となった。 女子ケイリンは内村舞織(南大隅) が混戦を制して優勝。2 位は大久保花 梨(祐誠)、3 位は内村風羽香(南大隅) となった。 スプリント決勝は予選 1 位から勝ち 上がった梶原大地(祐誠)と、予選 6 位から勝ち上がった田中克尚 (岡山工) との対戦となったが、梶原が 2 本先取 して優勝した。2 位は田中、3 位は地 元の谷口力也(開新)となった。 シクリスムエコー 2015.4・5 女子ロード優勝の梶原 大会最終日は熊本県山鹿市菊鹿地 区特設ステージに会場を移し、個人 ロードレースが行われた。やや寒くは あったが、晴天でのレースとなった。 男子 80.5km (7 周回)、女子 34.5km (3 周回)で実施された。男子は 175 名 の出走で、レース序 盤から 2 ~ 3 名 の選手が逃げては、その周回のチェッ クポイントで集団に吸収されるといっ た展開で進み、残り 1 周回で先頭集 [競技結果] 平成 26 年度全国高等学校選抜自転車競技大会 (2015/3/19-22 熊本 ・ 熊本 / 山鹿) 1 2 3 男子スプリント 梶原 大地 福岡 祐誠 田中 克尚 岡山 岡山工 谷口 力也 熊本 開新 1 2 3 男子 1km タイムトライアル 山田 諒 岐阜 岐阜第一 1:08.556 山根 将太 鳥取 倉吉西 1:09.123 小原丈一郎 青森 青森山田 1:09.501 1 2 3 男子ケイリン 南 潤 和歌山 和歌山北 吉田 英司 福井 福井科技 江本 祐輝 愛知 桜丘 1 2 3 男子個人パーシュート 橋本 陸 福岡 祐誠 3:36.648 沢田桂太郎 宮城 東北 3:38.458 安川 義道 奈良 榛生昇陽 3:38.937 1 2 3 男子スクラッチ(8km) 安彦 統賀 埼玉 川越工 渡邉 祐希 福島 学法石川 川野 潤 山梨 甲府工 1 2 3 男子ポイントレース 今村 駿介 福岡 祐誠 石井 駿平 群馬 前橋工 小玉 和寿 福島 学法石川 28p 15p 11p 男子ロードのゴールスプリント、先頭が優勝した石上 和工)、3 位は古山稀絵(昭和一学園) 団が 24 名となった。残り 2 ㎞を切っ となった。 てから先頭が 3 名となり、第 2 集団 男子学校対抗総合は 4 種目の入賞 は 13 名となった。3 名によるゴール 勝負となり、石上優大(横浜)が優勝。 (3 種目は優勝)を果たし、31 点を獲 得した祐誠が 総合優 勝を飾った。ま 2 位は日野竜嘉(松山聖陵)、3 位は た、女子学校対抗総合は 3 種目の優 中村圭佑(昭和一学園)となった。 勝を果たした筑波大坂 戸が、昨年度 女子は 44 名の出走となったが、レー ス序 盤から梶 原 悠 未(筑 波 大 坂 戸 ) に続き 2 年連続の総合優勝を飾った。 がひとりで逃げをきめ、昨年度に続き (全国高体連自転車競技専門部副部長 井上 正継) 2 連覇を飾った。2 位は細谷夢菜(浦 1 2 3 女子 500m タイムトライアル 細谷 夢菜 埼玉 浦和工 平井 杏菜 福岡 祐誠 大久保花梨 福岡 祐誠 1 2 3 女子ケイリン 内村 舞織 鹿児島 南大隅 大久保花梨 福岡 祐誠 内村風羽香 鹿児島 南大隅 1 2 3 女子個人パーシュート 梶原 悠未 埼玉 筑大坂戸 2:37.112 橋本 優弥 岐阜 県岐阜商 2:46.205 古山 稀絵 東京 昭和一学 2:45.210 1 2 3 女子スクラッチ(6km) 梶原 悠未 埼玉 筑波大坂戸 橋本 優弥 岐阜 県岐阜商 根岸 恵美 岡山 興陽 1 2 3 4 5 6 女子ロードレース(34.5km) 梶原 悠未 埼玉 筑大坂戸 細谷 夢菜 埼玉 浦和工 古山 稀絵 東京 昭和一学 元砂水咲美 奈良 榛生昇陽 石井 菜摘 栃木 作新学院 儀間 光希 沖縄 北中城 1:03:10.1 1:04:58.3 1:05:08.7 1:06:12.7 1:06:12.8 1:06:17.9 1 2 3 4 男子ロードレース(80.5km) 石上 優大 神奈川 横浜 日野 竜嘉 愛媛 松山聖陵 中村 圭佑 東京 昭和一学 徳田 匠 京都 北桑田 2:06:14.2 2:06:14.5 2:06:15.3 2:06:35.2 37.861 37.954 38.141 5 今村 駿介 福岡 祐誠 2:06:36.1 6 奥村 十夢 奈良 榛生昇陽 2:06:36.2 1 2 3 男子総合成績 祐誠高等学校 松翠学園岐阜第一高等学校 学校法人石川高等学校 31p 18p 13p 1 2 3 女子総合成績 筑波大学附属坂戸高等学校 昭和第一学園高等学校 祐誠高等学校 27p 24p 22p 23 CYCLISM ECHO No.212 チャレンジロード、B-C1 のスタート前 チャレンジロード、A-J1 のメイン集団 < JCF オフィシャル・スポンサー> <オフィシャル・サプライヤー> シクリスムエコー No.212 2015 年 4 月・5月号 発 行/公益財団法人 日本自転車競技連盟 発 行 人/橋 本 聖 子 編 集 人/坂井田 米治 編集事務局/公益財団法人 日本自転車競技連盟 事務局 〒141-0021 東京都品川区上大崎 3-3-1 自転車総合ビル 5F TEL 03-6277-2690 FAX 03-6277-2691 http://www.jcf.or.jp/ 24 この資料および の表示がある事業は、JKA から競輪収益の一部である公益事業資金の補助を受けたものです。 Ⓒ(公財)日本自転車競技連盟 2015 本紙掲載の写真、イラスト、ロゴマーク、ロゴタイプおよび記事の無断転載を禁じます。 ※本誌「シクリスムエコー」定期購読をご希望の方は編集事務局までお問合せください。 =シクリスムエコー読者のみなさまへ= 本誌への寄稿またはご意見、ご感想等を編集事務局までお寄せください。