専 攻 科 介 護 福 祉 専 攻

Transcription

専 攻 科 介 護 福 祉 専 攻
専 攻 科 介 護 福 祉 専 攻
2.専門教育科目
単位数
授業
形態
必修
社会の理解
講義
1
161
介護の基本Ⅰ
講義
2
162
介護の基本Ⅱ
講義
2
163
介護の基本Ⅲ
講義
2
164
介護の基本Ⅳ
講義
2
165
福祉レクリエーション
演習
2
166
リハビリテーション論
講義
2
167
コミュニケーション技術Ⅰ
演習
1
168
コミュニケーション技術Ⅱ
演習
1
169・170
生活支援技術A
演習
3
171・172
生活支援技術B
演習
4
173
生活支援技術C
演習
3
174・175
介護過程Ⅰ
演習
1
176
介護過程Ⅱ
演習
2
177
介護事例研究Ⅰ
演習
1
178
介護事例研究Ⅱ
演習
2
179
介護事例研究Ⅲ
演習
1
180
介護総合演習Ⅰ
演習
1
181
介護総合演習Ⅱ
演習
1
182
介護実習Ⅰ
実習
1
183
介護実習Ⅱ
実習
4
184
発達と老化の理解
講義
2
185
認知症の理解Ⅰ
講義
2
186
認知症の理解Ⅱ
講義
2
187
障害の理解
講義
2
188
こころとからだのしくみⅠ
講義
2
189
こころとからだのしくみⅡ
講義
2
190
授 業 科 目
【卒業要件】必修科目51単位を取得すること。
選択
備 考
頁
【科 目 名】 社会の理解
【単
【学
【担当教員】 後藤 光雄
期】 前
期
位】 1
自室番号 実験工作棟
【対象学生】 介護福祉専攻
【授業の目標及び到達目標】
・専門的知識を身に付け、介護を必要としている人とその家族への適切なケア・情報提供・人権の尊重が
できる介護福祉士を養成することを目指す。
・介護福祉士として、職務を遂行する上で、主として高齢者を取り巻く社会・家族機能の変化と法制度、
権利擁護の仕組みを理解することができる。
【授業の内容及び方法】
・主として高齢者と家族・地域社会との関係を把握できるよう、家族機能や地域社会の変容を学ぶ。
・家族機能・地域社会の変容に伴う生活保障のための関係法規の基礎知識を学ぶ。
【授業の計画】
1
家族の形態・機能の変化とその役割
2
地域社会の機能の変化と高齢者の生活との関係性
3
社会保障制度の目的とその仕組み
4
公的年金制度の仕組み
5
介護保険制度の背景と目的
6
介護保険制度の仕組み ①社会保険方式としての制度
7
介護保険制度の仕組み ②サービス利用の流れ
8
高齢者等の権利擁護に関する法規(日常生活自立支援事業、成年後見制度)
【授業外の学修(予習・復習等)について】
・新聞を読み、社会保障関係の記事を切り取り、ノートに内容のまとめや考え方を書いてみてください。
【履修上の注意・要望等】
・配布資料は、整理保管して学習に役立ててください。
【評価方法・基準】
・期末試験(100%)により評価する。
【教
材】
・教科書
:介護福祉士養成テキスト第1巻「人間の尊厳と自立/社会の理解」
(法律文化社)
・参考文献 :授業の中で紹介する。
【キーワード】
家族の機能
扶養と介護
一人暮らし高齢者 町内会
つながり
国民年金第1号被保険者(第2号・
第3号) 介護保険第1号被保険者(第2号) 地域包括支援センター 日常生活自立支援事業
成年後見制度
【科 目 名】
【学
介護の基本Ⅰ
期】 前
期
【単
位】 2
【担当教員】 須江裕子
(自室番号 226-1 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
介護福祉士を取り巻く状況や背景を理解するとともに、尊厳の保持や個別性について学ぶ。
【授業の内容及び方法】
介護福祉士の役割と機能を理解する。介護を必要とする人の個別性を学ぶ。
【授業の計画】
1
介護福祉士を取り巻く状況①(介護の歴史)
2
介護福祉士を取り巻く状況②(介護問題の背景)
3
介護福祉士の役割と機能を支える仕組み①(社会福祉士及び介護福祉士法)
4
介護福祉士の役割と機能を支える仕組み②(介護福祉士の社会的役割)
5
尊厳を支える介護
6
QOLの考え方
7
ノーマライゼーション
8
利用者主体の考え方
9
自立に向けた介護
10 自立支援の具体的展開
11 個別ケア
12 個別ケアの具体的展開
13 ICFの考え方
14 ICFの視点にもとづく利用者のアセスメント
15 まとめ
【授業外の学修(予習・復習等)について】
介護福祉士として生活支援をするために、社会全体に視野を広げる。毎日のニュース・新聞など関心を持
って見ておく。
【履修上の注意・要望等】
学ぶ姿勢を常に持つこと。
【評価方法・基準】
定期試験 80%、学習態度 20%にて総合評価を行う。
【教
材】
新・介護福祉士養成講座3「介護の基本Ⅰ」、
新・介護福祉士養成講座4「介護の基本Ⅱ」(中央法規)
【キーワード】介護問題・介護福祉士会・ICF・QOL・尊厳・ノーマライゼーション・個別ケア
【科 目 名】 介護の基本Ⅱ
【単
【学
【担当教員】 中村 絹江
期】 前
期
位】 2
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
介護福祉士の資格や役割及び介護サービスの種類やサービス内容について理解したうえで、利用者の
個別性を尊重した専門職としての介護を実践できるようになる。
【授業の内容及び方法】
介護福祉士の資格や役割について理解し、利用者等のニーズを充足するために、保健・医療・福祉の
サービスがどのように提供され、多職種がどのように連携していくのかについて学ぶ。また、利用者
の安全確保と介護職自身の健康管理についての理解を深める。
【授業の計画】
1
介護福祉士を取り巻く状況:介護の歴史と介護問題の背景
2
介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ:
「社会福祉士及び介護福祉士法」
、専門職能団体の活動
3
介護福祉士の倫理:職業倫理及び利用者の人権と介護
4
介護サービスの特性:尊厳を支える介護及び自立に向けた介護
5
介護サービスの特性:高齢者の特徴と生活
6
介護サービスの特性:障害者の特徴と生活
7
介護サービス提供の場の特性:介護サービスの概要
8
介護サービス提供の場の特性:高齢者に対する居宅系サービス提供の場とその特性
9
介護サービス提供の場の特性:高齢者に対する入所系サービス提供と場とその特性
10 介護サービス提供の場の特性:障害者に対する居宅系サービス提供の場とその特性
11 介護サービス提供の場の特性:障害者に対する入所系サービス提供の場とその特性
12 介護実践における連携:多職種連携と地域連携
13 介護従事者の安全Ⅰ
14 介護従事者の安全Ⅱ
15 まとめ
【授業外の学修(予習・復習の指示)について】
復習により授業内容の定着を図ること。
【履修上の注意・要望等】
各自が目的意識を持って、積極的に授業に臨むこと。介護福祉士に求められる役割と介護実践を意
識すること。
【評価方法・基準】
受講態度(20%)・提出課題(30%)・期末試験(50%)の成績で総合的に評価する。
【教
材】
教科書:新・介護福祉士養成講座『4 介護の基本Ⅱ』(中央法規出版株式会社)
【キーワード】
介護保険制度、介護サービス、介護保険施設、障害、自立
【科 目 名】介護の基本Ⅲ
【単
【学
【担当教員】二宗
期】前
期
位】2
行是
(自室番号
)
【対象学生】専攻科
【授業目標及び到達目標】
日本介護福祉士会倫理綱領について理解し、介護の倫理を踏まえた介護実践能力を養う。
介護における安全の確保とリスクマネージメントについて学び、介護を実践する能力を身につける。
【授業内容及び方法】
具体的な事例を挙げ、介護従事者が持つべき職業倫理について学び自己の考えを表現できる。
利用者の事故防止や安全対策の必要性を理解するとともに、介護従事者の安全と健康管理について学ぶ。
【授業の計画】
1.職業倫理
2.介護従事者の倫理
3.介護実践の場と求められる倫理
4.利用者の人権と介護
5.身体的拘束禁止
6.高齢者虐待
7.児童虐待
8.プライバシーの保護
9.個人情報の保護
10.介護における安全の確保とリスクマネージメント
11.事故防止、安全対策
12.防火・防災対策
13.利用者の生活の安全
14.感染対策
15.介護従事者の安全
(介護従事者の心身の健康管理)
【授業外学修(予習・復習指示)について】
・出身地の市町村の介護に関するサービスについて調べ、介護の実際について理解を深める。
・利用者の安全を守るための取り組み方について、介護者に必要な知識や心構えを自己学習し、理解を深
める。
【履修上の注意・要望等】
・受講者の主体的な学習参加を促すために、グループワークやロールプレイングを取り入れる時間がある
が、自分の考えをしっかり発言をするなど積極的に授業に取り組む事を希望します。
【評価方法・基準】
試験(60%)・課題(20%)・受講状況・授業態度(20%)によって総合的に評価する。
【教
材】
中央法規 新・介護福祉士養成講座4 介護の基本Ⅱ
【キーワード】
倫理・利用 者の安全・介護従事者の安全
【科 目 名】 介護の基本Ⅳ
【単
【学
【担当教員】 後藤 光雄
期】 後
期
位】 2
自室番号 実験工作棟
【対象学生】 介護福祉専攻
【授業の目標及び到達目標】
・多職種との連携・協働の実践を見聞し、学習することで、介護を必要とする人とその家族への適切な
ケア・情報提供ができる介護福祉士を養成することを目指す。
・介護実践現場で、効率的で質の高いサービス提供ができるように、組織内での多職種との連携及び公的
機関の専門職種・地域社会のインフォーマル資源の内容・連携を理解することができる。
【授業の内容及び方法】
・事業所・機関に所属する介護福祉士・介護支援専門員・包括支援センター職員が進める組織内・地域内
の多職種又はボランティアとの連携と効果を学ぶ。
・福祉事務所、子どもセンター、社会福祉協議会等の現場を見聞し、専門多職種の業務・役割を学ぶ。
(学外授業)
・当事者・委嘱ボランティア・ボランティアグル-プの活動を見聞し、地域内での福祉コミュニティづく
りの大切さを学ぶ。
【授業の計画】
1,地域連携(1)
その意義、目的、フォーマル・インフォーマル資源の種類と役割
2,地域連携(2)
当事者の在宅介護の実態とサービス利用、当事者組織の役割と活動
3,地域連携(3)
地域ボランティア、委嘱ボランティア、ボランティアグループの役割と活動
4,地域連携(4)
住民が支えあう地域ケア会議、身近なお互いさまネットワーク活動
5,多職種連携(1) 多くの専門職種と所属する機関団体の役割、サービス内容の理解
6,多職種連携(2) 多職種との連携(チームアプローチ)の意義、内容の理解
7,多職種連携(3) 介護支援専門員が進める介護福祉士等専門職者、地域資源との連携の実例
8,多職種連携(4) 介護現場における介護福祉士と多職種との連携の実例
9,多職種連携(5) 地域包括支援センターの業務と介護福祉士等専門職者、地域資源との連携の実例
10,専門職が所属する関係機関・団体の現場研修(1)
社会福祉事務所
11,専門職が所属する関係機関・団体の現場研修(2)
すこやか子どもセンター
12,専門職が所属する関係機関・団体の現場研修(3)
社会福祉協議会、当事者団体など
13,グループワーク(1)
この地域で暮らしてきて良かったと思える地域づくりプランの作成
14,グループワーク(2)
この地域で暮らしてきて良かったと思える地域づくりプランの作成と発表
15,全体のまとめ
【授業外の学修(予習・復習等)について】
・ご自分の市町村では、介護・福祉・保健の分野の機関・団体が、どこにどういったものがあるか調べて
みてください。
【履修上の注意・要望等】
・機関・団体への視察研修、外部講師・福祉団体代表者の講話を予定している。質問をしてください。
【評価方法・基準】
・期末試験(70%)考察レポート(30%)により総合評価する。
【教
材】
・教科書 :新介護福祉士養成講座4「介護の基本Ⅱ」(中央法規出版)
【キーワード】
チームアプローチ インフォーマル資源
当事者団体
民生委員児童委員
【科 目 名】 福祉レクリエ-ション
【単
【学
【担当教員】 居原田 洋子
期】 通 年(隔週)
位】 2
(自室番号241)
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
本授業では、レクリエ-ション活動を通して、生活の質の向上のために機能訓練の支援の方法を学ぶ。
レクリエーション活動を行う際のプログラム作成や障害別の援助方法を知り、高齢者や障害者の特性を
理解し、対象別援助方法が理解できるようにする。
【授業の内容及び方法】
健康体操、クラフト、ゲ-ム、歌唱、楽器演奏などのレクリエ-ション活動を通して、高齢者・障害
者の対象別援助方法を実践を通して学ぶ。
【授業の計画】
1.レクリエーションの意味
2.レクリエーション活動の主体と指導者の役割
3.レクリエーション活動の効果・・・音楽を伴った実践的援助方法
4.高齢者・障害者のレクリエーション活動における配慮・・・介護を必要とする人の理解
5.高齢者のレクリエーション活動①・・・サウンドフープを使って
6.高齢者のレクリエーション活動②・・・バランスボールを使って
7.高齢者のレクリエーション活動③・・・トーンチャイムを使って
8.高齢者のレクリエーション活動④・・・健康体操・リラクゼーション・シェイクムーブメント
9.障害者のレクリエーション活動①・・・身体障害者のレクリエーション援助
10. 障害者のレクリエーション活動②・・・視覚障害者のレクリエーション援助
11. 障害者のレクリエーション活動③・・・聴覚障害者のレクリエーション援助
12. 障害者のレクリエーション活動④・・・知的障害者のレクリエーション援助
13.事故防止と安全管理
14.レクリエーション活動の計画と実行①・・・アセスメントの仕方
15. レクリエーション活動の計画と実行②・・・評価・反省の観点
【授業外の学修(予習、復習)について】
・授業で出された課題について、次回の授業で発表できるように準備しておくこと。
【履修上の注意・要望等】
・指導案を立案し、一人ひとり指導する機会をもつ予定である。
【評価方法】
個別のニーズに合う計画が立案でき、技術指導や活動援助法が理解できたかで判断する。
授業態度(30%)・出席状況(20%)・レポート(50%)により総合評価する。
【教 材】
教 科 書:『高齢者のための年中行事とレクリエ-ション』
(ひかりのくに)
参考文献:適宜プリントを配布する。
【キーワード】
高齢者・障害者の理解、対象別援助方法
【科 目 名】リハビリテーション論
【単
【学
【担当教員】初岡寛幸
期】後期
位】2 単位
(自室番号
)
【対象学生】専攻科
【授業の目標及び到達目標】
リハビリテーションと介護において、自立支援のために必要な疾患特性やその症状を考慮した介護が行え
るよう、知識を養うことを目的とする。
【授業の内容及び方法】
講義形式で実施予定。
【授業の計画】
①リハビリテーションの理念・目的
②ICF の考え方
③他職種との連携
④自立を促す介護
⑤リハビリテーション各論 変形性関節症
⑥リハビリテーション各論 関節リウマチ
⑦リハビリテーション各論 骨折
⑧リハビリテーション各論 脊髄損傷
⑨リハビリテーション各論 脳卒中
⑩リハビリテーション各論 パーキンソン病
⑪リハビリテーション各論 難病
⑫リハビリテーション各論 COPD
⑬リハビリテーション各論 がん
⑭リハビリテーション各論 病期
⑮まとめ
【授業外の学修(予習・復習等)について】
学んだ内容を他の教科で学んだことと関連して考えること。
【履修上の注意・要望等】
毎回講義で 1 人 1 回は質問をする。質問に対して自分の考えを伝える努力をすること。
【評価の方法・基準】
出席状況約 35%、試験成績約 30%、学習態度約 35%などで総合的に評価する。
【教
材】
新・介護福祉士養成講座 3「介護の基本Ⅰ」
【キーワード】
自立・他職種連携・疾患特性
【科 目 名】 コミュニケーション技術Ⅰ(演習)
【単
【学
【担当教員】 中村
期】 前
期
位】 1
絹江
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション、介護におけるチームのコミュニケーション技
法が実践できるようになる。
【授業の内容及び方法】
介護を必要とする対象者の理解や援助的関係、援助的コミュニケーションについて学ぶ。また、利用者
や利用者家族、あるいは多職種協働におけるコミュニケーション能力を身につけるため、具体的な演習
を通して学ぶ。
【授業の計画】
1
介護におけるコミュニケーションの基本Ⅰ
2
介護におけるコミュニケーションの基本Ⅱ
3
介護場面における利用者・家族とのコミュニケーションの実際Ⅰ
4
介護場面における利用者・家族とのコミュニケーションの実際Ⅱ
5
介護場面における利用者・家族とのコミュニケーションの実際Ⅲ
6
利用者の特性に応じたコミュニケーションの技法の実際Ⅰ
7
利用者の特性に応じたコミュニケーションの技法の実際Ⅱ
8
利用者の特性に応じたコミュニケーションの技法の実際Ⅲ
9
介護におけるチームのコミュニケーションⅠ
10 介護におけるチームのコミュニケーションⅡ
11 チームの記録による情報の共有化Ⅰ
12 チームの記録による情報の共有化Ⅱ
13 報告・会議Ⅰ
14 報告・会議Ⅱ
15 まとめ
【授業外の学修(予習・復習の指示)について】
復習により授業内容の定着を図ること。
【履修上の注意・要望等】
各自が目的意識を持って、積極的に授業に臨むこと。介護福祉士に求められるコミュニケーション技
法を意識すること。
【評価方法・基準】
受講態度(20%)・提出課題(30%)・期末試験(50%)の成績で総合的に評価する。
【教
材】
教科書: 新・介護福祉士養成講座『5 コミュニケーション技術』(中央法規出版株式会社)
【キーワード】
コミュニケーション技術、傾聴、共感、受容
【科 目 名】コミュニケーション技術Ⅱ
【単
【学
【担当教員】佐藤
期】前
期
位】0.5
美智子
(自室番号
)
【対象学生】専攻科
【授業の目標及び到達目標】
①授業の目標
・本授業では聴覚障害者への理解を深める。
・学んだコミュニケーション技術を使って積極的に聴覚障害者に関わることをめざす。
②授業の到達目標
多様なコミュニケーション技術駆使し、聞こえる人との橋渡しが出来るようになる。
【授業の内容及び方法】
聴覚障害と聴覚障害者についての講義及び手話等コミュニケーション技術の実技を行う。
【授業の計画】(講義/実技)
1. 聴覚障害と聴覚障害者の障壁・コミュニケーション方法/手話「挨拶」「名前」、自己紹介
2. ノンバーバルコミュニケーション/名前の手話の成り立ち、指文字
3. 聴覚・言語障害者の生活とコミュニケーション/筆談、手話「数字」
4. 耳のしくみ・聞こえについて/手話「家族」「趣味」「疑問詞①」
5.失聴時期による言語の違い、音声言語との文法の違い/手話「仕事」
6.コミュニケーション支援と情報提供/手話「疑問詞②」
7.盲ろう者の存在とそのコミュニケーション手段/触手話・指点字・手のひら書き、簡単な会話
8.聴覚障害者とのコミュニケーション体験(人となりを取材して発表、一緒にカルタ取り)
【授業外の学修(予習・復習の指示)について】
・音の無いテレビを見て感想・意見をレポートにまとめる。
・実技は必ず復習をし、繰り返しの練習で身につける。
・テキストの講義編を読み、疑問点を洗い出し、授業内容も含めて質問をまとめる。
【履修上の注意・要望等】
短時間の履修であることを念頭におき、積極的に授業に参加する。
【評価方法】
授業態度(10%)、提出課題(10%)、筆記試験(40%)、実技試験(40%)により総合的に評価する。
【教
材】
教科書:手話を学ぼう手話で話そう(全日本ろうあ連盟)
たっちゃんと学ぼう(全日本ろうあ連盟)
自己作成資料
参考文献:わが指のオーケストラ(秋田書店)
【キーワード】
・手話を国の公用語として認める法律における世界の情勢と日本の動向(日本での仮称「手話言語法」)、
地方自治体の手話言語条例
・障害者権利条約と日本の批准
【科 目 名】コミュニケーション技術Ⅱ
【単
【学
【担当教員】 井戸美智夫
期】 前
期
位】 1
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
視覚障害者についての知識と、その生活上の問題を理解し、介護のあり方を学ぶとともに、点字の基
礎を学習する。視覚障害について理解を深め、コミュニケーション能力が高まるために自主的に継続的
に学習ができるようになる。
【授業の内容及び方法】
視覚障害者についての基礎知識を習得する。
視覚障害者の生活上の問題を理解し、介護のあり方を学ぶ。
コミュニケーション介護について学習する。
【授業の計画】
1.介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション
2.50音の把握
3.濁音・半濁音の把握
4.視覚障害者の日常生活の把握
5.長音・数字の把握
6.マス空けの把握
7.点字作品づくり
8.実習①
9.実習②
10.総合演習
11.まとめ及び講評
【授業外の学修(予習・復習等)について】
予習:視覚障害者への正しい理解
復習:課題を確実に行うこと
【履修上の注意・要望等】
目的意識を持って学習すること
【評価方法・基準】
終了時試験(60%)、レポート(20%)、学習態度(20%)の総合評価とする。
【教
材】
教科書:なし
参考文献:点訳の広場(岡山県赤十字訳奉仕団)
【キーワード】
点字 視覚障害
【科 目 名】 生活支援技術A
【単
【学
【担当教員】植月 洋子・服鳥 昌子 ・大土井 亮輔
期】 通
年
位】 3
(自室番号
211
・226-2)
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
①本授業の目的は、家族の生活と高齢者や障害のある人への介護を考えつつ、どのような状態であ
っても、その人の自立・自律を尊重しつつ潜在能力を引き出し、介護者として安全に援助できる技
術や知識を身につけることである。
②衣・食・住・家庭経営など家事に関する様々な知識や技能を習得し,高齢者や障害者が楽しく、
安全に家庭生活を営むために必要な支援をするための能カを養う。
【授業の内容及び方法】
高齢者や障害のある人の生活の営みが、可能な限り自立してできるよう、また,介護する者が,家
事全般に関わる高度な支援サポートができるように,技術の習得を目指して,演習,実習を行う。
【授業の計画】
<前期> 1 ~ 30
<後期> 31 ~ 45
1
~ 18まで 、37 ~ 45まで・・・・・ 植月
19 ~ 32まで ・・・・・服鳥 、33 ~ 36まで・・・・・ 大土井
1 .自 立 に 向 け た 家 事 の 介 護
☆家事の介助の技法―①
・ 家 事 の 意 義 .目 的
2 .・ 家 庭 経 営 ・ 家 計 の 管 理
3 .・ ワ ー キ ン グ ウ ェ ア ー の 製 作 < 被 服 >
裁断・印つけ
4 .・ ワ ー キ ン グ ウ ェ ア ー の 製 作 < 被 服 >
縫製①
5 .・ ワ ー キ ン グ ウ ェ ア ー の 製 作 < 被 服 >
②
6 .・ ワ ー キ ン グ ウ ェ ア ー の 製 作 < 被 服 >
③
7 .・ ワ ー キ ン グ ウ ェ ア ー の 製 作 < 被 服 >
④
8 .・ ワ ー キ ン グ ウ ェ ア ー の 製 作 < 被 服 >
⑤
9 .・ ワ ー キ ン グ ウ ェ ア ー の 製 作 < 被 服 >
⑥
10.・ ワ ー キ ン グ ウ ェ ア ー の 製 作 < 被 服 >
⑦
11.・浴衣着装実習
12.・手縫い①(基礎縫い)
13.・手縫い②(ボタン・スナップつけ)
14.・洗濯
15.・のりつけ・アイロンかけ
1 6 . ・「 ほ ん と に 安 全 ! 合 成 洗 剤 ! ! 」 ビ デ オ レ ポ ー ト 提 出
17.・高齢者、障害者のための被服のデザイン・構成・色彩・着脱の工夫
18.
ま と め ①
19.・ 調 理 実 習 の た め の オ リ エ ン テ ー シ ョ ン
2 0 .・ 高 齢 者 の 食 事 計 画 ・ 高 齢 者 に 向 く 食 品 と 調 理 法
2 1 .・ 普 通 食 の 調 理 … 調 理 の 基 本
22.
調理実習
2 3 .・ 病 態 に 応 じ た 調 理 : 軟 菜 食 の 素 材 と 調 理 に つ い て
24.
調理実習
2 5 .・ 病 態 に 応 じ た 調 理 : 骨 粗 鬆 の 予 防 の 要 点 と 調 理 に つ い て
26.
調理実習
2 7 .・ 病 態 に 応 じ た 調 理 : 高 血 圧 症 の 予 防 の 要 点 と 調 理 に つ い て
28.
調理実習
29.・ 病 態 に 応 じ た 調 理 : 糖 尿 病 の 食 事 療 法 の 基 本 と 調 理 に つ い て
30.
調理実習
31.・ 高 齢 者 向 き の 調 理 の ま と め ・ 復 習
32.
調理実習
3 3 . 自立に向けた住居環境の整備
・生活空間の環境①(要素:室温、湿度、換気空調、照明、給排水)
3 4 .・ 生活空間の環境②(要素:水回り・家電設備、ガス器具等の光熱エネルギーの有効利用と省エネ)
3 5 . 住居管理と地域のかかわり(ゴミ、廃材の処理と管理、住居の生活空間と地域とのかかわり)
・安全安心の生活にかかわる地域コミュニティー
3 6 . 福祉環境整備(高齢者、障害者への配慮。バリアフリーとユニバーサルデザイン)
・住居空間の整備(住宅改修の実例、介護改修・耐震改修 等)
37.生 活 支 援
・生活の理解(生活の定義・生活経営のプロセス・生活経営
その他)
38.
・ 生 活 支 援( 生 活 支 援 の 考 え 方 ・ I C F の 視 点 に も と づ く ア セ ス メ ン ト )
39. ☆ 家 事 の 介 助 の 技 法 ― ②
掃除・ゴミ捨て
40.
・衣服・寝具の衛生管理
41. 利 用 者 の 状 態 ・状 況 に 応 じ た 介 護 の 留 意 点
・感覚機能が低下している人の介助の留意点
42.
・運動機能が低下している人の介助の留意点
・認知・知覚機能が低下している人の留意点
43.介 護 福 祉 士 共 通 試 験 過 去 問 題 ①
44.介 護 福 祉 士 共 通 試 験 過 去 問 題 ②
45.ま と め ②
【授業外の学修(予習・復習の指示)について】
予習:教科書に目を通しておくこと。
復習:授業時の配布物を熟読しておくこと。
【履修上の注意・要望等】
基本的な家庭生活を理解し、介護福祉士として必要な高齢者や障害のある人への生活支援について知
識を深めるよう目的意識を持って授業に臨むこと。
【評価方法・基準】
筆記試験(50%)、提出課題(40%)、受講態度・授業への意欲(10%)
【教
材】
介護福祉士養成講座編集委員会「生活支援技術Ⅰ」
【キーワード】
生活支援・衣生活・食生活・住環境・家庭経営
【科 目 名】 生活支援技術B
【単
【学
【担当教員】須江裕子
期】 通年
位】 4
若林美佐子
(自室番号 226 -1 、
142 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
見守りから看取りまでのあらゆる介護場面において共通する基本的な介護の知識・技術・態度を習得し、それらを
統合した適切な実施を目指す。
【授業の内容及び方法】
正確・安全・安楽そして創意工夫することを念頭におき、介護上の個別のニーズを充足するよう一連の思考過程を
踏み、個人の特性に応じた適切で良質な介護実践ができるよう技術を磨く。
介護の基本的技術を習得し、その原理を理解する。
【授業の計画】
1自立に向けた身支度の介護 2身支度の意義と目的
3身支度に関する利用者のアセスメント 4生活習慣と装いの楽しみを支える介護
5整容・洗面・整髪ひげの手入れ・爪・化粧など 6口腔の清潔
7衣類の着脱 8自立に向けた移動の介護
9移動の意義と目的 10 移動に関する利用者のアセスメント
11 安全で気兼ねなく動くことを支える介護 12 外出の環境作り、社会参加、余暇活動・その他
13 安全で的確な移動・移乗の介護の技法 14 歩行介助
15 車椅子移動の介助 16 安楽な体位
17 体位変換 18 自立に向けた食事の介護
19 食事の意義と目的 20 食事に関する利用者のアセスメント
21「おいしく食べる」ことを支える介護 22 食事を楽しむための環境作り
23 安全で的確な食事介助の方法 24 自立に向けた入浴・清潔保持の介護
25 入浴の意義と目的 26 入浴に関する利用者のアセスメント
27ICF の視点に基づくアセスメント 28 爽快感・安楽を支える介護
29 爽快感・安楽を支える介護の工夫 30 入浴を楽しむ環境作り、スキンシップ
31 安全的確な入浴・清潔の保持の介護の技法 32 入浴・シャワー浴
33 全身清拭 34 陰部洗浄
35 足浴・手浴 36 洗髪
37 自立に向けた排泄の介護 38 排泄の意義・目的
39 排泄に関する利用者のアセスメント 40ICF に視点に基づくアセスメント
41 気持ちよい排泄を支える介護 42 気持ちよい排泄を支える介護
43 安全・的確な排泄の介護の技法 44 トイレでの介護
45 ポータブルトイレでの介護 46 採尿器・差し込み便器での介助
47 おむつ交換の介助 48 自立に向けた睡眠の介護
49 睡眠の意義・目的 50 睡眠に関する利用者のアセスメント
51ICF の視点に基づくアセスメント 52 安眠のための介護
53 安眠のための介護の工夫 54 安眠を促す介護の技法
55 終末期の介護 56 終末期における介護の意義・目的
57 臨終時の介護・対応 58 事前意思確認
59 終末期における利用者のアセスメント 60 グリーフケア
【授業外の学修(予習・復習等)について】実施した介護技術は復習を重ねること。
【履修上の注意・要望等】1 回 1 回確実に介護技術を習得するために、必ず出席し、演習に積極的に参加すること。
演習グループ内での協力を心がけること。演習に適した服装、身なりを整えること。
【評価方法・基準】 筆記・実技試験 60%、学習態度 40%で総合評価する。
【教
材】
新・介護福祉士養成講座 6「生活支援技術Ⅰ」
、新・介護福祉士養成講座 7「生活支援技術Ⅱ」
(中央法規)
【キーワード】自立支援、ICF,ボディメカニクス、アセスメント、介護ニーズ
【科 目 名】生活支援技術 C
【単
【学
【担当教員】 須江裕子
期】 通
年
位】 3
秋里勇次 米井浩太郎 若林美佐子
(自室番号 226-1)
(自室番号 142)
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
基本的な生活技術をもとに、利用者の個別性を踏まえたケアが実施できる能力を養う。各疾患の特性
を理解し、適切な介護の方法や技術を習得する。介護の原則である①尊厳保持②自立支援③安全を守る、
について知識や技術を習得する。
【授業の内容及び方法】
介護に必要な基本的な知識や技術を疾患や障害ごとに学習する。確実な技術と介護を必要とする人へ
の共感的理解のために、演習を織り込みながら学習する。
【授業の計画】
1.利用者の状態・状況に応じた生活支援技術とは何か
2.高齢者の特性(心身の機能低下の特徴)
3.高齢者の特性(老人の骨折・骨粗鬆症・廃用症候群・褥瘡)
4.高齢者の特性(心身の機能低下の体験・高齢者の疑似体験)
5.福祉用具と介護用具の紹介【米井】
6.車椅子とシーティング【米井】
7.運動機能障害に応じた介護(良肢位・拘縮・硬直・変形など)【米井】
8.運動機能障害に応じた介護(脳血管障害の基礎知識)
【米井】
9.運動機能障害に応じた介護【米井】
10.運動機能障害に応じた介護(片麻痺の疑似体験)【米井】
11.感染対策の基礎知識
12.手洗いの実践
13.バイタルサインの意義と測定(血圧と脈拍の測定)
14.バイタルサインの意義と測定(呼吸・体温・意識レベル)
15.バイタルサインの意義と測定(バイタルサインの測定)
<障害に応じた生活支援技術(運動機能障害・感覚障害)>
16.視覚障害に応じた介護(視覚障害者と生活の理解)【須江】
17.視覚障害に応じた介護(生活支援と環境整備)
【須江】
18.視覚障害に応じた介護(食事の支援・コミュニケーションの支援)
【須江】
19.視覚障害者の疑似体験【須江】
20.運動機能障害に応じた介護(脳性麻痺)
【米井】
21.運動機能障害に応じた介護(脊髄損傷)
【米井】
22.運動機能障害に応じた介護(難病)【米井】
23.運動機能障害に応じた介護(慢性関節リウマチ)【米井】
24.運動機能障害に応じた介護(パーキンソン病基礎知識)【米井】
25.運動機能障害に応じた介護(パーキンソン病の介護)
【米井】
26.運動機能障害に応じた介護(ALS・筋ジストロフィー)【米井】
27.聴覚・言語障害に応じた介護【米井】
<障害に応じた生活支援技術(内部障害)>
28.心臓機能障害のある人の理解・生活支援と環境整備
29.心臓機能障害に応じた介護(食事への援助・日常生活支援)
30.心臓機能障害に応じた介護(介護技術の展開)
31.腎臓機能障害のある人の理解・生活支援と環境整備
32.腎臓機能障害に応じた介護(食事への支援と環境整備 介護技術の展開 他職種との連携)
33.呼吸器機能障害のある人への理解・生活支援と環境整備
34.喀痰の吸引方法
35.膀胱・直腸機能障害に応じた介護(膀胱留置カテーテル)
36.人工肛門・人工膀胱の手当て
37.排尿障害(失禁について)
38.肝臓機能障害のある人の理解・介護技術の展開
39.生活習慣病について 高血圧・糖尿病・動脈硬化・高脂血症の予防
40.生活習慣病とメタボリックシンドローム
<障害に応じた生活支援技術(精神・知的障害)>
41.知的障害のある人と生活の理解・生活支援と環境整備【秋里】
42.知的障害に応じた介護
介護技術の展開 他職種との連携【秋里】
43.精神障害のある人と生活の理解・高齢者の精神障害【秋里】
44.精神障害に応じた介護
介護技術の展開 他職種との連携【秋里】
45.発達障害のある人と生活の理解 生活支援と環境整備 他職種との連携【秋里】
【授業外の学修(予習・復習等)について】
他の科目と関連・重複するところがありますが、それだけ重要だということを理解し、とくに復習を
重点的に行ってください。
【履修上の注意・要望等】
介護にも保育にも重要な授業です。積極的に学ぶ姿勢で臨んでください。
ゲスト講師を招いた授業があり、日程や教室が変更される可能性があります。注意してください。
【評価方法・基準】
終了時試験(60%)、小テスト(20%)、授業態度(20%)の総合評価とする。
【教
材】
中央法規出版:新介護福祉士養成講座8「生活支援技術Ⅲ」
(参考文献)
中央法規出版:新介護福祉士養成講座13「障害の理解」
中央法規出版:新介護福祉士養成講座14「こころとからだのしくみ」
中央法規出版:新介護福祉士養成講座15「医療的ケア」
ミネルヴァ書房:新セミナー介護福祉士三訂版
メヂカルレビュー社:西洋史・介護福祉士のための解剖生理学
全国社会福祉協議会:介護職員のための感染対策マニュアル「きちんと感染管理」
【キーワード】
介護の知識と論理に基づいた実践力、利用者の理解、安全、技術の習得
【科 目 名】 介護過程Ⅰ(演習)
【単
【学
【担当教員】 須江裕子
期】 前
期
位】 1
(自室番号 226-1 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
本授業では介護過程の意義を理解し、事例を通して一連の介護過程を展開できるようになることを目指す。
【授業の内容及び方法】
他の科目で学習した知識や技術を統合して、介護過程を展開し、適切な介護サービスの提供ができる能力
を養う。
【授業の計画】
1
介護過程の意義
2
介護過程の展開①(情報収集)
3
介護過程の展開②(アセスメント)
4
介護過程の展開③(課題の明確化)
5
介護過程の展開④(目標設定)
6
介護過程の展開⑤(計画の立案と実施)
7
介護過程の展開⑥(評価)
8
利用者理解
9
自立支援に向けた計画作成
10 介護・医療・保健との連携
11 事例展開①(高齢者)
12 事例展開②(障害者)
13 事例展開③(在宅)
14 事例展開の比較検討
15 まとめ
【授業外の学修(予習・復習等)について】
観察力を養うため、日頃から身近な高齢者の生活に関心を持ち、目を向けておく。
【履修上の注意・要望等】
実習や事例研究につなげられるよう、基本を確実に習得すること。グループワークでは積極的に討議に参
加し、グループ内での協力を心がけること。
【評価方法・基準】
学習態度 50%、レポート 50%で総合的に評価する。
【教
材】
新・介護福祉士養成講座 9「介護過程」
(中央法規)
【キーワード】アセスメント・ニーズ・自立支援・連携
【科 目 名】 介護過程Ⅱ(演習)
【学
期】 後期
【単
位】 2
【担当教員】須江裕子・若林美佐子
(自室番号 226-1、142 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】介護過程の実践的展開を目指す。チームアプローチについての理解が出来る。
【授業の内容及び方法】
学内の授業や介護実習を通して学んだ知識や技術を統合し、段階的、発展的な介護過程の展開能力を育成
する。高齢者施設・障害者施設・在宅における介護過程の特徴について事例を通して理解を深める。
【授業の計画】
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
高齢者施設における介護過程の展開の特徴
介護老人福祉施設における介護過程の実践的展開①(情報収集とアセスメントおよびニーズの明確化)
介護老人福施設における介護過程の実践的展開②(計画立案)
介護老人保健施設における介護過程の実践的展開①(情報収集とアセスメントおよびニーズの明確化)
介護老人保健施設における介護過程の実践的展開②(計画立案)
障害者施設における介護過程の展開の特徴
障害者施設における介護過程の実践的展開①(情報収集とアセスメントおよびニーズの明確化)
障害者施設における介護過程の実践的展開②(計画立案)
在宅における介護過程の展開の特徴
訪問介護事業における介護過程の実践的展開①(情報収集とアセスメントおよびニーズの明確化)
訪問介護事業における介護過程の実践的展開②(計画立案)
グループホーム・小規模多機能型居宅介護事業における介護過程の展開の特徴
グループホームにおける介護過程の展開
小規模多機能型居宅介護における介護過程の展開
介護予防事業における介護過程の展開
23 多職種との連携
介護過程とチームアプローチ
24 グループ活動 事例検討①
サービス担当者会議
25 グループ活動 事例検討②
ケースカンファレンスの意義
26 グループ活動の発表
ケースカンファレンスの進め方
27 グループ活動 事例検討③
ケースカンファレンスの実際①
28 グループ活動 事例検討④
ケースカンファレンスの実際②
29 グループ活動の発表
介護過程とケアプラン(介護サービス計画)
30 まとめ
【授業外の学修(予習・復習等)について】
実習で展開した介護過程を振り返り、基本の展開と比較し、整理しておく。
【履修上の注意・要望等】実習や事例研究につなげられるよう、基本を確実に習得すること。グループワー
クでは積極的に討議に参加し、理論の理解を深める。
【評価方法・基準】 演習への積極参加を重視した学習態度 60%。レポート 40%で総合的に評価する。
【教
材】新・介護福祉士養成講座 9「介護過程」
(中央法規)
【キーワード】チームアプローチ・ケースカンファレンス・介護老人福祉施設・介護老人保健施設・
グループホーム・小規模多機能型居宅介護・介護予防事業
【科 目 名】 介護事例研究Ⅰ
【単
【学
【担当教員】 武田英樹
期】 前
期
位】 1
(自室番号 523 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
【到達目標及び学習内容】
1.
介護の本質を科学的・論理的に追及する視点がもてる。
2.
事例を用いた研究論文の書き方が理解できる。
3.
介護を研究的視点から深めることで、人間観を養い、自己研鑽できる。
【授業の内容及び方法】
先行研究論文などにも当たり、事例研究の意義や研究方法、論文執筆、研究発表に至る実践的スキルの修
得を目指します。
【授業の計画】
1.
事例研究の意義、介護福祉士にとっての研究とは
2.
研究の目的、動機、研究テーマの確定の仕方
3.
研究論文のまとめ方、文献の活用方法
4.
介護過程の展開
5.
介護事例研究の展開:介護目標、介護経過、実施
6.
介護事例研究の展開:結果、考察、評価
7.
事例研究の全体像の把握
8.
事例研究の実際:発表会への参加
【授業外の学修(予習・復習等)について】
講義前に事前学習として提示するテーマについて事前学習をしておくこと。
講義中に重要項目として強調し内容についての復習のレポートを提出すること。
【履修上の注意・要望等】
自分たちの介護実践を科学的に検証する重要なスキルです。専門職になる自覚をもって取り組んでくださ
い。
【評価方法・基準】
課題レポート:4 回(各 25%)による総合評価
【教
材】
教科書:和田 要ほか『ケーススタディをはじめよう!介護事例研究の手引 第3版』日総研、2007 年
参考文献:介護事例研究会編『介護事例研究』建帛社
佐藤眞一編『すぐに役立つ事例のまとめ方と発表のポイント』中央法規出版
【キーワード】
ケースステディ、事例研究、介護過程、介護研究、実践科学
【科 目 名】 介護事例研究Ⅱ
【単
【学
【担当教員】 武田英樹 若林美佐子
期】 後期
位】 1
(自室番号 523 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
1.
介護の本質を科学的・論理的に追及する視点がもてる。
2.
事例を用いた研究論文の書き方が理解できる。
3.
事例研究によって利用者の介護ニーズの明確化が図れる。
4.
介護を研究的視点から深めることで、人間観を養い、自己研鑽できる。
【授業の内容及び方法】
事例や事例研究論文などを題材にし、グループワークを取り入れながら事例研究の意義や研究方法、論文
執筆、研究発表に至る実践的スキルの修得を目指します。
【授業の計画】
1.
オリエンテーション:グループワークの方法、授業展開について
2.
グループワーク:事例研究論文の輪読
3.
グループワーク:事例研究論文の構成についての意見交換
4.
グループワークによる事例研究:事例紹介
5.
グループワークによる事例研究:目標の設定・演題の決定
6.
グループワークによる事例研究:介護過程の展開①
7.
グループワークによる事例研究:介護過程の展開②
8.
グループワークによる事例研究:介護過程の展開③
9.
グループワークによる事例研究:事例の文章化①
10. グループワークによる事例研究:事例の文章化②
11. グループワークによる事例研究:事例の文章化③
12. グループワークによる事例研究:事例の文章化④
13. グループワークによる事例研究:事例の文章化⑤
14. グループワークによる事例研究:発表準備、レジュメづくり
15. 介護事例研究発表、まとめ
【授業外の学修(予習・復習等)について】
毎回、授業までに個人ワークによる事前学習(課題レポート)が必要です。
実際に事例を活用して事例研究論文をグループで作成してもらいます。
【履修上の注意・要望等】
自分たちの介護実践を科学的に検証する重要なスキルです。専門職になる自覚をもって取り組んでくださ
い。
【評価方法・基準】
課題レポート 50% 最終レポート 50%
【教
材】
教科書:和田 要ほか『ケーススタディをはじめよう!介護事例研究の手引 第3版』日総研、2007 年
参考文献:介護事例研究会編『介護事例研究』建帛社
佐藤眞一編『すぐに役立つ事例のまとめ方と発表のポイント』中央法規出版
【キーワード】
ケースステディ、事例研究、介護過程、介護研究、実践科学
【科 目 名】介護事例研究Ⅲ
【単
【学
【担当教員】 須江 裕子
期】 後
期
位】 1
若林 美佐子
(自室番号 226-1 )
(自室番号 142 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
介護事例研究Ⅰ・Ⅱで学んだことを基礎に、実習や他教科から得た人間観や介護観に立脚し、利用者
に尊厳を守り、QOLの向上と自己実現を目標とした介護を探求する姿勢を高める。
【授業の内容及び方法】
介護実習Ⅱ② で受け持った利用者の介護過程の展開の一連を振返り、研究論文の形式にまとめて、事
例研究発表会で発表する。事例研究発表会の運営も行う。
【授業の計画】
1.導入
2.介護事例研究をまとめる(テーマ、はじめに、ケース紹介)
3.介護事例研究をまとめる(介護の実際、考察、まとめ)
4.介護事例研究をまとめる(参考・引用文献について、発表方法)
5.介護事例研究発表会の運営について
6.介護事例研究発表1
7.介護事例研究発表2
8.振り返り
【授業外の学修(予習・復習等)について】
・事前学習として、必ずテーマに関連した文献検索を行うこと。また総合演習Ⅱや介護過程Ⅱの授業の
進行に合わせて、実習Ⅱ②の受け持ち利用者に関係する介護、医療、福祉について学習し、知識を深
めること。
・積極的に個人作業で論文をまとめる。介護事例研究発表は施設実習指導者へも参加を促すため、クラ
スの行事として、各自協力して取り組むこと。
【履修上の注意・要望等】
専攻科一年間の学習の総まとめになります。自身の行った援助が客観的に振り返ることができること、
表現できることを目指して、日頃から全ての授業に全力投球で臨んでください。
【評価方法・基準】
論文60%、受講態度40%の総合評価
【教
材】
ケーススタディをはじめよう!介護事例研究の手引き (日総研)
【キーワード】
介護事例研究、介護過程、自立支援、尊厳、日常生活援助、多職種連携
【科 目 名】
【学
介護総合演習Ⅰ
期】 前
期
【単
位】 1
【担当教員】 須江裕子
若林美佐子
(自室番号 226-1、
142 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
介護実習に向けて心構え・予備知識・動機づけなどの準備ができる。
【授業の内容及び方法】
介護実習Ⅰの実習目的に応じた指導を行う。介護実習の必要性の理解と実習課題を把握できる。実習記録
の書き方を指導するとともに記録の重要性について理解できる。施設の種別やサービス内容などについて
も理解できる。実習後は、振り返りを行うことで、より効果的な介護実習を展開する。
【授業の計画】
1実習の目的
2介護実習①実習先、施設についての一般的理解
3関連法律の理解
4実習記録の書き方
5介護実習Ⅰの①のオリエンテーション
6介護実習Ⅰ①事前訪問
7実習に関わるコミュニケーションの方法
8介護実習Ⅰ①の事後指導・まとめ
9介護実習Ⅰ②実習先についての一般的理解
10 介護実習Ⅰ②のオリエンテーション
11 介護実習Ⅰ②の事後指導・まとめ
12 介護実習Ⅰ③のオリエンテーション
13 介護実習Ⅰ③の事後指導・まとめ
14 自己目標の設定
15 実習全体のまとめ
【授業外の学修(予習・復習等)について】
授業内容の復習を行い、実習準備を整える。
【履修上の注意・要望等】
実習に関する諸手続き、書類提出の期限は厳守のこと。
【評価方法・基準】
レポート 60%、学習態度 40%により評価する。
【教
材】
本校実習要項
参考文献は適宜指示する。
【キーワード】
コミュニケーション、記録、介護実習、介護保険制度
【科 目 名】 介護総合演習Ⅱ
【単
【学
【担当教員】 須江裕子
期】 後期
位】 1
若林美佐子
(自室番号 226-1、
142 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
学内で学んだ知識、技術、態度を体験学習を通じて具体的かつ実際的に理解できる。
1実習に明確な目的意識や課題を持って臨むことが出来る。
2実習の記録の重要性を知り、詳細な記録を取ることが出来る。
3介護専門職としての自覚を持ち、行動出来る。
【授業の内容及び方法】
介護実習Ⅱの実習目的に応じた指導を行う。学生 1 人 1 人の目的意識を明確化し、介護専門職としての意
識が高まるように指導する。実習後のフィードバックを通して自己の課題を明確化していくよう指導する。
【授業の計画】
1実習Ⅱの目的
2介護実習Ⅱの実習先、施設についての一般的理解
3関連法律の理解
4実習記録の書き方
5カンフアレンスの進め方
6介護実習Ⅱ①のオリエンテーション
7介護実習Ⅱ①の事前訪問
8介護実習Ⅱ①の事後指導
9介護実習Ⅱ①のまとめ
10 介護実習Ⅱ②のオリエンテーション
11 介護実習Ⅱ②の事前訪問
12 介護実習Ⅱ②の事後指導
13 介護実習Ⅱ②のまとめ
14 実習全体のまとめ
15 介護福祉士として専門職に求められるもの
【授業外の学修(予習・復習等)について】
授業内容の復習を行い、事前準備を整える。
【履修上の注意・要望等】実習に関する諸手続き、書類提出の期限は厳守のこと。
【評価方法・基準】 レポート 60%、学習態度 40%により評価する。
【教
材】
本校実習要項
参考文献は適宜指示する。
【キーワード】
介護専門職、フィードバック、介護保険法、障害者総合支援法、救護施設
【科 目 名】 介護実習Ⅰ
【単
【学
【担当教員】 須江裕子
(自室番号 226-1、
若林美佐子・平川名都江
142 )
期】 通年
位】 1
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
利用者の個々の生活リズムや個性を理解するという観点から様々な生活において個別ケアを理解し、利用
者・家族とのコミュニケーションの実践、介護技術の確認、他職種協働や関係機関との連携を通じてチー
ムの一員としての介護福祉士の役割について理解する。
1)利用者の多様な生活の場を理解する。
2)利用者とのコミュニケーションを図り、人間関係の形成を行う。
3)種々の実習施設・事業所の実際を体験し、それぞれの事業所の機能や基本的なケアを学ぶ。
【授業の内容及び方法】
・小規模多機能型居宅介護事業・認知症対応型老人共同生活介護事業(2 日間)
・高齢者施設(3 日間)
・訪問介護事業(3 日間)計 8 日間の実習
【授業の計画】
1)実習先:小規模多機能型居宅介護事業・認知症対応型老人共同生活介護事業
6月に2日間、1~3 名のグループに分かれて実習する。利用者の多様な生活の場について理解する。
利用者とのコミュニケーションの実践と施設職員の一般的な役割について学ぶ。
2)実習先:介護老人福祉施設・介護老人保健施設
6月に3日間、2~3 名のグループに分かれて実習する。
利用者とのコミュニケーションを図り、日常生活援助を通して触れ合い、利用者のニーズと介護の機能
ならびに介護の機能について学ぶ。
3)実習先:訪問介護事業
8月に3日間、訪問介護事業所において実習する。施設実習と異なる点や生活形態や家族との関係、自
立支援、多職種協働や関係機関などを学習する。
【授業外の学修(予習・復習等)について】
介護総合演習Ⅰの内容を実習までに理解しておくこと。
【履修上の注意・要望等】
実習中やむを得ず欠席の場合は、補習実習を行い、実習時間を確実にとる。
【評価方法・基準】
実習態度・実習への取り組み及び施設評価から総合的に評価する。
【教
材】本校実習要項
参考文献は適宜指示する。
【キーワード】コミュニケーション、チームケア、小規模多機能型居宅介護、グループホーム、
訪問介護
【科 目 名】
【学
介護実習Ⅱ
期】 通年
【単
位】 4
【担当教員】 須江裕子・
(自室番号
若林美佐子・平川名都江
142 )
226-1、
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
1)他科目で学習した知識や技術を総合して、具体的な介護サービスの提供の基本となる実践力を習得す
る。
2)介護実践のための基本的な生活支援技術を実践し、利用者の状況に応じた介護技術を適切に使う必要
があることを学習する。
3)受け持ち対象者について、アセスメント・介護計画の立案・実施・評価やこれを踏まえた計画の修正
により、介護過程を展開できる。
4)実習指導者との連携をもとに、学生が施設等の職員から受けた指導を通して介護福祉士としての責任
を果たす能力や態度を養う。
5)自らの介護観を深めることができる。
【授業の内容及び方法】
個別ケアを行うために個々の生活リズムや個性を理解し、利用者の課題を明確にするための利用者ごとの
介護計画の作成、実施後の評価やそれを踏まえた計画の修正といった介護過程を展開し、他科目で学習し
た知識や技術を統合して、具体的な介護サービスの提供の基本となる実践力を習得する。
高齢者施設・障害者施設において実習し、障害レベルに応じた介護技術を学ぶ。又、一連の介護過程の展開
を実践する。
【授業の計画】
1) 8 月に 12 日間、2~3名のグループに分かれて実習する。高齢者施設又は障害者施設において実習し、
障害レベルに応じて求められる適正な介護技術と適正な用い方について学ぶ。学生は、受け持ち利用
者を持って実習し、アセスメント・介護計画の立案・実施及び評価を行う。
2) 11 月~12 月に 15 日間、2~3名のグループに分かれて実習する。
高齢者施設又は障害者施設において実習し、指導者の助言を受けながら、アセスメント・介護計画の
立案・実施及び評価を行う。また、計画の見直し・修正を行う。施設の実習指導者とともにケースカ
ンフアレンスの時間を設定し、一連の介護過程の展開の理解を深める。
【授業外の学修(予習・復習等)について】
介護総合演習Ⅰ・Ⅱの内容を実習までに理解しておくこと。
【履修上の注意・要望等】実習中やむを得ず欠席の場合は、補習実習を行い、実習時間を確実にとる。
【評価方法・基準】
実習態度・実習への取り組み及び施設評価から総合的に評価する。
【教
材】本校実習要項
参考文献は適宜指示する。
【キーワード】コミュニケーション、生活支援技術、介護過程、個別ケア
【科 目 名】 発達と老化の理解
【単
【学
【担当教員】 金島 智之
期】 前
期
位】 2
(自室番号 *** )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
発達の観点から老化を理解し、老化に関する心理・身体的変化や特徴についての基礎的知識を習得する。
【授業の内容及び方法】
老化に伴う心身の機能の変化や疾病が、高齢者の心理や日常生活にどのような影響を及ぼすのかを学び、
それらの変化に合わせて、どのような対応や配慮が必要であるかを理解する。
パワーポイントと配布資料、教材を使用する。
【授業の計画】
1. 人間の成長と発達の基礎的理解 発達の定義
2. 人間の成長と発達の基礎的理解 発達段階と発達課題
3. 老年期の発達と成熟 老年期の定義
4. 老年期の発達と成熟 老年期の発達課題 (人格と尊厳、老いの価値)
5. 老年期の発達と成熟 老年期の発達課題 (喪失体験、セクシャリティ)
6. 老化に伴うこころとからだの変化の日常生活 知的・認知機能の変化と影響
7. 老化に伴うこころとからだの変化の日常生活 精神的機能の変化と影響
8. 老化に伴うこころとからだの変化の日常生活 老化を受けとめる高齢者の気持ち
9. 老化に伴うこころとからだの変化の日常生活 障害を受けとめる高齢者の気持ち
10. 老化に伴うこころとからだの変化の日常生活 身近な人との別れを受けとめる高齢者の気持ち
11. 老化に伴うこころとからだの変化の日常生活 防衛反応・回復力・適応力の変化と影響
12. 高齢者と健康 高齢者の疾病と生活上の留意点 高齢者の症状の現れ方の特徴
13. 高齢者と健康 高齢者の疾病と生活上の留意点 高齢者の体の不調の訴え
14. 高齢者と健康 保健医療職との連携
15. まとめ
【授業外の学修(予習・復習等)について】
教材・配布資料を使用し、予習・復讐に関する課題を指示します。
【履修上の注意・要望等】
パワーポイントと配布資料、教材を使用し講義を進め、グループワークを数回おこないます。
【評価の方法・基準】
受講態度と学習意欲、グループワーク参加姿勢(50%)、小テスト・課題(50%)
【教
材】
新・介護福祉士養成講座 11
【キーワード】
発達と老化
発達と老化の理解(第2版) (中央法規)
【科 目 名】 認知症の理解
【学
期】 前
Ⅰ
【単
期
位】 2
【担当教員】 熊田 展子
(自室番号
)
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
認知症に関する基礎的知識を習得し、認知症の人の特徴的な心理や行動を理解する。
認知症者の背景や心理状態をアセスメントし個別性のある関わりが出来るようになる。
【授業の内容及び方法】
認知症の人や家族と良好なコミュニケーションをとることができるようになるため、認知症の知識や、
ケアにあたっての重視すべき事柄について学ぶ。
【授業の計画】
1. 認知症を取り巻く状況
認知症ケアの歴史・理念
認知症高齢者の現状と今後
2. 医学的側面から見た認知症の基礎①
認知症の原因となる主な病気の症状の特徴―アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症
3. 医学的側面から見た認知症の基礎②
認知症の原因となる主な病気の症状の特徴―レビー小体型認知症・ピック病・その他
4. 医学的側面から見た認知症の基礎③
認知症による障害―中核症状
5. 医学的側面から見た認知症の基礎④
認知症による障害―その他の周辺症状
6. 医学的側面から見た認知症の基礎⑤
認知症と間違えられやすい症状―うつ病・せん妄
7. 医学的側面から見た認知症の基礎⑥
認知症の査定に用いられる検査
8. 医学的側面から見た認知症の基礎⑦
病院で行われる治療と予防
9. 認知症に伴う心と身体の変化と日常生活① 認知症が及ぼす心理的影響
10. 認知症に伴う心と身体の変化と日常生活② 認知症の人の特徴的な行動障害
11. 認知症に伴う心と身体の変化と日常生活③ 周辺症状の背景にある心の理解
12. 認知症高齢者のセイフティマネジメント
13. 認知症の人のターミナルケア
14. 介護者の心理・ストレス
15. まとめ
【授業外の学修(予習・復習等)について】
日頃から認知症に関する新聞記事等に注意をはらうこと。
【履修上の注意・要望等】
認知症についての理解を深めるために、認知症に関する映画(例えば「明日の記憶」
・
「恍惚の人」等)
を視聴しておくことが望ましい。
【評価の方法・基準】
試験(50%)受講態度(50%)
【教
材】
教科書:
「認知症の理解
(新介護福祉士養成講座)」 中央法規
【キーワード】
認知症 ・認知症ケア ・認知症検査
【科 目 名】 認知症の理解Ⅱ
【単
【学
【担当教員】 平川 名都江
期】 後
期
位】 2
(自室番号 *** )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
認知症のある人の特性の理解ができる。
認知症の方への基本的な関わりを理解・実践できる。
家族を含めた地域との関係にも配慮した介護の視点の習得ができる。
【授業の内容及び方法】
講義・学外授業・事例を使ったグループワーク
学外授業では実際のコミュニケーションを通して認知症の方の気持ちを理解し、自分自身のケアを振り返
る機会となるよう学習する。
【授業の計画】
1. 認知症ケアの歴史
2. 認知症が及ぼす心理的影響
3. 特徴的な心理・行動
4. 環境が与える影響
5. 中核症状・周辺症状への対応
6. 事例検討(グループワーク)
7. 事例検討(グループワーク)
8. 寄り添いケア・認知症の方とのコミュニケーション(学外授業)
9. 寄り添いケア・認知症の方とのコミュニケーション(学外授業)
10. 寄り添いケア・認知症の方とのコミュニケーション(学外授業)
11. 寄り添いケア・認知症の方とのコミュニケーション(学外授業)
12. 寄り添いケア・認知症の方とのコミュニケーション(学外授業)
13. 寄り添いケアのまとめ
14. 家族の気持ち
15. 終末期ケア・全体のまとめ
【授業外の学修(予習・復習等)について】
ニュースや新聞などの福祉情勢に目を向けていく。ボランティアなどを通して認知症の方とのふれあいの
時間を作ってみる。
【履修上の注意・要望等】
介護者と認知症の方の気持ちを考えながら授業に臨んでほしい
【評価の方法・基準】
学習態度(40%)提出課題(20%)試験(40%)で総合的に評価
【教
材】
新・介護福祉士養成講座「認知症の理解」(中央法規)
【キーワード】
認知症介護・認知症
【科 目 名】障害の理解
【単
【学
【担当教員】 奥典之
期】 前
期
位】 2
秋里勇次
若林美佐子
(自室番号 322 )
(自室番号 142 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
障害のある人や心理や身体機能に関する基礎的知識を習得するとともに、障害のある人の体験を理解
し、本人のみならず家族を含めた周囲の環境にも配慮した介護の視点を習得する。
【授業の内容及び方法】
3名の教員により身体障害者、精神障害者、知的障害者の諸領域にわたって、障害の理解、障害福祉
の理念を理解する。3名の教員が領域ごとに講義を行う。
【授業の計画】
1.障害の概念【奥】
2.障がい者福祉の基本理念【奥】
3.身体障害①(視覚障害・聴覚障害・言語障害の種類と原因と特性)
【若林】
4.身体障害②(肢体不自由・内部障害の種類と原因と特性)【若林】
5.難病の種類と原因と特性【若林】
6.精神障害の種類と原因と特性①【秋里】
7.精神障害の種類と原因と特性②【秋里】
8.知的障害の種類と原因と特性【秋里】
9.発達障害の種類と原因と特性【秋里】
10.障害がある人の心理 【奥】
11. 障害に伴う機能の変化と日常生活への影響【奥】
12.地域におけるサポート体制【奥】
13.チームアプローチ【奥】
14.家族への支援【奥】
15.まとめ【奥】
【授業外の学修(予習・復習等)について】
配布した資料は整理し、授業の前後で必ず目を通し、理解を深めること。
教科書と並行して進んでいくので、事前に読んでおくこと。
【履修上の注意・要望等】
障害児の支援にもつながる授業内容です。積極的に学ぶ姿勢で望んでください。
【評価方法・基準】
単元により、課題と小テストがありますので、その都度指示に従うこと。
定期試験(60%)
、小テスト(20%)、レポート(20%)
【教
材】
参考図書 新・介護福祉士養成講座13巻
参考資料を随時配布します。
【キーワード】
身体障害、精神障害、知的障害、発達障害、障害の受容、ノーマライゼーション、権利擁護
【科 目 名】こころとからだのしくみⅠ
【単
【学
【担当教員】 若林美佐子
期】 前
期
位】 2
(自室番号 142 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
日常生活行動ごとに、介護技術の根拠となる人体構造や機能及び介護サービスの提供における安全へ
の留意点や、心理的側面への配慮について理解を深めることができる。
【授業の内容及び方法】
介護に必要なこころとからだの基礎を講義形式で学ぶ。
【授業の計画】
1.こころのしくみの理解Ⅰ
2.こころのしくみの理解Ⅱ
3.からだのしくみの理解Ⅰ
4.からだのしくみの理解Ⅱ
5.身じたくに関連したこころとからだの基礎知識
6.機能低下・障害の及ぼす身じたくへの影響
7.生活場面におけるこころとからだの変化の気づき
8.移動に関連したこころとからだの基礎知識
9.移動に関連したこころとからだのしくみ
10.機能低下・障害の及ぼす移動への影響
11.生活場面におけるこころとからだの変化の気づき
12.食事に関連したこころとからだの基礎知識
13.食事に関連したこころとからだのしくみ
14.機能低下・障害の及ぼす食事への影響
15.生活場面におけるこころとからだの変化の気づき
【授業外の学修(予習・復習等)について】
予習:シラバスにより当日の講義に関する教科書の章をよく読んで基礎知識をつけておくことが望ま
れる。
復習:小テストは次回の講義時に返却するので、間違った事項について復習することが望ましい。
【履修上の注意・要望等】
介護も人の命を預かる職業であることを自覚し、積極的に学んでください。
配布した資料は整理し、授業の前後で必ず目を通し、理解を深めてください。
【評価方法・基準】
終了時試験(60%)、小テスト(20%)、学習態度(20%)の総合評価とする。
【教
材】
最新介護福祉全書 12
こころとからだのしくみ
【キーワード】
心理、解剖、生理学、看護、生活支援技術
メヂカルフレンド社
【科 目 名】こころとからだのしくみⅡ
【単
【学
【担当教員】 若林美佐子
期】 後
期
位】 2
(自室番号 142 )
【対象学生】 専攻科
【授業の目標及び到達目標】
日常生活行動ごとに、介護技術の根拠となる人体構造や機能及び介護サービスの提供における安全へ
の留意点や、心理的側面への配慮について理解を深めることができる。
【授業の内容及び方法】
日常生活動作ごとに、こころとからだの働きに関する基礎知識を理解し、こころとからだの働きが、
一つひとつの生活行動と結びついていて、その基盤になっていることを理解する学習。さらに機能低下
や障害による変化を理解し、異常、危険への対応や医療職との連携について学習する。
【授業の計画】
1.入浴・清潔保持に関連したこころとからだの基礎知識
2.機能低下・障害の及ぼす入浴・清潔保持への影響
3.生活場面におけるこころとからだの変化の気づき
4.排泄に関連したこころとからだの基礎知識
5.排泄に関連したこころとからだのしくみ
6.機能低下・障害の及ぼす排泄への影響
7.生活場面におけるこころとからだの変化の気づき
8.睡眠に関連したこころとからだの基礎知識
9.睡眠に関連したこころとからだのしくみ
10.機能低下・障害の及ぼす睡眠への影響
11.死のとらえ方
12.終末期から危篤・死亡時のからだの理解
13.死に対する心の理解
14.医療職との連携
15.まとめ
【授業外の学修(予習・復習等)について】
予習:シラバスにより当日の講義に関する教科書の章をよく読んで基礎知識をつけておくことが望ま
れる。
復習:小テストは次回の講義時に返却するので、間違った事項について復習することが望ましい。
【履修上の注意・要望等】
介護も人の命を預かる職業であることを自覚し、積極的に学んでください。
配布した資料は整理し、授業の前後で必ず目を通し、理解を深めてください。
【評価方法・基準】
終了時試験(60%)、小テスト(20%)、学習態度(20%)の総合評価とする。
【教
材】
最新介護福祉全書 12
こころとからだのしくみ
【キーワード】
心理、 解剖、
生理学、
看護、 生活支援技術
メヂカルフレンド社