看護過程・看護記録 - (有)ナーシングサポートセンター すばる

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看護過程・看護記録 - (有)ナーシングサポートセンター すばる
テーマ:看護のエキスパートを育成し、最良の看護を提供する(看護過程・看護記録)
研修目標
1.看護師が果たすべき「看護の役割」を確認する。
2.看護の質改善の方法がわかる。
3.看護師として的確な臨床判断をする。
4.個別性のある看護実践を行なう。
5.看護過程を踏まえ、患者への成果を見出す。
6.「看護が見える記録」が書ける。
7.看護過程や看護記録の指導をする。
8.チームメンバーで、看護の展開を実践する方法を見出す。
対 象 : 副看護師長、看護師 20 人前後まで
講 師 : 有)ナーシングサポートセンターすばる 朝久野洋子
研 修 期 間 : 平成 年 月~平成 年 月(10 回) 研 修 日 時 :
研 修 計 画 ( 前回の学びを行動に移すため、できるだけ月 1 回の周期が望ましい) 項目
1
・看護とは
内容
・看護の定義
・看護師の役割と責任、 ・看護の仕事
/ ( ) 使命
・看護師の役割
ポイント
・看護師の仕事を
確認する
・看護が行なうべ
・
「考える力」の必要性
・「考える力」の実践
き看護過程の概要
・看護実践と看護過程
・看護実践の記録と「看護過程」
を学ぶ。
・看護の標準化
・
「考える力」を養
う。
2
・看護を行う上で、看
・看護の目的・活動
何のために、看護
/
( )
護診断をつける必要性
・看護過程の必要性と背景
診断をつけるの
・看護問題と看護診断の違い
か。看護診断には、
・看護診断に至る合理
・看護診断の理解
合理性が必要なこ
的過程
・看護診断と中範囲理論の関係
とを学ぶ。
・ゴードンの機能的健康パターン
・クリティカルシンキング
・看護に必要なクリティカルシンキング
・看護の質評価 「口腔ケア」
3
・看護が実践すべきこ
・看護実践の基準 責務・内容・方法
データ収集とアセ
/
( )
と
・看護を実践すること=看護過程
スメントのプロセ
・アセスメントの理解
ス学ぶ
・看護アセスメントの
①データ収集 ためのデータの取り方
主観的データ、
から、診断仮説の導き
客観的データ
方
面接技術&フィジカルアセスメント
②データ解釈 ③情報の整理・分類 ④診断仮説の設定
1
4
/
( )
・効果的な看護の実施
・コミュニケーション
能力の向上
・看護過程=問題解決過程
・患者の視点に立
・意図的な情報収集→アセスメント
った患者の問題を
→看護診断
解決するプロセス
・情報収集におけるコミュニケーション・ス
を習得する。
キルの活用
・患者に潜在する
問題についてスキ
ルを使って明確に
する。
5
・「看護の探求」
・I.J.オーランドの「看護の探求」から、看
・患者にとって、
/
( )
・患者全体から情報を
護活動を考える。
意味ある看護活動
得る。
・意図的な「データ収集」
を確認する・
・アセスメントする。
①ゴードンの機能的健康パターンの理解
・情報収集をゴー
・看護診断と共同問題
②機能的健康パターンに沿った情報収集
ドンの機能的健康
・看護診断
パターンを持いて
・事例展開により,
「デ
診断文の書き方、診断の間違い
行う。
ータ収集」から「計画
・二重焦点臨床モデル
立案」まで検討する
・看護診断と共同問題の違い
・目標のあげ方と計画の立て方
6
・クリティカルシンキ
・看護過程におけるクリティカルシンキング
クリティカルシン
/
( )
ングの実践方法
・論理的思考
キング、論理的思
・看護過程に「論理性」 ・論理的に考える基本的手法
を活かす
考実践する。
・論理的文章の書き方
・クリティカルシンキング、論理性を活かし
た看護記録
7
・アセスメントに必要
・アセスメントする
・知識を踏まえて
/
( )
な知識の習得
・データ解釈の前提
アセスメントす
・アセスメントの実践
○老人の特徴○中範囲理論○病態生理
る。
○治療内容
・アセスメントか
・事例を用いて、看護過程を実践する
ら看護診断をし
「心血管系の変調が長期に及んでいる成人
て、整合性のある
患者」
目標・計画を立て
○アセスメント
る。
*アセスメントに必要な心不全の知識
*事例を使って演習
○看護診断
○目標・計画
2
8
/ ( )
・周手術期看護
・周手術期看護
・周手術期看護を
・糖尿病看護
○術前アセスメント
学ぶ。
・実践現場での看護診
○術中アセスメント
・糖尿病の基礎知
断プロセスを実行
○術直後アセスメント
識を学び、情報の
・看護介入方法と効果
○術後アセスメント
とり方を実践す
的・効率的な看護技術
演習:手術を受ける患者の看護診断プロ
る。
セス
・実践現場で看護
・糖尿病患者の看護
診断プロセスを展
○糖尿病の基礎知識
開できるようにす
演習:情報のとり方実践編
る。
・看護介入の方法と成果
・看護の効果的な
・看護実践における効果的・効率的看護技術
介入方法を学ぶ。
の提供
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事例検討
/
( )
・事例の看護過程をまとめる。
・自分の事例を検
・今までの学習での学びを活かし、グループ
討することによ
ワークする。
り、学んだ内容が
①それぞれの事例のアセスメント、看護診
活かされているか
断、目標、計画、評価の各段階を評価する。 を評価する。
②事例を検討することで、自分のできてい
・課題を明確にす
るところや不足しているところを明確にす
る。
る。
・現場で指導でき
③グループメンバーでディスカッション
することで、自己の課題を整理する。
るようになるた
め、意見を言える
ようになる。
10
・前回の事例検討の振
・前回事例検討の傾向と課題を整理する。
・事例の傾向がわ
/
( )
り返り
・医療・看護の質評価(QI) かり、現場で取り
・看護の質評価
・看護の質改善の方法
組むことを確認す
・看護記録に求められ
・看護記録の位置づけと求められる要素
る。
るもの
・POS と看護過程
・
「看護の質」にお
・POS と看護過程
①POS の基本的知識
ける看護過程と記
・研修の評価
②看護過程の基本的知識
録の重要さを学
情報収集・アセスメント、看護診断、
ぶ。
目標・計画、経過記録 SOAP の書き方、
・看護の質改善の
看護が見える記録の書き方
方向性を見出す。
③監査(オーディット)
・電子カルテ等で
医療職共通の POS
について学ぶ。
・看護過程を踏ま
えた記録が書ける
ようになる。
※研修内容は、学習の進捗状況によって変更する場合があります。
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