第65回 「チチリン会」のご案内

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第65回 「チチリン会」のご案内
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第65回 「チチリン会」のご案内 ※チチリン会:秩父と輪読を合わせ、さらに学びを通じて参加する人皆さんの「心の鐘」をチリリンと鳴らすような「ときめきや感動」が得られますように、という願いを込めて名付けました。
※稲盛塾長著書・機関誌等の深い理解を通じて、フィロソフィを血肉化し、参加者ひとり一人の心を高める、会社をよくする、
地域社会の発展に寄与することを目的とする。
前回の学びから・・・「この人生を凛としていきる」石川真理子(文筆家)、大石邦子(エッセイスト)
「京セラフィロソフィ第4章 日々の仕事を進めるにあたって」他 稲盛和夫
◎人生で一番強く誓った人
(突然の事故で体の自由を失った大石さん。煩悩と苦悩を乗り越え、右手一本で紡ぎ出されるエッセイは読者に大きな勇気と感動を与えて
る。文筆家で大石作品の愛読者である石川さんとともに、この人生を生きる上で大切な心得について語り合っていただいた。)
大石:私は出光興産に勤めていましたが、こういう体になって再起の見込みはないと医師に宣告されましたので、退職しました。それから二
年くらい経って、まず本社の人事部長さんが訪ねて見えました。「店主(出光氏)に『東北の子供が事故に遭って動けなくなって退職したと聞
いたが、本当か』と聞かれた」と。そして「君は自分の子供が病気になって動けなくなったら、その子は要らないと言うかね」と言われ、様子
をみてくるように言われたのだそうです。
今度は雪深い初市(一月十日)の日、出光さんご本人が来て下さったのです。「くーちゃん、来たよ」と言って私の手を握り、「私もこれまで
“出光は自殺するのではないか”と噂されるほど苦労もした。その苦しみがいつか楽しみになった。くーちゃんも必ずそうなるからね。頑張り
なさい」と。そして、「君のご両親は私の息子と同じくらいの年齢だから、君は孫だ。きょうから“おじいちゃん”と呼びなさい」とおっしゃったん
です。
いつも「困ったら何でも言いなさい」とおっしゃってくださいましたが、ここまで愛情を注いで頂いて、さらに何かお願いするなど、絶対にあっ
てはいけないと思って生きてきました。
私と出光さんの交流なんて出光の関係者の方々しか知らないと思いますが、出光さんに何か傷をつけるような生き方だけはしてはいけな
いと。これまで生きて、一番強く心に誓った方でした。
◎ロスを当たり前にしない
仕事をしている間には、いろんなロスが発生します。しかし、そのロスを当たり前だと思ってしまうという事は問題です。「社員が作業中に
製品を落として割ったり紛失したりしてるが、たくさんの品物を扱っているから、このくらいのロスは当たり前だろう」、そう思ってはいないか。
そのロスを当たり前にせず、少しでも減らそうと思って完璧主義に徹すれば、会社の内容はガラッと変わるはずなのです。親の代から
やってきた、あるいは、自分はこれで十年、十五年もやってきた、だからこんなものだと我々は決めつけてしまいがちです。そのような考え方
を改め、製品が泣いていないかと耳を澄ませ、製品の声を聞くという事が、会社の中における改良改善の取っ掛かりになるのです。
※日時:平成27年5月13日〈水〉
※場所:大曽根商事会議室〈輪読会〉 輪読会(DVD鑑賞予定):17時15分~18時30分〈予定〉 住所:埼玉県秩父市黒谷280-1 〒368-0001 電話0494-25-2091
コンパ~心ときめくコンパ~:18時30分頃~
※勉強会会費:無料 コンパ:1000円
〈オードブル等軽食&ソフトドリンクで、楽しく、心で学び、磨き合いましょう〉
4月15日(水)に行われた「チチリン会」において、心に深く感じた、強く印象に残った内容・言葉・フレーズなど
・人生をどういう歩み方で生きるのか➝今は社員とその家族が幸せになれる会社を作る事、そして自分の家族に恥じない生き方をする事が、自分の
生きる道・・・今はそう思って頑張っています。〈株式会社ワン・ユー 南強志〉
・出光さんの言葉『君は自分の子供が病気になって動けなくなったら、その子供を要らないと言うかね』という、社員を我が子供にように思う強い気持
ち➝私も、出光さんのように、我が子供のように社員を思い、日々の仕事にあたりたい。〈若尾 東〉
・人間は命ある限り生きられるように創られている➝日々懸命に生き、最後は「良い人生」だったと思いたいです。〈浅香幸子〉
・恩に背きたくない➝人は一人ではなく、たくさんの人によって生かされていると思うので、その事を考えながら人と接していきたい。〈芦田陽子〉
・自分が何を残せるかなと生き方を振り返った時、人生に真摯になれると思います➝何を残せるかという、まだそんな高尚な次元にはいないですが、
少なくとも悪い事で人に記憶させるような事は切に避けたいです。〈山崎渉〉
・いま、一番欠落しているのは「人を思う心」でしょう➝他の人はどうでも良いと思う人が多いと思います。他の人がどうあれ、自分は人の事を思える人
間になりたい。それが、自然に意識せずに出来るようになりたい。そして、それを子供が見て、まねをしてもらいたい。〈関根達也〉
・ロスを当たり前にしない➝毎日仕事をしていると、どうしてもロスは出てしまいます。それでも、そのロスを当たり前にせずに、次の製造の時はどうし
たらもっと効率的に製造でき、ロスを減らせるのか真剣に考える事が大切だと思います。〈宮谷京介〉
・人は一人では生きていけない。私の気持ちをわかってくれる人がいると思うと頑張りが利く。自分が誰かの役に立っているという事で生きていける
➝自分をわかってくれる人がいるというのは、すごく支えになります。仕事でも、プライベートでも多くの人に支えられている事に感謝し、自分も誰かに
そう思ってもらえるような人になりたいと思います。<浅海敏子>
・希望とは生きる力➝今まであまり“希望”について考えた事はありませんでした。私にとって“生きる力”とは娘です。その“生きる力”“希望”を失わな
いよう、自分自身も一生懸命働き、日々過ごしていきたいです〈小泉友加〉
・いま一番欠落しているのは、人を思う心でしょう➝私自身、心に自己中心的な思いを持ってしまうので、大石さんや周りの人達のように自分よりも、ま
ず周りの人へという人を思う心をもっと自然に自分の中に持てるようになりたいです。〈堀口洋美〉
・命の有難さ➝一日一日を大切にし、明日が来ないかもしれないと思って生きていれば、きっと素晴らしい人生になると感じた。〈髙野可彬〉
・毎日小さな感動を積み重ねる事です➝同じ仕事でも、毎日どのようにしたら良くなるか、何かもっと良い方法があるのではと考えながら仕事をする。
〈今井麻由美〉
・単なる同級生なのに、そこまで思ってくれていた➝友達の為にという思いやりが、とても素敵でした。私もSSの皆の為にと一生懸命、仕事をしたいで
す。もちろん営業の方やお客様の為にもそうしたいです。〈近藤愛里〉
・本当の優しさに触れると、「生きる」ほうに縛られていく➝人の優しさは、人を生かすほどの力があるのだと思い、とてもすごい事だと思いました。人を
明るい気持ちにさせるくらい、私も優しさを持って毎日を過ごしたいです。〈大谷香穂里〉
出席希望の方は、必要事項を記入の上、直接、大曽根商事㈱までFAXまたはメールにてお申込みをよろしくお願いします。
締め切り日 5/11(月)
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輪読会
電話番号
出席 ・ 欠席
コンパ
出席 ・ 欠席
事務局:柳田江津子、高柳順一、浅海敏子、大谷香穂里〈大曽根商事㈱内 電話:0494-25-2091 FAX:0494-25-0885〉
大曽根商事㈱
《FAX》
0494-25-0885
《メール》
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