ããã°ã©ã - JMSA New York Life Science Forum 2016
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ããã°ã©ã - JMSA New York Life Science Forum 2016
プログラム 日時:2015/04/12 (Sun) 13:00〜19:00(12:15~ 受付・開場) 会場:ニューヨーク大学 (NYU) Langone Medical Center Smilow Seminar Room (550 1st Ave, New York, NY 10016) 主催:米国日本人医師会(JMSA) ウェブサイト: http://jmsanycforum.weebly.com <JMSA 理事からのご挨拶> 今回、米国日本人医師会(Japanese Medical Society of America:JMSA)の新しいプロジェクトとし て、サイエンスフォーラムを開催することになりました。主な目的は、ニューヨーク近郊でライフサ イエンスの研究に携わる方々の交流を深め、活発な情報交換ができる場を設けることです。一流の研 究施設が複数あるニューヨークで活躍されている日本人の科学者、医療関係者を一堂に会し、施設、 分野を超えた日本人研究者の団体が確立できればというのが、私たちの願いです。 フォーラム当日は、アメリカで研究者として成功をおさめられている先生方から、キャリア、研究 に関してのアドバイス、あるいは最新の研究成果の講演をいただき、若手の研究者の発表に続き、一 般のポスター発表を行います。多くの方からの応募、参加を期待しています。 米国日本人医師会 会長 安西 弦 <運営について> シンポジウムは非営利団体である米国日本人医師会(JMSA)が主催します。また各機関から有志 が集い、運営委員として運営に携わっています。様々な機関や有志の皆様の運営参加をお待ちしてお りますので、お気軽にお声がけください。 <運営委員> 大石 公彦 (運営代表、JMSA; Icahn School of Medicine at Mount Sinai) 山田 真太郎 (運営委員長、Memorial SloanKettering Cancer Center) 佐野 晃之 (New York University) 嶋田 健一 (Columbia University) 鈴木 雅子 (Albert Einstein College of Medicine) 園下 将大 (Icahn School of Medicine at Mount Sinai) 豊田 佳子 (Weill Cornell Medical College) 山路 剛史 (The Rockefeller University) <JMSAについて> Japanese Medical Society of America (JMSA: 米国日本人医師会)は日本人の医師、歯科医、看護 師、研修医などの医療従事者、学生を中心に会員相互の交流・協力促進することを目的に1973年 に設立されたニューヨークの非営利団体(Nonprofit Organization)です。これまでに医療関係者のみな らず、多くの企業会員やボランティア団体のご協力により、幅広い社会活動を行ってきております。 学生への奨学金制度をはじめ、最近では東日本大震災で被災された地域への支援活動も積極的に行っ ております。今回、JMSAの新たな活動のひとつとして米国で研究活動に従事している研究者、学生 への支援・交流促進のためJMSA New York Life Science Forum 2015を開催いたします。ライフサイ エンスという新たな枠組みを通して、より多くの米国在住の皆様のお役に立てればと願っておりま す。 2 <会場> Smilow Seminar Room and Meeting Room NYU Langone Medical Center 550 First Avenue (32nd street), New York, NY 10016 ※会場ではfree wifiが使用できます。 NYUMCguestに接続後、メールアドレ スを入力してください。 <参加受付> 参加ご希望の方は、事前にオンラインフォームにて参加申し込みをしてください。 12:15 より、Smilow Seminar Room にて受付と参加費($20)のお支払いをお願いします。 当日は混 雑が予想されるため、早めに手続きをお済ませください 。なお、お支払いは 現金のみ とさせていただ きます。 <Travel> 駐車場は使えません。公共交通機関を利用してお越し下さい。 MTA subway : 6 line (33St) MTA bus : M34SBS (34St.1Av. ), M34ASBS (34St.1Av. ), M15 (31st st.), M15SBS (34th st.) 3 <スケジュール> 12:15 受付 [Smilow Seminar Room] ポスター掲示 [MultiPurpose Room (Smilow Seminar Room隣)] 13:00 開会の辞 安西 弦 Yuzuru Anzai, MD President, JMSA Clinical Assistant Professor, Dept. Obstetrics and Gynecology, NYU School of Medicine 13:1014:30 招待講演(第一部) 座長: 西嶋 (鈴木) 麻也 Maya NishijimaSuzuki, MD Clinical fellow, Pediatric hematology/oncology, Dept. Pediatrics, Memorial Sloan Kettering Cancer Center 三隅田 尚樹 Naoki Misumida, MD Resident Physician, Dept. Medicine, Mount Sinai Beth Israel 「Lessons Learnt in Academic Medicine」 本間 俊一 Shunichi Homma, MD Margaret Milliken Hatch Professor of Medicine Deputy Chief, Cardiology Division, College of Physicians & Surgeons, Columbia University 「Principal Investigatorとして米国で驀進するには?」 辻 守哉 Moriya Tsuji, MD, PhD Professor, The Aaron Diamond AIDS Research Center, The Rockefeller University 「ハエと一緒にお薬さがし 〜よりよい抗がん剤を目指して〜」 園下 将大 Masahiro Sonoshita, PhD Postdoctoral Fellow, The Ross Cagan Lab., Dept. Developmental and Regenerative Biology, Icahn School of Medicine at Mount Sinai 京都大学大学院医学研究科遺伝薬理学・准教授 14:3014:50 Coffee Break 14:5016:00 招待講演(第二部) 座長: 中嶋 健太郎 Kentaro Nakajima, MD Clinical Research Fellow, Section of Colon & Rectal Surgery, Dept. Surgery, Weill Cornell Medical College 大分大学消化器小児外科学講座 中原 健裕 Takehiro Nakahara, MD, PhD Research Fellow, Dr Jagat Narula Lab., Dept. Cardiovascular Imaging Program, Icahn School of Medicine at Mount Sinai 群馬大学臓器病態内科学(循環器内科) 4 「癌関連因子BAP1蛋白変異における複合体形成異常の検討」 伊藤 達男 Tatsuo Ito, MD, PhD Research Associate, Department of Pathology, Memorial SloanKettering Cancer Center 「ヒトES細胞を用いた小児脳腫瘍のモデリング」 船戸 洸佑 Kosuke Funato, PhD Research Associate, Department of Neurosurgery, Center for Stem Cell Biology and Brain Tumor Center, Memorial SloanKettering Cancer Center 「神経筋接合部の形成と疾患~筋由来双方向性シグナルへの応答メカニズムとその破綻~」 湯本 法弘 Norihiro Yumoto, PhD Steve Burden Lab, Molecular Neurobiology Program, Skirball Biomolecular Medicine, NYULMC 「アメリカで癌におけるスフィンゴ脂質の研究をするSurgeon/Scientist: 弱みを強みにかえる」 高部 和明 Kazuaki Takabe, MD, PhD, FACS Associate Professor of Surgery, and Biochemistry & Molecular Biology Division of Surgical Oncology, Department of Surgery, Virginia Commonwealth University School of Medicine 16:0016:20 Coffee Break 16:2016:30 「米国日本人医師会JMSAの紹介 The Three Cs of the Japanese Medical Society of America」 柳澤 ロバート 貴裕 Kenji Fujitani, BA JMSA MD candidate, Class of 2016, Icahn School of Medicine at Mount Sinai Robert T. Yanagisawa, MD Vice President, JMSA Associate Professor; Program Director, Clinical Fellowship in Endocrinology, Diabetes and Metabolism, Icahn School of Medicine at Mount Sinai 東京女子医科大学招待教授 東北大学医学部臨床教授 藤谷 謙司 16:3017:40 招待講演(第三部) 座長: 小川 史洋 Fumihiro Ogawa, MD, PhD Postdoctoral Fellow , Dept. Genetic Medicine, Weill Cornell Medical College 豊田 佳子 Yoshiko Toyoda, BA MD candidate, Class of 2018, Weill Cornell Medical College 「The pursuit of academic passion」 種瀬 菜穂子 Naoko Tanese, PhD Professor, Microbiology; Associate Dean for Biomedical Sciences and Director of the Sackler Institute of Graduate Biomedical Sciences, NYU School of Medicine 5 「米国ジョブハント体験記 後日談 〜今、審査する側になってわかったこと〜」 矢澤 真幸 Masayuki Yazawa, PhD Assistant Professor; Columbia Stem Cell Initiative; Department of Rehabilitation and Regenerative Medicine; Department of Pharmacology; College of Physicians and Surgeons, Columbia University 「 トキソプラズマのシスト壁と糖鎖修飾 」 冨田 忠君 Tadakimi Tomita, PhD Postdoctoral Fellow, Louis Weiss lab, Department of Pathology, Albert Einstein College of Medicine 17:40 運営委員長からのご挨拶 山田 真太郎 Shintaro Yamada, PhD Research Fellow, Molecular Biology Program, Memorial SloanKettering Cancer Center 17:4519:00 ポスターセッション [MultiPurpose Room (Smilow Seminar Room隣)] ・会場にて軽食と飲み物が供されます(ワインセッション)。 ・優れた演題に対してJMSAからポスター賞( JMSA New York Life Science Forum 2015 Best Presentation Award )が贈られます。 19:00 ポスター賞発表・閉会の辞 安西 弦 Yuzuru Anzai, MD President, JMSA Clinical Assistant Professor, Dept. Obstetrics and Gynecology, NYU School of Medicine 司会:大石 公彦 Kimihiko Oishi, MD Board member, JMSA Assistant Professor, Genetics and Genomic Sciences/Pediatrics, Icahn School of Medicine at Mount Sinai 6 <講演要旨・略歴> Lessons Learnt in Academic Medicine 本間 俊一 Shunichi Homma, MD Margaret Milliken Hatch Professor of Medicine Deputy Chief, Cardiology Division, College of Physicians & Surgeons, Columbia University <Education/Training> 1977 Dartmouth College, Hanover, NH (A.B.) 1981 Albert Einstein College of Medicine, NY (M.D.) <RESEARCH AND PROFESSIONAL EXPERIENCE> 1981 1984 Intern & Resident, Internal Medicine, Montefiore Medical Center, New York, NY 1984 1986 Research Fellow, Noninvasive Cardiac Imaging, Mass. General Hospital, Boston, MA 1986 1988 Clinical Fellow, Cardiology, ColumbiaPresbyterian Medical Center, New York, NY 1988 1994 Assistant Professor of Clinical Medicine, College of P & S, Columbia University, NY, NY 1992 Present Director, Echocardiography Laboratory, ColumbiaPresbyterian Medical Center, New York, NY 1994 1998 Associate Professor of Clinical Medicine, College of P & S, Columbia University, NY, NY 1998 2003 Associate Professor of Medicine, College of P & S, Columbia University, NY, NY 1999 Present Associate Chief, Division of Cardiology, College of P & S, Columbia University, NY, NY 2003 – Present Professor of Medicine, College of P & S, Columbia University, NY, NY 2004 – Present Margaret Milliken Hatch Endowed Professor, College of P & S, Columbia University, NY, NY <Honors> Board Member AHA Heritage Affil, Japanese Med Soc of America, N.Y. Echo. Society, Ed. Board – Jl of Am Coll of Cardiol, Jl of Card Diag Proc, Echocardiog, Acta Clini Croa, Stroke, Grant Reviewer NINDS, NHLBI (K23/25 program), AHA. Manuscript Reviewer , Annals of Intern Med, Circulation, Jl of Am Coll of Card, Lancet, New Eng Jl of Med. Fellow ACC 7 Principal Investigatorとして米国で驀進するには? 辻 守哉 Moriya Tsuji, MD, PhD Professor, The Aaron Diamond AIDS Research Center, The Rockefeller University 近年、国全体の財政的問題もあり米国では研究費をグラント(特にNIHなど)によって獲得することが非常に困難 になってきている。日本と異なり米国ではほとんどの場合、PIを含め研究者の給料はこの研究費で補われている。し たがってこの研究費獲得の困難な状況がまず若い日本人研究者を米国に受け入れる門戸を狭めているのみならず、日 本人研究者が一人前の研究者として米国で自立していくことをも大きく阻んでいる。このような状況は米国にとって も日本にとっても医学研究分野の将来に暗雲をもたらせているのは事実である。最近、とくにここ数年、研究費が取 れずに研究室を閉め職業転換した研究者や、研究を諦めて大学の教育に専念する決意をした研究者をまわりで何人も 見てきた。要するに研究費を自分で持ってこないと研究が一切出来ないどころか大学や研究所から追い出されるのが 現状である。研究費を獲得する必要性はPIのみならず若手の研究者にもあてはまる。例えばポスドクやリサーチフェ ローの時にインパクトのある論文を発表するだけでなく、フェローシップなどの研究援助金みたいなものをすでに獲 得していることはそのポスドク・リサーチフェローの研究能力のみならず研究費獲得の能力を意味する。とくに最近 では研究費獲得能力をアピールすることでその若手研究者の将来が左右される、といっても過言ではない。すなわち 米国で研究者として驀進するには若いうちからいかにスタートダッシュするかも鍵である。今回はどのようにすれば 米国で研究費を獲得出来るかを考察しつつ、何点か重要なポイントを列記してみたい。 <略歴> 1983年東京慈恵会医科大学卒業、医師免許取得。同年東京大学大学院医学系研究科に入学し1987年東京大学医学 部免疫学教室にて医学博士号取得。半年後にニューヨーク大学医学部医分子寄生虫学教室にポスドクとして留学。 1990年に同教室講師、1991年に助教授、1998年に准教授に任命されるとともにtenure を獲得。2002-2003年に隣接 する市の公衆衛生ビルの6、7階にあるアーロン・ダイアモンド・エイズ研究所でsabbatical を行う。その後、アーロ ン・ダイアモンド・エイズ研究所にそのまま残ることを決心し、今日に至る。その間アーロン・ダイアモンド・エイ ズ研究所はロックフェラー大学の関連施設となる。2012年にアーロン・ダイアモンド教授に就任。今年より千葉大学 客員教授。論文の数は総説を含め110超。特許取得数はニューヨーク大学・ロックフェラー大学からのを合わせて8個 で申請中のものは6個。賞与はアメリカ癌協会賞、アメリカ肺病協会賞、リュウマチ学会賞、ニューヨーク大学総長 賞など。主要な委員会としてはNIH/NIAIDの感染免疫部門の study section 委員を2003年から2008年まで、ゲイツ財 団のマラリアワクチン研究アドバイザー委員を2008年から2012年まで、NIH/NIAID のマラリアワクチン開発研究の コンサルタントを2010年から2012まで務めた。現在7つのジャーナルの編集委員を務める。指導教官としてアメリカ のみならずブラジルやオランダの大学院生を指導。またブラジルやアフリカのマリ国に何度か足を運び講義を行った りマラリアに関する医学実習の指導を行った。ニューヨーク大学医学部在籍中はMDPhDの入学審査委員として携 わった他、医学生への寄生虫学の講義や大学院生への免疫学のセミナーを毎年行った。セミナーの数は米国内外を合 わせると今まで90以上。現在グラント取得状況はNIHやゲイツ財団、さらに日本の製薬会社などを含め年間およそ百 万ドル。 8 ハエと一緒にお薬さがし 〜よりよい抗がん剤を目指して〜 園下 将大 Masahiro Sonoshita, PhD Postdoctoral Fellow, The Ross Cagan Lab., Dept. Developmental and Regenerative Biology, Icahn School of Medicine at Mount Sinai 京都大学大学院医学研究科遺伝薬理学・准教授 がんによる死亡率は依然として高く、効果的な治療・予防法の確立が急務となっている。近年、がん発生の原因と なったタンパク質を狙い撃ちする「分子標的治療薬」が脚光を浴びており、様々な低分子化合物や抗体製剤が開発さ れてきている。しかし、動物実験で好成績を収めた薬剤でも臨床試験あるいは現場で抗がん効果が弱い、毒性が高い などの問題点が明らかになる場合がしばしばあり、優れた抗がん剤をより効率よく開発できる方法論の確立が望まれ ている。 本講演では、我々が現在取り組んでいる遺伝学を駆使した抗がん剤開発の取り組みについて紹介する。これまで遺 伝学の研究材料として重宝されてきたショウジョウバエを用いることで、効果の高い抗がん剤、またその組み合わせ 療法の発見を加速できる開発基盤を確立していきたいと考えている。 <略歴> 1999年 東京大学薬学部卒業 2001年 東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了(薬学修士) 2004年 京都大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士) 2008年 京都大学医学研究科遺伝薬理学教室 助教 2011年 京都大学医学研究科遺伝薬理学教室 講師 2012年〜現在 京都大学医学研究科遺伝薬理学教室 准教授 2013年より Icahn School of Medicine at Mount Sinaiに長期出張中 <フェローシップ・グラント(研究代表)> 20022004年 日本学術振興会特別研究員・DC1 20042008年 日本学術振興会特別研究員・PD(京都大学医学研究科遺伝薬理学教室・武藤(たけとう)誠 研究室にてポスドク) 20112013年 日本学術振興会科学研究費補助金・若手研究A 2011年 The Kanae Foundation Research Grant 2011年 藤原記念財団研究奨励金 2012年 The Sagawa Foundation for Promotion of Cancer Research Grant <受賞> 2014年 日本がん転移学会研究奨励賞 <代表論文> Sonoshita M , Takaku K, Sasaki N, Sugimoto Y, Ushikubi F, Narumiya S, Oshima M, Taketo MM. Acceleration of intestinal polyposis through prostaglandin receptor EP2 in Apc(Delta 716) knockout mice. Nat Med 2001;7:104851. Sonoshita M , Takaku K, Oshima M, Sugihara K, Taketo MM. Cyclooxygenase2 expression in fibroblasts and endothelial cells of intestinal polyps. Cancer Res 2002;62:68469. Sonoshita M , Aoki M, Fuwa H, Aoki K, Hosogi H, Sakai Y, Hashida H, Takabayashi A, Sasaki M, Robine S, Itoh K, Yoshioka K, Kakizaki F, Kitamura T, Oshima M, Taketo MM. Suppression of colon cancer metastasis by Aes through inhibition of Notch signaling. Cancer Cell 2011;19:12537. Sonoshita M , Itatani Y, Kakizaki F, Sakimura K, Terashima T, Katsuyama Y, Sakai Y, Taketo MM. Promotion of colorectal cancer invasion and metastasis through activation of NOTCHDAB1ABLRHOGEF protein TRIO. Cancer Discov 2015;5:198211. 9 癌関連因子BAP1蛋白変異における複合体形成異常の検討 Novel function of the BAP1 nuclear deubiquitinase in the nonhomologous end joining (NHEJ) pathway of double strand DNA repair 伊藤 達男 Tatsuo Ito, MD, PhD Research Associate, Department of Pathology, Memorial SloanKettering Cancer Center Education: Apr, 2001Mar,2005, Ph.D. Okayama University Graduate School of Medicine and Dentistry, Okayama, Japan, Science of Functional Recovery and Reconstruction Apr, 1992Mar, 1999, M.D. Cum laude, Tsukuba University School of Medicine, Ibaraki, Japan Postdoctoral Training: Apr, 2001Mar, 2005, Ph.D. Science of Functional Recovery and Reconstruction, Okayama University Graduate School of Medicine and Dentistry, Okayama, Japan, May 1999March 2001: Intern Okayama Saiseikai General Hospital Okayama, Japan Positions and Appointments: January 2004March 2007: Research Fellow, The Scripps Research Institute, Department of Molecular and Experimental Medicine, 10550 north Torrey Pine st. LaJolla CA, 92037 April 2007 : Research Fellow, Memorial SloanKettering Cancer Center, Department of Pathology, 1275 York Avenue New York, NY, 10021 Honors and Awards: NIH fellowship F32 “ The role of CARM1 in chondrogenesis. ” Award from September 2006 to April 2007. Best Scientific Poster presented at the iMig 2012 Conference in Boston from September 11 – 14 “The mesothelioma tumor suppressor BAP1 interacts with PRKDC, part of the DNAPK DNA damage repair protein complex.“ 10 ヒトES細胞を用いた小児脳腫瘍のモデリング HUMAN ESBASED MODELING OF PEDIATRIC GLIOBLASTOMA BY HISTONE MUTATIONS 船戸 洸佑 Kosuke Funato, PhD Research Associate, Department of Neurosurgery, Center for Stem Cell Biology and Brain Tumor Center, Memorial SloanKettering Cancer Center 1 1 2 3 1 Kosuke Funato , Tamara Major , Peter W. Lewis , C. David Allis , Viviane Tabar 1Department of Neurosurgery, Center for Stem Cell Biology and Brain Tumor Center, Memorial SloanKettering Cancer Center, New York, NY, 2Department of Biomolecular Chemistry, School of Medicine and Public Health, University of Wisconsin, Madison, WI, and 3Laboratory of Chromatin Biology and Epigenetics, The Rockefeller University, New York, NY Glioblastoma (GBM) is the most frequent and malignant primary brain tumor. Recent findings reveal frequent heterozygous mutations in Histone H3.3 variant ( H3FA ) in pediatric glioblastoma including brainstem gliomas and supratentorial gliomas. K27M mutation occurs in the earliest age group and is largely confined to the midline of the brain, mostly pons and thalamus, whereas G34R/V mutation is predominantly found in supratentorial gliomas in older patients, implying different biological entities. However their specific functions are still unclear. Using human embryonic stem (ES) cell system, we show that H3.3K27M expression synergizes with p53 loss and PDGFRA activation in neural progenitor cells (NPCs) derived from human ES cells, resulting in neoplastic transformation. The phenotype, gene expression profile and key histone modifications, as well as in vivo behavior of the transformed precursors derived from ES cells are highly similar to those seen in patient tumors. Genomewide analyses indicate a resetting of the transformed precursors to a developmentally more primitive stem cell state, with evidence of major modifications of histone marks at several master regulator genes. Drug screening assays identified a menin inhibitor as an effective inhibitor of tumor growth in vitro and in vivo . Our findings proof that K27M mutation is a driver mutation in pediatric glioma and our human ESCbased model is a useful platform to reveal molecular mechanism of gliomagenesis as well as to develop novel therapeutic strategy. <略歴> 2011年 東京大学大学院理学系研究科 修了,同年 東京大学分子細胞生物学研究所 研究員を経て,同年より米国 Memorial SloanKettering Cancer Center研究員。 11 神経筋接合部の形成と疾患~筋由来双方向性シグナルへの応答メカニズムとそ の破綻~ 湯本 法弘 Norihiro Yumoto, PhD Steve Burden Lab, Molecular Neurobiology Program, Skirball Biomolecular Medicine, NYULMC 神経筋接合部(Neuromuscular junctions, NMJ)は ヒトを含む動物のあらゆる骨格筋に関連する「動作」「会話」「摂 食」「呼吸」などを制御する高度に特異化したシナプスであり、我々の生存にとって必要不可欠である。疾患、損傷また は加齢などによる NMJ の機能低下は、肉体的な活動の衰えを引き起こし、あらゆる臓器の複雑なネットワークの中で支 えられている恒常性を崩壊させる。筋萎縮性側索硬化症 (amyotrophic lateral sclerosis, ALS) は重篤な神経筋接合部疾患 の一つである。患者の多くは徐々に全身の骨格筋の機能とともに運動機能を失い、疾患後期には運動神経細胞死を認め、 終末期において呼吸筋の機能不全により絶命する。患者の約 17%は家族性であり、原因遺伝子の同定や発症メカニズム の解明が徐々に進んでいるが、残りの 80%以上は遺伝的相関が無い「突発性」である。したがって、この疾患の原因や 病態の大部分については不明である。「運動神経細胞の細胞死」は広く認知されたALS の主な病理所見であり、その原 因や過程の解明は相対的に進んではいるものの、この現象は疾患の非常に後期に現れるため、ALS 発症メカニズムの解 明にはより早期の病態に着目した研究が望まれると考える。唯一知られる家族性と突発性ALSに共通する初期所見は「運 動神経終末の骨格筋からの乖離」である。これまでの研究はNMJ形成に重要な分子メカニズムの多くがNMJの成熟や維 持にも必須であることを示唆している。したがって、胚発生期における詳細なNMJ形成メカニズムの解明は非常に重要 である。 NMJ の形成は、 運動神経軸索が 標的細胞に向けて伸長されることにより開始される。運動神経終末は、ケモ アトラクタントやケモリパレントなどのガイダンスによる 軸索伸長によって正確にその標的細胞と接触することができ るが、最終的に骨格筋を認識する分子メカニズムは未解明である。しかしこれまでの知見から、骨格筋由来のシグナルは 骨格筋特異的受容体型チロシンキナーゼMuSK (Muscle Specific Kinase)や、それと複合体を形成し、運動神経から分泌さ れるヘパラン硫酸プロテオグリカンであるAgrinの共受容体としての重要な機能をもつLDL receptorRelated Protein 4 (Lrp4)依存的である事が示唆されていた。そこで私は運動神経の in vitro 培養系を確立し、Lrp4を強制発現させた非骨格 筋細胞や精製 Lrp4をコートしたビーズとの共培養系 により、培養運動神経軸索の終末分化を、Lrp4が直接的に誘導する ことを見出した。更にこの現象をマウス遺伝学によって in vivo においても正しい事を証明し、Lrp4 が永らく探し求めら れていた骨格筋由来のダイレクトな逆行性シグナルであることを結論づけた。これらのことから Lrp4 は「運動神経から 骨格筋」へのシグナル伝達に重要なばかりでなく、逆に「骨格筋から運動神経」という逆行性シグナルとして終末分化を 誘導する重要な役割を担っており、「両方向性のシナプス制御因子」であることが明らかになった。この新たな発見は、 Lrp4 の運動神経終末へのシグナルの変質が ALS の発症、または進行に寄与している可能性を示唆している。 本シンポジウムではこうした観点から、 NMJ の発生生物学を Lrp4 の機能を中心に述べ、それに関連した病理学につい てもに議論したいと考えている。 略歴 2008年3月 京都大学大学院医学研究科博士課程修了 11月 博士(医学)取得 (所属研究室は再生医科学研究所の瀬原淳子教授。同研究室には京都大学大学院医科学修士過程の時から約7年間お世話 になりました。同研究室では、主にはそこで単離されたADAMプロテアーゼの機能解析として、それらの基質を同定する ことが多くの学生のテーマとなっていた。しかし、自身の研究の中でADAM19のノックアウトマウスに神経筋接合部形 成における表現型を見出し、そこから一人、神経筋接合部の分子メカニズムの解明を行っているうちに、より興味を持ち 出した) 2009年1月 NYU Medical Center のSteve Burden Labにポスドクとして就任。 (学生時代の経験から、より本格的にこの分野に興味を持ち、研究を開始。骨格筋由来の運動神経終末への分化開始逆行 性シグナルの同定を目指した。当時、仮想されていたこの分子の実態の解明は、神経筋接合部形成のメカニズムの解明に おいて大きな謎であり、長らくこの分野の多くの研究者の興味の対象であった。2012年、運良くLrp4という膜分子がダ イレクトな逆行性シグナルであることを証明し、Nature誌に論文を掲載。この発見により、神経筋接合部形成時におけ る運動神経側での分子メカニズムの解析が可能となり、自身の現在の興味、そして研究テーマとなっている。今後は、運 動神経側での分子メカニズムの解明と、神経筋疾患の原因や病態の解明を運動神経側からのアプローチによって、新たな 視点から新たな発見をしたいと考えている) 賞罰など 20112013年 NYSTEM training grant 2014年 Finalist in Lilly Innovation Fellowship Award (LIFA) 12 アメリカで癌におけるスフィンゴ脂質の研究をするSurgeon/Scientist: 弱みを強 みにかえる 高部 和明 Kazuaki Takabe, MD, PhD, FACS Associate Professor of Surgery, and Biochemistry & Molecular Biology Division of Surgical Oncology, Department of Surgery, Virginia Commonwealth University School of Medicine アメリカへ研究留学する日本人臨床医は多い。その中で、アメリカでも臨床をしてみたい、アメリカでキャリアを 積むにはどうしたらよいかと考えられている人もいると思う。僕は日本の医学部、そして初期研修を修了後、大学院 途中からポスドクとして研究留学した。その後アメリカの優れた卒後外科研修システムで外科臨床を一から鍛えなお してもらおうと思い、アメリカで外科のトレーニングをレジデンシーからやり直し、腫瘍外科フェローシップを修了 した。臨床をある程度極めると、未来の診療につながる研究を推進したくなり、NIH R01グラントを計3本獲得し、 トランスレーショナルリサーチを行うラボを主宰するに至った。結果的に現在は外科臨床と研究、そして教育の三束 のわらじを履く日々を送っている。これまでの道のりは逆境に次ぐ逆境ではあったが、それをチャンスと捉え、多く の人々の支えを受けながら今に至っている。僕の経験をシェアすることで、少しでも何かをつかむヒントになれれ ば、それにまさる喜びはない。 <略歴> 4/1985 – 3/1992 M. D. (Doctor of Medicine, 1992) Niigata University School of Medicine; Niigata, Japan 4/1992 – 3/1993 Research Trainee Department of Legal Medicine, Niigata University School of Medicine; Japan 4/1993 – 3/1995 Residency in General Surgery (Japan) Department of Surgery, Niigata University Hospital; Niigata, Japan 4/1995 – 3/1999 Ph.D. (Doctor of Philosophy, 1999) Yokohama City University Graduate School of Medicine; Yokohama, Japan 7/1997 – 6/2001 Research Associate The Clayton Foundation Laboratories for Peptide Biology, The Salk Institute for Biological Studies, La Jolla, CA 7/2001 – 6/2006 Residency in General Surgery Department of Surgery, University of California San Diego, San Diego, CA 7/2006 – 6/2008 Fellowship in Surgical Oncology Division of Surgical Oncology, Virginia Commonwealth University; Richmond, VA 7/2008 – 6/2013 Assistant Professor of Surgery, and Biochemistry & Molecular Biology, VCU 7/2013 – Associate Professor of Surgery, and Biochemistry & Molecular Biology, VCU 6/2014 – 6/2015 ASCO Leadership Development Program American Society of Clinical Oncology; Alexandria, VA 4/2015 – CoDirector of Research, Department of Surgery, VCU 13 米国日本人医師会JMSAの紹介 The Three Cs of the Japanese Medical Society of America 柳澤 ロバート 貴裕 Robert T. Yanagisawa, MD Vice President, JMSA Associate Professor; Program Director, Clinical Fellowship in Endocrinology, Diabetes and Metabolism, Icahn School of Medicine at Mount Sinai 東京女子医科大学招待教授 東北大学医学部臨床教授 藤谷 謙司 Kenji Fujitani, BA JMSA MD candidate, Class of 2016, Icahn School of Medicine at Mount Sinai 米国日本人医師会JMSAは、皆様のサイエンスと人類への貢献のお手伝いをします。共に頑張りましょう。 The Japanese Medical Society of America (JMSA) wishes to support your devotion to science and humanity. 14 The pursuit of academic passion 種瀬 菜穂子 Naoko Tanese, PhD Professor, Microbiology; Associate Dean for Biomedical Sciences and Director of the Sackler Institute of Graduate Biomedical Sciences, NYU School of Medicine Passion motivates us all to work hard and excel. I say passion is the single most important element necessary for lifelong commitment to academic research. As I reflect back on the path I followed one thing was always clear: a strong desire to make discoveries and advance research. My new role as the dean of graduate school is to encourage students to follow their inner desires and to help instill enthusiasm and motivation towards achieving academic goals. I strongly believe that a fulfilling career will follow when you remain passionate about what you do. I hope to make a difference in young scientists’ careers so that they may continue to make discoveries and help advance science in the years to come. Bio Naoko Tanese PhD, Professor of Microbiology, received a BA in Chemistry from the University of Chicago, a PhD in Biochemistry from Columbia University studying the replication of retroviruses with HHMI investigator Dr. Stephen Goff. She trained as a postdoctoral fellow at UC Berkeley with Professor Robert Tjian, the current President of the HHMI, where she performed innovative work on transcriptional regulatory mechanisms. Continuation of this research at NYU as an independent investigator has led to numerous scientific collaborations with faculty studying cancer, developmental biology, virology, neuroscience, and stem cells. Since joining the NYU faculty in 1993, Dr. Tanese was appointed Codirector of the Medical Scientist Training Program in 2010, and Director of Basic Science Faculty Mentoring in 2013. Through these channels she plays an instrumental role in advancing the careers of many young scientists. Her current research focuses on the molecular basis of Huntington’s disease, a devastating inherited neurodegenerative disease, and is supported by grants from the NIH and CHDI Foundation. Applying sophisticated biochemical methods, her laboratory discovered a new function for huntingtin, the protein that is altered in people predisposed to the disease. She has trained many pre and postdoctoral students and served on over 70 PhD students’ thesis committees. She also teaches first year medical students and gives lectures in graduate school courses. In May 2014, Dr. Tanese was appointed associate dean for Biomedical Sciences and director of the Sackler Institute of Graduate Biomedical Sciences, which oversees NYU School of Medicine’s PhD, MD/PhD, and Summer Undergraduate Research Programs. She will lead recruitment and admissions for all programs and ensure that recruits receive outstanding training throughout their tenure, from coursework and matching with the right faculty mentors to career development. 15 米国ジョブハント体験記 後日談 今、審査する側になってわかったこと 矢澤 真幸 Masayuki Yazawa, PhD Assistant Professor; Columbia Stem Cell Initiative; Department of Rehabilitation and Regenerative Medicine; Department of Pharmacology; College of Physicians and Surgeons, Columbia University 米国で研究をしている99%の日本人ポスドクが日本へ帰国すると考えられています。ポスドクの仕事もまとまり 「さあ、米国で独立したい」と思っても参考になる資料や先人達はごくわずかです。本セミナーでは、2011年に 米国でジョブハントをスタートし、47の公募に募集、11のインタビューを受け、6のオファーをもらうまで(2 012年6月ジョブハンティング終了時)の経緯を中心に、ジョブハントのポイントについてお話しします。これは 成功体験談というより、「あの時ああしておけばよかった。。。」という後悔の念もまた多く含まれています。つま り、何故36から呼ばれず、5のインタビュー後にすぐにオファーがなかったのか、何故断られたり補欠に回された のかも考えていきたいと思います。今では審査側になり審査委員たちがどのように候補者を見ていて、どのようにオ ファーが決定されているかもよく解るようになりました。 ジョブハントを通じて経験したことは、研究者としての財産となり今後の進路と方向性を大きく左右するものに間 違いありません。今後米国でジョブ探しをする予定の方だけでなく留学されたばかりの方にも、今後の研究や進路を 考える上で本セミナーが有益なものになればと願っています。 * ポイント 1)応募方法:公募の探し方、カバーレターと履歴書の書き方 2)書類審査を通過するには(1):論文、これまでの業績 3)書類審査を通過するには(2):グラント(主に NIH K99/R00 について) 4)書類審査を通過するには(3):推薦状とコネ 5)書類審査を通過するには(4):今後の研究、ティーチング経験 6)インタビューに呼ばれるまで:突然の招待・電話に備える、 NIH RePORTER の使い方 7)インタビュー当日(1):オープンセミナー 8)インタビュー当日(2):個人面談 9)インタビュー当日(3):チョークトーク 10)オファー獲得:2次インタビュー、交渉術、ラボのスタートアップに向けて * セミナーの時間が限られているため、セミナー終了後に各自の状況に合わせてご相談に乗りたいと考えています。 職歴 20022004年 京都大学大学院人間・環境学研究科・ティーチングアシスタント 20042005年 東北大学大学院医学系研究科・リサーチアシスタント 20062007年 京都大学大学院薬学研究科・ティーチングアシスタント 2007年49月 東北大学学際科学国際高等研究センター・研究支援者 2007年10月 2012年12月 Postdoctoral Scholar Department of Neurobiology, Stanford University School of Medicine, USA (米国スタンフォード大学医学部神経学科・ポスドク) 2013年1月より 現職 学歴 2002年3月 京都大学農学部生産環境科学科卒業 2004年3月 京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程人間・環境学専攻卒業 2004年4月 東北大学大学院医学系研究科博士後期課程医科学専攻入学 2006年3月 同上退学 2006年4月 京都大学大学院薬学研究科博士後期課程生命薬科学専攻3年次転入学 2007年3月 京都大学大学院薬学研究科博士後期課程生命薬科学専攻・博士(薬学) 取得 トキソプラズマのシスト壁と糖鎖修飾 16 Toxoplasma gondii Cyst Wall and Glycosylation 冨田 忠君 Tadakimi Tomita, PhD Postdoctoral Fellow, Louis Weiss lab, Department of Pathology, Albert Einstein College of Medicine The obligate intracellular protozoan parasite Toxoplasma gondii infects 30% of humans. As infection proceeds it differentiates into a latent form (bradyzoites) within a modified parasitophorous vacuole termed the tissue cyst. Through the generation and screening of cyst specific monoclonal antibody library, we identified a cyst wall glycoprotein (CST1) that contains multiple SRS domains and a large mucinlike domain. Deletion of CST1 (Δ cst1 ) resulted in the formation of fragile brain cysts, thinner cyst wall, and reduced the number of cysts in the infected mice, suggesting a role for CST1 in the persistence of cysts in central nervous system. Complementation of Δ cst1 parasite with full length CST1 restored these phenotypes, whereas complementation with CST1 lacking the mucine domain failed to restore. To investigate if mucintype Oglycosylation of the CST1 is required for these phenotypes, we generated the deletion mutants of 5 putative Oglycosyl transferases (UDPGalNAc::polypeptide GalNAc transferases, T1T5) parasites. Of these, the Δ t2 and Δ t3 parasites lost monoclonal antibody (SalmonE) staining, which reacts with the mucin domain of CST1. Surprisingly, Δ t2 but not Δ t3 lost DBA lectin cyst wall staining which also binds to mucin domain of CST1. This suggests that T2 initiates the glycosylation of naked amino acid residues and T3 adds GalNAc to preglycosylated residues. Both the Δ t2 and Δ t3 parasites demonstrated the fragile cyst muc phenotype we as in Δ cst1 and cst1Δ (CST lacking the mucin domain) parasites. This suggests that the fragile phenotype observed is due to the lack of glycosylation on the mucin domain of CST1. We hypothesize that CST1 forms a cyst wall network structures based on mucinmediated glycoprotein interactions conferring mechanical resistance to the stress and providing the scaffold for other cyst wall proteins to localize and interact in forming the cyst wall. CST1 is the first cyst wall protein identified with the function of cyst wall integrity for cyst architecture. Currently there is no treatment that can eliminate quiescent tissue cysts preventing latent infection and reactivation disease. This study provides important insights into the disruption of cyst wall and can led to improved treatments for chronic toxoplasmosis. <略歴> Postdoctoral Fellow: Albert Einstein College of Medicine, Bronx, NY: 2014present Graduate Student, PhD Candidate: Albert Einstein College of Medicine, Bronx, NY: Sep 2008May 2014 Research Technician: Albert Einstein College of Medicine, Bronx, NY: May 2004Jun 2008 Research Technician: PepsiCo. Research and Development Center, Valhalla, NY: May 2003 – May 2004 Laboratory Technician: Nissi Inc. Quality Control Laboratory, Aichi, Japan: Jan 2002 – Apr 2003 Laboratory Technician/Work Study: University of Bridgeport, Bridgeport, CT: Dec 1999 – Dec 2001 <Publication> The Toxoplasma gondii cyst wall protein CST1 is critical for cyst wall integrity and promotes bradyzoite persistence. Tomita T, Bzik DJ, Ma Y, Fox BA, Markillie LM, Taylor RC, Kim K, Weiss LM. PLoS Pathogens . 2013 Dec 26;9(12): e1003823 Externally triggered egress is the major fate of Toxoplasma gondii during acute infection. Tomita T, Yamada T, Weiss LM, Orlofsky A. Journal of Immunology . 2009 Nov 15;183(10):666780. Bradyzoite Development. Knoll L, Tomita T, Weiss LM, Kim K. In Toxoplasma gondii . 2014:521549. ISBN: 9780123964816 Type II Toxoplasma gondii KU80 knockout strains enable functional analysis of genes required for cyst development and latent infection.Fox BA, Falla A, Rommereim LM, Tomita T, Gigley JP, Mercier C, CesbronDelauw MF, Weiss LM, Bzik DJ. Eukaryotic Cell . 2011 Sep;10(9):1193206 Toxoplasma gondii inhibits granzyme Bmediated apoptosis by the inhibition of granzyme B function in host cells. Yamada T, Tomita T, Weiss LM, Orlofsky A. International Journal for Parasitology . 2011 May;41(6):595607. Proliferation of Toxoplasma gondii in inflammatory macrophages in vivo is associated with diminished oxygen radical production in the host cell. Shrestha SP, Tomita T, Weiss LM, Orlofsky A. International Journal for Parasitology . 2006 Apr;36(4):43341 <Award> Human Disease Research Scholarship 2012 – 2013, Dept. Pathology, Albert Einstein College of Medicine, Bronx NY Travel Award for International Workshops on Opportunistic Protists , 2012 Tarrytown, NY <Oral Presentation> Identification and Characterization of Toxoplasma gondii Cyst Wall Proteins. Tomita T, Ma Y, Xao Y, Fox BA, Bzik DJ, Weiss LM. The 11th International Congress on Toxoplasmosis. 2011 Ottawa, Canada <Education> Doctor of Philosophy in Biomedical Research 9/2008 5/2014 Albert Einstein College of Medicine, Bronx, NY Bachelor of Science in Biology (Cum Laude) 12/2001 – GPA 3.66 (Science) / 3.55 (Overall) University of Bridgeport, Bridgeport, CT 17 <次回予告> 参加者の皆様、お忙しい中今回のフォーラムにご参加くださり、JMSAならびに運営幹事一同心よ り感謝申し上げます。 この有意義な会をさらに発展させるべく、来年も「JMSA New York Life Science Forum 2016」を 開催します。佐野 晃之 (New York University)を実行委員長とし、4月第2土曜日開催予定です。つき ましては、会をともに作り上げていってくださる運営幹事を募集しております。運営に興味のある 方、プログラムや企画のいいアイデアをお持ちの方、またネットワークを広げたい方、ぜひ [email protected]までご連絡ください。 また来年皆様にお目にかかれますのを楽しみにしております。 JMSA会長 安西 弦 運営幹事一同 18