平成27年度 村上地域における飼料用米「新潟次郎」の

平成27年度 村上地域における飼料用米「新潟次郎」の

平成27年度　村上地域における飼料用米「新潟次郎」の多収穫栽培ごよみ
(1)健苗育成
：
栽
培
の
(2)過剰生育防止 ：
ポ
イ
ン
ト
目標の収量構成と品質
目標収量
穂数
1穂籾数
㎡当り籾数
登熟歩合
千粒重
720kg/10a
450本/㎡
85粒
38,000粒
85%
22.3g
(3)登熟向上
月
日
４月
５
10
５月
15
20
①育苗日数は20日程度（加温20日、無加温25日）
②播種は4月15日以降、播種量は乾籾150ｇ/箱
(4)病害虫防除
①１株苗数3～4本植えとし、茎質向上
②栽植密度は茎数早期確保のため70株/坪
③基肥窒素量は5～7kg/10a程度
④中干し・溝切りを徹底し、根の健全化と茎質向上
(5)胴割れ発生防止 ： ①刈り遅れしない適期収穫
②刈取水分に応じて乾燥温度を調節
(6)土づくり
： ①１回目の穂肥時期が幼穂形成期であるため、幼穂確認と遅れない穂肥
②出穂前後25日間は飽水管理とし、田面を乾かさず地力窒素の発現を促進
③落水は出穂25日以降とし、登熟向上
25
５
６月
15
10
中干し開始のめや
すは17～18本
20
25
５
10
７月
15
20
25
： ①いもち病の箱処理剤使用
②いもち病とカメムシ類の同時防除
③紋枯病の発生量に応じた適期防除
： ①稲わらの秋すき込み
②土づくり肥料や堆肥等有機物の施用
基本は「適正生育量の確保」と「登熟の良い稲づくり」
５
10
８月
15
９月
20
25
５
10
２７
２６
２６
浸種開
２４
２１
穂数
８０
８０
稈長
4/3以降
１６
７０
催
生
育
ス
テ
ー
ジ
芽
５５
茎数（本/株）
4/13以降
４５
３５
４
播
種
１２
草丈（㎝）
田
植
え
○中干し開始は
田植え 後１か月
頃を目安に
５月上旬
水
管
理
管
理
の
ポ
イ
ン
ト
４１
４０
４０
葉色（SPAD）
4/15以降
育苗日数
約20日
４２
３９
保温的水管理
中
干
し
開
始
浅水更新水管理
【施肥例】
肥料の種類
肥料名
10a施用量 窒素成分量
60㎏
－
土づくり資材や堆肥 岩船米ソイル元気
基肥
とびきり444
36～50㎏
5～7㎏
基肥＋穂肥 穂肥１
穂肥500号
13～20kg
2～3kg
穂肥２
穂肥500号
13～20kg
2～3kg
早生スーパー元肥パワフル30
基肥一発肥料
30～40kg 9.0～12.0kg
※肥料や施肥量は地域の地力に応じて決定してください。
２週間程度
溝
切
り
中
干
し
終
了
必要に応じて
走り水かん水
最
高
分
げ
つ
期
６/27
７/７
７/21
穂
肥
１
回
目
穂
肥
２
回
目
出
穂
期
間断かん水
○中干しは小ひびが
入る程度
８/25
出
穂
後
15
日
頃
飽水管理 （６月27日～８月15日の出穂前後50日間）
【穂肥のめやす】
時　期
穂肥1回目 出穂25～23日前
生育を確認して穂肥の量を調節！
穂肥2回目
出穂14日前
※１回目は遅れないこと
出
穂
後
25
日
頃
出 成
穂 熟
後 期
35
日
頃
完全落水
出穂25日以降
【穂いもち・カメムシ同時防除】
回数
時　期
薬　剤
１回目
７月下旬
混合剤使用
２回目
８月上旬
混合剤使用
※時期はカメムシ防除を主体
○収穫は出穂後の
積算温度で1000℃
○秋すき込みは、地温
の高い10月20日頃
までに実施