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M01 空港 M01-1 新 千 歳 空 港 : RJCC M01-1-(1) RWY19L への ILS の設 置 M01-2 札 幌 飛 行 場 /丘 珠 空 港 : RJCO M01-2-(1) 共 用 空 港 における民 間 側 の要 請 に対 し、昨 年 1 年 間 の具 体 的 な対 応 策 を明 らか にすること。 M01-2-(2) ALS の設 置 について 夜 間 及 び低 視 程 下 での視 認 性 向 上 のため。 M01-2-(3) 滑 走 路 の延 長 M01-3 庄 内 空 港 : RJSY M01-3-(1) 滑 走 路 の延 長 もしくは EMAS の設 置 気 流 も悪 く、冬 期 の運 航 環 境 も厳 しい。EMAS(Engineered Materials Arresting System)の設 置 も含 め、安 全 向 上 の方 策 を講 じること。 M01-4 東 京 国 際 空 港 : RJTT M01-4-(1) 誘 導 路 名 称 について M01-4-(1)-① TWY に関 わる B の呼 称 方 法 について 「ブランチ」という呼 称 を廃 止 すること。 M01-4-(1)-② 誘 導 路 名 称 の変 更 D01-4-(1)-①に呼 応 して、IFALPA Policy(※末 尾 添 付 資 料 参 照 )に基 づいた誘 導 路 名 称 の変 更 を行 うこと。 IFALPA(国 際 定 期 航 空 操 縦 士 協 会 連 合 会 ) 世 界 100 カ国 以 上 、100,000 名 以 上 のパイロットが加 盟 している ICAO の恒 久 オブザ ーバー。パイロットの声 を ICAO Annex に反 映 させる唯 一 の団 体 。 M01-4-(2) TWY A8 から TWY A への直 接 進 入 を可 能 とする為 の改 良 M01-4-(3) TWY D5 離 脱 後 の誘 導 路 整 備 現 在 、TWY D5 から TWY E へ進 入 する場 合 、管 制 指 示 と減 速 、旋 回 という操 作 が重 なって おり、不 安 全 な状 態 となっている。効 率 的 な運 用 が出 来 るように TWY D5 から TWY E へ直 接 進 入 出 来 る誘 導 路 を整 備 すること。 M01-4-(4) LDA APP に伴 う 滑 走 路 誤 進 入 防 止 対 策 ICAO Annex にないパラレル式 での大 きな Offset 角 を有 する LDA APP が設 定 運 用 されてい るが、運 用 前 より 指 摘 してい た滑 走 路 誤 進 入 を誘 発 す るレイアウ ト となっており 、実 際 に頻 発 している。以 下 に示 す具 体 的 な滑 走 路 誤 進 入 防 止 対 策 を示 すこと。 ・現 行 の LDA APP に変 わる APP 方 式 の設 定 。 ・灯 火 の基 準 を見 直 した上 で RWY22 の視 認 性 向 上 。(滑 走 路 末 端 識 別 灯 だけでは、パイロ ットにとって誤 進 入 対 策 の十 分 な手 段 となり得 ない) M01-4-(5)-① RWY34L 東 側 の格 納 庫 による乱 気 流 の影 響 RWY34L 使 用 時 に、北 東 風 が卓 越 している気 象 状 態 で着 陸 前 の乱 気 流 が数 多 く報 告 され ている。乱 気 流 発 生 のメカニズムをシミュレーション解 析 し、内 外 の航 空 会 社 に情 報 公 開 す ること。 また乱 気 流 発 生 を抑 制 するために格 納 庫 の形 状 に関 する研 究 、及 び移 設 の検 討 を航 空 会 社 と協 力 して実 施 すること。 M01-4-(5)-② RWY34R 到 着 機 の後 方 乱 気 流 の RWY05 出 発 機 に対 する影 響 について RWY05 からの離 陸 滑 走 時 、RWY34R 着 陸 機 の後 方 乱 気 流 によると思 われる不 具 合 事 象 が 多 数 報 告 されている。 発 生 のメカニズムをシミュレーション解 析 し、その結 果 を内 外 の航 空 会 社 に情 報 公 開 するこ と。 M01-4-(6) 地 上 標 識 周 辺 の草 刈 り作 業 の時 期 について 夏 から秋 にかけての草 刈 り作 業 の時 期 が遅 く、誘 導 路 名 称 標 識 などの看 板 が見 えづらい。 小 型 機 からも視 認 できるよう適 切 な時 期 に作 業 を行 うこと。 M02 空港 全 般 M02-1 パイロットと救 難 ・救 急 隊 員 が直 接 交 信 出 来 る体 制 の確 立 2010 年 11 月 にシンガポールで発 生 したカンタス航 空 A380 型 機 の緊 急 着 陸 事 例 を始 めと する数 多 くの海 外 事 例 で、パイロットと救 難 ・救 急 隊 が直 接 交 信 することで事 態 の早 期 把 握 と迅 速 な対 応 が図 られたことを参 考 に、日 本 において同 様 の体 制 を確 立 すること。 M02-2 救 難 救 急 対 策 の強 化 海 上 空 港 の特 性 を考 慮 した救 難 救 急 対 策 について、関 連 する近 隣 団 体 に協 力 を仰 ぐという 連 絡 通 知 を中 心 とした現 在 の対 策 では、大 型 機 の事 故 対 策 として不 十 分 である。東 京 国 際 空 港 、中 部 国 際 空 港 、関 西 国 際 空 港 に おい ては 、空 港 管 理 者 が 独 自 の 救 助 用 船 舶 を所 有 し、それを使 用 した訓 練 を実 施 すること(参 考 :香 港 国 際 空 港 )。 M02-3 Runway Safety Teams の設 置 ICAO Doc 9870 「 Manual on the Prevention of Runway Incursions 」 及 び ICAO 発 行 「Runway Safety Team Handbook」に明 示 されている通 り、空 港 における安 全 対 策 向 上 のた め、日 本 において Runway Safety Teams を導 入 すること。 Runway Safety Team の設 置 は、効 果 的 な飛 行 場 環 境 の改 善 に寄 与 するものと考 える。早 急 に設 置 することが望 ましいと考 える空 港 は以 下 の通 り。 新 千 歳 空 港 、東 京 国 際 空 港 、成 田 国 際 空 港 、大 阪 国 際 空 港 、関 西 国 際 空 港 、福 岡 空 港 、 那覇空港 M02-4 RWY Condition の観 測 について 冬 期 における RWY Condition の測 定 は、天 候 の変 化 に合 わせて適 宜 観 測 を行 い、交 通 流 お よび 量 を理 由 にする ことなく 、空 港 管 理 者 側 が主 体 となっ て速 やか に通 報 す る 体 制 を整 備 すること。 現 状 では 天 候 の 回 復 ・ 悪 化 に も 関 わ ら ず現 況 と異 な る 通 報 が 長 時 間 継 続 さ れ る こ とが 多 い。 M02-5 Spot 番 号 路 面 標 識 の統 一 空 港 によって Spot 番 号 路 面 標 識 のフォーマットが異 なっており、改 善 が見 られる一 方 で改 善 後 も不 十 分 なものがある。 東 京 国 際 空 港 国 際 線 ターミナルに描 かれている黒 地 に黄 文 字 、そして大 きさを含 めた Spot 番 号 路 面 標 識 が最 適 と考 える。B737/A320 以 上 が就 航 する Spot ではこのフォーマットを全 国 統 一 とすること。 (参 考 ) 東 京 国 際 空 港 国 内 線 ターミナルに描 かれている Spot 番 号 路 面 標 識 は、黄 文 字 のみで黒 地 が無 いためコントラストの点 で不 十 分 である。 新 石 垣 空 港 の場 合 、黒 地 に黄 文 字 という点 では見 やすいが、字 が小 さいために効 果 が小 さ い。 M03 管制について M03-1 民 間 航 空 の安 全 かつ 効 率 的 な運 航 を阻 害 している軍 事 空 域 を削 減 させること。特 に 、以 下 の軍 事 空 域 については、民 間 航 空 の安 全 運 航 に支 障 となる事 例 も発 生 していることから、 K-1 空 域 (2009 年 に一 部 削 減 済 み)も含 めた削 減 を実 現 すること。 加 えて、全 ての米 軍 ・自 衛 隊 の訓 練 /試 験 空 域 について、民 間 航 空 を優 先 とした空 域 の有 効 活 用 を図 るため、航 空 局 による一 元 管 理 を実 現 し、未 使 用 時 には民 間 航 空 に解 放 させる こと。また、コリドー(軍 用 機 の空 中 回 廊 )空 域 についても削 減 を実 現 するとともに、その使 用 状 況 に応 じて民 間 航 空 の飛 行 を可 能 とする調 整 が行 えるようにすること。 M03-1-(1) 千 歳 進 入 管 制 区 に存 在 する軍 事 空 域 (A、B-1 空 域 、千 歳 C コリドー)。 M03-1-(2) 東 京 管 制 部 いすみセクターに隣 接 する軍 事 空 域 (E、R-121 空 域 )。 M03-2 米 軍 ・自 衛 隊 の進 入 管 制 区 などの返 還 ・削 減 を実 現 すること。とりわけ、横 田 および岩 国 空 域 については、以 下 のような実 態 が見 られることから、管 制 業 務 の航 空 局 への返 還 を早 急 に 行 わせること。また、米 軍 ・防 衛 省 が主 管 する軍 民 共 用 空 港 についても、航 空 局 が管 制 業 務 を実 施 する体 制 を確 立 すること。 M03-2-(1) 横 田 空 域 については、東 京 国 際 空 港 からの出 発 において、航 空 機 の性 能 上 、高 度 制 限 が厳 しい場 合 があるほか、東 京 国 際 空 港 や 成 田 国 際 空 港 への進 入 時 には、遠 回 りさせ られている実 態 があり非 効 率 である。 M03-3 米 軍 ・自 衛 隊 機 による民 間 空 港 の一 時 使 用 や無 断 飛 来 は、緊 急 時 を除 き、これを全 面 的 に禁 止 すること。また、米 軍 機 による「超 低 空 飛 行 訓 練 」などの実 態 を調 査 し、居 住 地 上 空 を低 空 で飛 行 する軍 用 機 の訓 練 飛 行 については、直 ちにやめさせること。 M03-4 RNAV 経 路 の拡 充 などに際 して、航 空 路 のさらなる輻 輳 を緩 和 するため、空 域 ・航 空 路 の 全 面 再 編 を行 うこと。その際 、MEA が FL220 程 度 になるように(冬 場 の JET Front を避 ける ため)、訓 練 ・試 験 空 域 との調 整 をはかること。 M04 空港の管 制方 式 について M04-1 軍 民 共 用 空 港 における出 発 ・到 着 経 路 について、民 間 機 の運 航 に支 障 のある又 は非 効 率 的 な運 航 制 限 の見 直 しを行 うこと。とりわけ、低 高 度 における制 限 は旅 客 機 にとって安 全 性 の確 保 が困 難 であることから、以 下 の制 限 について速 やかに改 善 措 置 を講 じるとともに、関 係 機 関 に対 し改 善 を働 きかけること。 M04-1-(1) (新 千 歳 空 港 ) 最 終 進 入 中 の 500ft 差 での軍 用 機 との交 差 、および、南 北 方 向 から進 入 時 15~25nm 地 点 での 2,000ft での低 空 水 平 飛 行 制 限 。(TCAS の RA も発 生 している) M04-1-(2) (新 千 歳 空 港 ) 進 入 時 の降 下 制 限 。特 に、RWY19 の最 終 進 入 へのレーダー誘 導 にお いて、短 い飛 行 距 離 で厳 しい高 度 処 理 を強 いられる。 M04-1-(3) (三 沢 空 港 ) 軍 用 機 オーバーヘッドアプローチ実 施 時 における 1,600ft の高 度 制 限 。 M04-2 空 港 (特 に混 雑 空 港 )の出 発 経 路 と到 着 経 路 について、分 離 を徹 底 し、交 差 を最 小 限 にと どめること。また、運 航 の効 率 性 向 上 や航 空 機 の飛 行 特 性 を考 慮 し、通 過 高 度 などの制 限 を最 小 限 にとどめ、手 順 の複 雑 化 を避 けること。 なお、次 の空 港 について、出 発 および進 入 方 式 等 の設 定 、改 善 および検 証 を行 うこと。 M04-2-(1) (稚 内 空 港 ) VOR RWY26 進 入 について、最 終 進 入 区 域 内 外 に丘 陵 及 び山 が多 数 存 在 し、高 度 制 限 がタイトになっていることから、対 応 策 を検 討 すること。 M04-2-(2) (山 形 空 港 )南 西 側 から直 線 進 入 できる STAR を設 定 すること。 M04-2-(3) (各 空 港 共 通 )全 国 の各 空 港 において、非 精 密 進 入 のみが設 定 されている RWY 側 には、 RNAV APP もしくは RNP AR APP 進 入 方 式 の導 入 を積 極 的 にすすめること。特 に、中 標 津 空 港 、能 登 空 港 、静 岡 空 港 、神 戸 空 港 、石 見 空 港 、壱 岐 空 港 および佐 賀 空 港 において、早 期 に導 入 の検 討 を開 始 すること。 M04-3 航 空 交 通 が輻 輳 する空 港 について、遅 延 解 消 策 を検 討 すること。 M04-4 火 山 活 動 が活 発 になった場 合 、近 隣 空 域 や空 港 の航 空 交 通 流 や空 港 運 用 に多 大 な影 響 が生 じることから、火 山 噴 火 時 に使 用 できる SID および空 港 周 辺 の航 空 路 を設 定 すること。 M04-5 航 空 保 安 無 線 施 設 の廃 止 にあたっては、定 期 便 のみならず使 用 事 業 等 の小 型 機 も含 め、 運 航 の安 全 性 及 び効 率 性 が低 下 しないよう対 策 を講 じること。 M05 首都圏 空 港機 能 強 化および関 東空 域 について M05-1 関 東 空 域 については、民 間 航 空 の安 全 確 保 を図 るため、必 要 に応 じて運 航 乗 務 員 や管 制 官 の意 見 を取 り入 れた上 で改 善 策 を講 じること。 また、両 空 港 の運 用 に関 しては、次 のとおり運 航 現 場 から意 見 が報 告 されていることから、早 急 に改 善 策 を講 じること。 M05-1-(1) (成 田 国 際 空 港 ) 北 方 面 (Y30 経 由 )からの到 着 経 路 は、空 港 の混 雑 状 況 によって、承 認 されている経 路 長 と実 際 に飛 行 する経 路 長 の差 が、非 常 に大 きくなる。客 室 の準 備 や 乗 客 へサービス等 の観 点 からも、経 路 長 が大 幅 に変 化 することのないよう改 善 すること。 M05-1-(2) (成 田 国 際 空 港 ) STAR と計 器 進 入 方 式 が接 続 しない場 合 があり、運 航 乗 務 員 に対 し 大 きな負 荷 、スレットとなっていることから、改 善 を検 討 すること。 M05-1-(3) (成 田 国 際 空 港 ) 同 時 平 行 離 陸 方 式 については、運 用 開 始 後 の評 価 ・検 証 を行 うとと もに、課 題 があれば、現 場 業 務 に携 わる運 航 乗 務 員 や航 空 管 制 官 などの意 見 を十 分 に 反 映 させること。 M05-1-(4) (成 田 ・東 京 国 際 空 港 共 通 ) 同 時 平 行 到 着 時 に、最 終 進 入 コース付 近 での航 空 機 の 交 差 があり不 安 材 料 となっていることから、その改 善 をはかること。 M05-1-(5) (成 田 ・東 京 国 際 空 港 共 通 ) 同 一 滑 走 路 に対 し、計 器 進 入 方 式 が X、Y、Z など複 数 設 定 されており、運 航 者 の負 荷 となっている。特 に、両 空 港 においては不 慣 れな外 国 の航 空 会 社 や運 航 乗 務 員 も存 在 し、進 入 方 式 や滑 走 路 の確 認 などで無 線 の占 有 時 間 が長 くなるこ とから、その改 善 をはかること。 M05-1-(6) (東 京 管 制 部 ) 湘 南 セクターは、空 域 が狭 隘 でありかつ交 通 量 が過 大 であることから、 非 常 に非 効 率 な運 用 が行 われているばかりか、悪 天 回 避 もままならないなど、不 安 全 となっ ているため、空 域 形 状 の変 更 並 びに管 轄 変 更 も含 めた抜 本 的 な解 決 を行 うこと。 M06 航空保 安 システムの危 機 管理 対 策について M06-1 地 震 や津 波 などの災 害 や、テロなどに備 えた組 織 的 な危 機 管 理 対 策 を確 立 すること。また、 社 会 的 影 響 や航 空 の安 全 への影 響 を最 小 限 にするために、航 空 保 安 システムの突 発 的 障 害 時 や混 雑 空 港 の突 発 的 閉 鎖 時 等 の危 機 管 理 体 制 を早 急 に確 立 すること。 M07 ATC コミュニケーションおよびニアミス防 止について M07-1 滑 走 路 誤 進 入 など、管 制 通 信 上 の不 具 合 事 象 再 発 防 止 のため、誘 導 路 の配 置 など 施 設 面 も見 直 すなど、抜 本 的 な対 策 を早 急 に講 じるとともに、滑 走 路 誤 進 入 対 策 としての RWSL 導 入 に係 る評 価 ・検 証 を行 い、滑 走 路 誤 進 入 防 止 に引 き続 き努 めること。 M07-1-(1) 管 制 部 において、短 い 間 隔 で周 波 数 変 更 が行 われる空 域 があり、運 航 乗 務 員 の業 務 負 荷 となっているため、抜 本 的 な対 策 を講 じること。 M07-1-(2) 航 空 管 制 業 務 に おけ る 安 全 性 向 上 の た め、各 管 制 席 のダ ブルウ ォッチ 体 制 の 確 立 に 努 めること。また、航 空 管 制 官 の教 育 ・訓 練 体 制 について、搭 乗 訓 練 の機 会 を増 やすな ど、運 航 乗 務 員 と管 制 官 の有 意 義 な情 報 交 換 の場 を拡 充 すること。 M07-1-(3) 管 制 官 のヒアバックの徹 底 を求 める意 見 のほか、早 口 や長 い管 制 指 示 、標 準 用 語 を使 用 しないことに起 因 したヒヤリハットが多 く報 告 されているほか、周 波 数 移 管 のたびに受 信 音 量 を調 整 しなければならないという意 見 も多 く報 告 されていることから、これらの点 を改 善 すること。 M07-1-(4) 地 上 走 行 時 に、同 時 に 3 から 4 つのタクシーを指 示 される場 合 があり、乗 員 に対 する負 荷 が大 きい 。また 、離 陸 後 巡 航 高 度 までの上 昇 中 、複 数 の高 度 制 限 を同 時 に指 示 され る場 合 があり、エラーの要 因 となっていることから、早 急 に改 善 策 を講 じること。 M07-1-(5) (成 田 国 際 空 港 ) 到 着 滑 走 路 については、運 航 者 が到 着 に係 る十 分 な準 備 が行 える よう早 期 に決 定 し、運 航 者 に通 報 できる 方 策 を検 討 するこ と。到 着 滑 走 路 の決 定 が 東 京 APP に移 管 後 であることが多 く、かつ ATIS の滑 走 路 と異 なる場 合 も頻 繁 なことから、その 決 定 から着 陸 するまでの飛 行 時 間 が比 較 的 短 くなるため、乗 員 に対 する負 荷 が大 きい。 M07-1-(6) (成 田 国 際 空 港 )地 上 走 行 時 の管 制 指 示 が複 雑 なことから、管 制 指 示 が簡 潔 となるよ う改 善 すること。また、将 来 的 には地 上 走 行 時 の管 制 指 示 が簡 潔 となるよう(例 :「Follow the Green」)、諸 外 国 の事 例 を参 考 にその導 入 の検 討 をすること。 M07-1-(7) (成 田 国 際 空 港 ) DCL 運 用 方 式 の評 価 ・検 証 を実 施 し、運 航 乗 務 員 および管 制 官 の 双 方 に負 担 が生 じない方 策 を検 討 すること。 M07-2 類 似 コールサイン対 策 について、2009 年 から実 施 されている具 体 的 防 止 策 の評 価 ・検 証 を 実 施 し、その結 果 を公 表 すること。また、ヒューマンエラー防 止 の観 点 から類 似 コールサイン の解 消 にむけて、さらに有 効 な対 策 を講 じること。 末 尾 にアルファベットを付 加 する等 の対 策 が講 じられているものの、依 然 として RAC8973 と RAC897 など間 違 えやすいコールサインが存 在 していることから、類 似 コールサインによる不 具 合 事 象 が報 告 されている。また、数 字 4 桁 のコールサインは長 いため間 違 えやすいとの意 見 も報 告 されている。 M07-3 ブラインドエリアや通 信 混 雑 ・混 信 等 により、適 切 な時 期 に航 空 機 と管 制 機 関 との交 信 が行 えない不 具 合 が発 生 しているため、調 査 のうえ改 善 策 を講 じること。 M07-3-(1) 航 空 会 社 に対 し、航 空 機 運 航 中 に遭 遇 したブ ラインドエリアや混 信 等 の地 点 、状 況 等 について、運 航 乗 務 員 が無 線 日 誌 に記 載 するよう指 導 を行 うこと。また、当 該 状 況 の報 告 を受 けて、ブラインドエリアや混 信 等 の解 消 に努 めること。 M07-4 全 ての異 常 接 近 報 告 書 および RA 報 告 について、再 発 防 止 のために十 分 活 用 すること。ま た、運 航 乗 務 員 、航 空 管 制 官 、航 空 機 整 備 士 、グランドハン ドリングなど航 空 関 係 者 から の自 発 的 安 全 報 告 制 度 (VOICES)について、当 該 制 度 の周 知 徹 底 および拡 充 をはかると ともに、ヒューマンファクターも含 めた専 門 的 な調 査 ・分 析 ・フィードバック体 制 を確 立 するこ と。特 に、航 空 交 通 が輻 輳 し異 常 接 近 が多 発 している空 域 や経 路 等 については実 態 を明 らかにするとともに、早 急 に安 全 体 制 を講 じること。 M07-5 オープンスカイの展 開 に伴 い、外 国 エアライン及 び国 際 ゼネアビ機 の外 国 運 航 乗 務 員 につ いて、明 らかに予 習 不 足 と思 われる交 信 が 多 くなっており、確 認 の ための 交 信 に長 時 間 を 要 しているなど、ATC コミュニケーションの混 雑 に拍 車 をかけている。ランプインスペクション の内 容 充 実 のほか、外 国 運 航 乗 務 員 の知 識 付 与 状 況 につい て再 確 認 するなどの対 策 を 講 じること。 M08 テロ・ハイジャック対 応 M08-1 テロによる攻 撃 ・ハイジャック・爆 発 物 ・NBC テロに関 する防 止 対 策 、および空 港 とその周 辺 の警 備 対 策 と検 査 は、国 の責 任 で行 うこと。 M08-2 航 空 輸 送 に対 するサイバーテロ対 策 を早 急 に行 うこと。 M08-3 航 空 機 へのレーザー(ポインター)使 用 に関 する法 制 化 による対 策 を行 うこと。 M08-4 航 空 機 への MANPADS 対 策 を行 うこと。 M08-5 テロ・ハイジャック対 策 は、機 長 の判 断 および乗 客 ・乗 員 の人 命 尊 重 、飛 行 の安 全 確 保 を 最 優 先 にして策 定 すること。 M08-6 テロ対 策 について、現 場 への説 明 と意 見 聴 取 を図 る機 会 と体 制 を作 るとともに、 航 空 関 係 者 (管 制 、空 港 、消 防 ・ 救 急 、各 航 空 会 社 職 員 等 )の総 合 訓 練 を定 期 的 に各 空 港 で行 うこ と。 M08-7 (割 愛 ) M08-8 東 京 オリンピックにともなう保 安 対 策 は、現 場 の参 加 、周 知 徹 底 を図 ること。 M08-9 (割 愛 ) (M08は内 容 を一 部 割 愛 しています) M09 空港 における保 安対 策 M09-1 制 限 区 域 、クリーンエリアおよび航 空 機 に立 ち入 る人 、物 に対 して徹 底 した保 安 検 査 を行 う ために、以 下 の対 策 を講 じること。 M09-2 乗 務 員 、空 港 職 員 の保 安 検 査 の高 率 かを図 る配 慮 を実 施 すること。そのために空 港 のレイ アウトも考 慮 すること。 M09-3 (割 愛 ) (M09は内 容 を一 部 割 愛 しています) M10 危険物 輸 送への対 策 M10-1 航 空 貨 物 の安 全 性 の確 保 を行 うこと。 M10-2 危 険 物 に関 する啓 蒙 活 動 、危 険 物 の紛 失 ・盗 難 防 止 策 を行 うこと。 (M10は内 容 を一 部 割 愛 しています) M11 航空機 内 の保 安 対策 M11-1 ICAO 基 準 で構 築 された安 全 優 先 の保 安 対 策 を取 れる体 制 を作 ること。 M11-1-1 安 全 優 先 の実 用 的 Security 対 策 をとれる体 制 を作 ることが必 要 である。 M11-1-2 Security 対 策 のレベルは国 内 線 ・国 際 線 とも同 等 でなければならず、ダブルスタンダード を許 容 してはならない。 M11-1-3 Security 対 策 のレベルは航 空 会 社 間 で同 等 でなければならず、ダブルスタンダードを許 容 してはならない。 M11-1-4 (割 愛 ) M11-1-5 国 の指 示 による機 内 持 ち込 み手 荷 物 の大 きさ制 限 と周 知 が必 要 である。 M11-2 航 空 関 係 者 (乗 員 、旅 客 担 当 者 、整 備 士 、機 内 作 業 員 、Security 担 当 者 等 )の訓 練 を定 期 的 に各 TYPE の航 空 機 内 で行 うこと。 (M11は内 容 を一 部 割 愛 しています) M12 産業航 空 の公 共 施設 利 用 及び支援 体 制について M12-1 基 本 的 な考 え方 小 型 飛 行 機 及 びヘリコプターで行 う航 空 事 業 い わゆる産 業 航 空 は、国 民 生 活 向 上 に寄 与 する重 要 な分 野 であると同 時 に、民 間 航 空 業 界 の基 盤 であり、人 材 育 成 の場 であるとの認 識 に立 ち、下 記 の基 本 施 策 を航 空 行 政 の責 任 において実 施 すること。 M12-2 産 業 航 空 の公 共 性 に鑑 み、公 共 ヘリポートについて以 下 の施 策 を講 ずること。 M12-2-(1) 夜 間 照 明 /燃 料 補 給 施 設 を設 置 するとともに 、産 業 航 空 が使 用 できる 運 用 時 間 とす ること。 M12-2-(2) 設 置 に当 たっては、気 象 情 報 体 制 も組 み入 れるよう、設 置 管 理 者 に対 し、行 政 指 導 、 助 言 などをおこなうこと。 M12-2-(3) 安 全 性 確 保 の点 から、全 国 の空 白 地 域 を解 消 するため、東 北 地 方 の北 部 、中 部 地 方 の中 央 部 と北 部 、中 国 地 方 、四 国 地 方 、九 州 地 方 、沖 縄 地 方 の 地 域 に、公 共 用 ヘリ ポートを設 置 すること。 M12-3 国 土 交 通 省 地 方 整 備 局 管 轄 のヘリポートなどを、民 間 のヘリコプター使 用 事 業 者 にも解 放 するよう、設 置 管 理 者 に要 請 すること。 M12-4 米 軍 ・ 自 衛 隊 管 理 の 飛 行 場 につ い ても 、民 間 の ヘリコ プ ター使 用 事 業 者 が利 用 できる よう 関 係 当 局 に要 請 すること。 M12-5 全 国 の空 港 に、小 型 飛 行 機 ・ヘリコプター専 用 駐 機 場 、定 置 場 (空 港 内 )を確 保 するように 指 導 すること。また、外 来 機 の停 留 日 数 の期 限 について、「故 障 修 理 が完 了 まで」とするなど、 柔 軟 に対 応 するように各 空 港 の設 置 管 理 者 を指 導 すること。 M12-6 積 雪 空 港 での駐 機 場 においては、適 切 に除 雪 を行 うこと。また、駐 機 場 が雪 捨 て場 となるこ とのないようにすること。 M12-7 山 岳 気 象 観 測 機 器 の 設 置 や 低 高 度 の 局 地 悪 天 候 情 報 や 経 路 気 象 情 報 の 提 供 など 、産 業 航 空 の 実 態 に即 した 気 象 観 測 ・予 報 体 制 の 拡 充 を、航 空 行 政 として関 係 省 庁 に働 きか けること。 M12-8 FSC(飛 行 援 助 センター)を、VFR 機 の飛 行 経 路 の関 係 情 報 を提 供 ・収 集 出 来 るシステムと してさらに増 強 すること。産 業 航 空 の航 空 機 が活 動 する比 較 的 低 高 度 の空 域 であっても通 信 が確 立 出 来 るように、広 域 対 空 サイトやリレーアンテナの山 岳 地 帯 増 設 などの増 強 を行 い、サービスエリアとその下 限 を拡 張 すること。また、FSC は航 行 する航 空 機 一 般 に広 く情 報 収 集 ・提 供 できる 支 援 施 設 であり 、特 に気 象 情 報 などは 現 況 の情 報 の集 積 が不 可 欠 で あることから、さらに利 用 をうながす広 報 活 動 に努 めること。 M12-9 航 法 援 助 施 設 の設 置 ・ 維 持 ついて、産 業 航 空 の事 業 実 態 という視 点 も踏 まえること。特 に 航 空 機 に代 替 の措 置 (追 加 の装 備 、経 路 の迂 回 など)を必 要 とするような航 法 援 助 施 設 の 廃 止 は、産 業 航 空 の事 業 者 の意 見 を聞 き、慎 重 に行 うこと。 M13 安全マネジメントシステム(SMS)の確実 な実行 について M13-1 2011 年 4 月 より、認 定 事 業 場 およびすべての航 空 運 送 事 業 者 に、安 全 管 理 体 制 (安 全 マ ネジメントシステム)構 築 が義 務 付 けられている。それに伴 う各 分 野 (管 制 、気 象 、運 航 、整 備 、グランドハンドリング等 )での施 策 を明 示 し、実 効 性 のある安 全 マネジメントシステムが行 われるよう関 係 各 所 (者 )を指 導 、監 督 すること。 M13-2 上 記 に関 連 して、ヒヤリ ハットなどの投 書 箱 類 (SMS)の運 用 状 況 をどのくらい把 握 している のか。今 後 これらの SMS の施 策 について、国 土 交 通 省 航 空 局 としては、どのように実 施 計 画 を持 っているのかをお教 え願 いたい。 M13-3 空 港 要 請 にも関 連 するが、このような SMS を実 施 するに際 して、その会 議 体 に航 空 安 全 推 進 連 絡 会 議 のメンバーを参 加 させること。 ICAO 第 19 付 属 書 締 約 国 は受 容 できる安 全 水 準 を達 成 するために安 全 プログラムを確 立 すること 実 現 すべき安 全 水 準 は締 約 国 が定 めること 締 約 国 はその 安 全 プロ グラムの一 環 として、認 可 事 業 者 (航 空 会 社 ・ 空 港 ・管 制 業 務 提 供 者 )に締 約 国 が認 める安 全 マネジメントシステムを実 行 させること 安 全 マネジメントシステムには、事 業 者 組 織 全 体 を通 じたアカウンタビリティを定 めること M14 グランドハンドリング M14-1 制 限 区 域 内 における事 故 防 止 について M14-1-(1) 空 港 制 限 区 域 内 事 故 防 止 対 策 検 討 会 のメンバーとして、正 式 に参 加 させること。 M14-1-(1)-1 SMS の観 点 からも、現 場 労 働 者 を参 加 させ、現 場 の意 見 を聴 取 する必 要 がある。 M14-1-(2) タイヤガード未 設 置 の PBB について可 及 的 速 やかに設 置 すること。また、東 京 国 際 空 港 における今 後 の設 置 計 画 を示 すこと。 M14-1-(3) 厚 生 労 働 省 の救 急 蘇 生 法 の普 及 啓 発 により、国 の合 同 庁 舎 等 にも AED(自 動 体 外 式 除 細 動 器 )の設 置 がすすめられていることなどを踏 まえてランプ内 に AED を設 置 するこ と。 M14-1-(4) 作 業 員 の安 全 確 保 の観 点 からも、制 限 区 域 内 の作 業 車 両 の排 気 ガスが、環 境 省 の基 準 に満 たされているのかを調 査 し、その分 析 結 果 を開 示 すること。また、満 たされていな いのであれば、その車 両 がどのタイプで今 後 はどのような対 策 を講 じていくのかを開 示 す ること。 M14-1-(5) 東 京 国 際 空 港 における 出 発 旅 客 と到 着 旅 客 の 導 線 を分 離 し、混 在 しないようにするこ と。また、到 着 旅 客 のクリーンエリアへの逆 流 防 止 の為 、手 荷 物 受 取 りの有 無 に係 わら ず、導 線 を統 一 すること。 M14-1-(5)-1 バケージクレームエリアもクリーンエリアとの指 摘 があったために、手 荷 物 を引 き取 ら ずにロビーに出 てしまっ たお客 様 が 、手 荷 物 を受 取 りに逆 流 しようとしてくるので、到 着 ロビーの職 員 が一 人 々の対 応 をしながら手 荷 物 を引 き渡 している。 M14-2 貨 物 ・郵 便 の安 全 について M14-2-1 (割 愛 ) (M14は内 容 を一 部 割 愛 しています) ※ 誘 導 路 名 称 に関 する IFALPA POLICY 滑 走 路 に接 続 する Taxiway は、片 側 末 端 から反 対 側 の末 端 まで順 に名 称 をつけ、数 字 は飛 ん だり抜 けたりしない。(例 :A1、A2、A3・・・・A12 など) 数 字 の順 番 は、0 からではなく、1 から順 に使 われるべきである。 Taxiway は、東 西 、南 北 等 、一 端 から反 対 側 の一 端 まで連 続 する。 途 中 で名 前 が変 わらないこと。 主 要 ルートは、A、B、C 等 、アルファベット 1 つと制 限 する。 I、O、Z は、1、0、2 と間 違 えやすいので、使 用 を避 けるべきである。 X は Closed Taxiway の標 示 と間 違 えやすいので、使 われるべきではない。 同 じ空 港 内 で、異 なった Taxiway に、同 じあるいは似 通 った名 称 を付 けないこと。 滑 走 路 を交 差 する Taxiway は避 け、不 可 能 な場 合 は滑 走 路 の両 側 で同 じ名 称 にしない。可 能 であるならアルファベットも数 字 も異 なるのが望 ましい。(例 :K5 と J4 など) 主 要 Taxiway に接 続 する Taxiway の名 称 は、滑 走 路 に接 続 する Taxiway と間 違 えないような 名 称 とするべき。 Standard Taxi Route は、Taxi Clearance などの誤 解 をなくす意 味 でも活 用 されるべき。 Holding Point は Taxiway の名 称 と間 違 えられないような名 称 を使 用 する。 中 間 Holding Point は“Spot”に数 字 をつけた名 称 にする。(例 :Spot 7 など) Gate やエプロンの名 称 は Taxiway の名 称 と混 同 しないようにする。