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2015 年 3 月 17 日 MPJ Youth 2014 年度アフリカ研修事業 事業報告書 <後援> 独立行政法人 国際交流基金 公益財団法人 双日国際交流財団 公益財団法人 三菱 UFJ 国際財団 認定 NPO 法人 ミレニアム・プロミス・ジャパン 目次 1. 事業概要 ・・・・・・・・ 2 ・・・・・・・・ 3 ・・・・・・・・ 5 ・・・・・・・・ 6 1.1 研修参加者 1.2 研修日程 1.3 利用航空機 1.4 滞在先 2. 会計報告 2.1 支出の部 2.2 収入の部 3. 事前研修 3.1 事前研修日程 3.2 勉強会資料 4. 実地研修 4.1 各訪問機関での成果 4.1.1 在マラウイ日本大使館 4.1.2 JICA マラウイ事務所 4.1.3 DRUG FIGHT MALAWI(現地 NGO 法人) 5. 報告会 ・・・・・・・・ 8 ・・・・・・・・ 8 ・・・・・・・・ 8 5.1 研修報告会 5.2 その他の報告会 6. 成果物 6.1 成果物一覧 7. 謝辞 7.1 研修代表より謝辞 1. 事業概要 1.1 研修参加者 名前 所属 小林祐介 東京大学経済学部 徳川詩織 東京大学教育学部 小林夏美 東京大学教育学部 川本琢磨 東京大学経済学部 佐々木圭一郎 東京大学法学部 学年 4 4 4 4 3 名前 小野真太郎 木村恒輝 金田瑞希 本田あや 河合真実 所属 東京大学農学部 東京大学教養学部文科2類 東京大学教養学部文科3類 津田塾大学国際関係学部 東京大学教養学部文科1類 学年 3 2 2 1 1 1.2 研修日程 日にち 3月2日 3月3日 3月4日 3月5日 3月6日 3月7日 3月8日 午前 飛行機移動 ミーティング JICA事務所訪問 DRUG FIGHT MALAWI訪問 バス移動 ミレニアムビレッジ 午後 成田発 リロングェ着 日本大使館訪問 JICA事業場所見学 ミーティング ミレニアムビレッジ訪問 ミレニアムビレッジ 日にち 午前 午後 3月9日 3月10日 3月11日 3月12日 3月13日 3月14日 3月15日 ミレニアムビレッジ 学士会議準備 学生会議 学生会議 ミーティング センカベイ観光 リロングウェ発 バス移動 文化交流会 学生会議 学生会議 リロングウェ市内観光 センカベイ観光 飛行機移動 1.3 利用航空機(全て現地時間) 日にち 時間 3月2日 18:05 22:30 23:50 3月3日 7:15 10:00 12:20 3月15日 13:05 15:35 17:30 3月16日 12:25 15:20 20:15 発着 成田発 香港着 香港発 ヨハネスブルク着 ヨハネスブルク発 リロングウェ着 リロングウェ発 ヨハネスブルク着 ヨハネスブルク発 香港着 香港発 成田着 便名 CX505(キャセイパシフィック航空) SA287(南アフリカ航空) SA170(南アフリカ航空) SA171(南アフリカ航空) SA286(南アフリカ航空) NH910(全日空ANA) 1.4 滞在先 ホテル名 Korean Garden Lodge 住所 Plot No.3056,Tsiranana Ave. , Area 3 Lilongwe, Malawi 2. 会計報告 2.1 支出の部 項目 ●国際航空券代金 航空代金 成田空港施設使用料 現地空港税 燃油サーチャージ 発券手数料 合計(1) 円単価 項目 ●現地包括費用* (ホテル、乗用車など) 合計(2) 円単価 項目 総計 円単価 合計 149,400 1,494,000 2,610 26,100 13,720 137,200 55,060 550,600 9,720 97,200 230,510 2,305,100 合計 2,010,000 2,010,000 合計 4,315,100 *合計(1)+合計(2) 2.2 収入の部 項目 円単価 金額 三菱UFJ国際財団 助成金 400,000 国際交流基金 助成金 356,000 双日国際財団 助成金 300,000 ミレニアム・プロミス・ジャパン 250,000 自己負担金 330,910 3,309,100 合計 4,315,100 3. 事前研修 3.1 事前研修日程 日にち 名称 2014年5月8日 アフリカ研修説明会 5月21日 アフリカ研修説明会 6月1日~ 参加者選考 7月13日 第1回:キックオフミーティング 8月3日 第2回:勉強会(マラウイの概要) 8月26日 第3回:訪問先ミーティング 9月30日 第4回:勉強会(農業班) 10月13日 第5回:ミーティング 10月19日 第6回:勉強会(教育班) 10月26日 第7回:勉強会(経済資源班) 11月2日 第8回:勉強会(文化外交班) 11月16日 第9回:勉強会続き(文化外交班) 11月30日 第10回:勉強会(農業班) 場所 日にち 名称 東京大学駒場キャンパス 12月7日 第11回:勉強会(経済資源班) 東京大学駒場キャンパス 12月21日 第12回:勉強会(教育班) 都内各所 2015年1月11日 第13回:勉強会(文化外交班) 東京大学本郷キャンパス 1月18日 第14回:学生会議ミーティング 東京大学本郷キャンパス 1月25日 第15回:勉強会(訪問機関) 東京大学駒場キャンパス 2月1日 第16回:学生会議ミーティング 東京大学本郷キャンパス 2月8日 第17回:ミーティング 東京大学本郷キャンパス 2月15日 第18回:ミーティング 東京大学本郷キャンパス 2月23日 第19回:ミーティング 東京大学本郷キャンパス 2月26日 第20回:直前準備 東京大学本郷キャンパス 2月27日 第21回:直前準備 東京大学本郷キャンパス 2月28日 第22回:直前準備 東京大学本郷キャンパス 場所 東京大学本郷キャンパス 賢者屋(新宿) 東京大学本郷キャンパス ルノワール会議室(池袋) 東京大学本郷キャンパス 東京大学本郷キャンパス 東京大学本郷キャンパス 東京大学本郷キャンパス 東京大学本郷キャンパス 東京大学本郷キャンパス 東京大学本郷キャンパス 東京大学本郷キャンパス 3.2 勉強会資料 担当者 内容 URL 小野真太郎 マラウイ基本情報 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgZU1ORU9oU3NzVzA/view?usp=sharing 木村恒輝 マラウイの略史 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgRkdYbXRfRGhnVlE/view?usp=sharing 小林祐介 Green Revolution in Malawi https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgWUFPMTNoY2R2UTg/view?usp=sharing 小野真太郎 マラウイの農業 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgMkNOSTlKR1RRMzQ/view?usp=sharing 徳川詩織 Education and Employment in https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgckgzcmZfN3JCX2c/view?usp=sharing 小林夏美 MANEB について Malawi https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgNUk5T2xpZGVrX1E/view?usp=sharing 本田あや マラウイの教育 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgRTROWkxOdEZEZG8/view?usp=sharing 川本琢磨 Economy of Malawi https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgR3oyVk5xZGJiN1E/view?usp=sharing 木村恒輝 マラウイの資源 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3Ntgemw1MXpHWDhJdlk/view?usp=sharing 河合真実 Malawi Companies https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgbWJENWczYlR6azQ/view?usp=sharing 小林祐介 マラウイの農業政策と小農民の家計 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtganRuWGFnRjVfTU0/view?usp=sharing 小野真太郎 マラウイの農業と食糧危機 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgaWdMOElRbm9xQ00/view?usp=sharing 川本琢磨 Finance in Malawi https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgWFFEYkxYSUY5LUE/view?usp=sharing 木村恒輝 マラウイの環境問題 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgN1hpUjVEZXl6RzA/view?usp=sharing 河合真実 マラウイの雇用と社会保障 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgdFFQdHdfOTZZaGc/view?usp=sharing 徳川詩織 マラウイの教育と日本 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgYml0UFh3LTI4OXM/view?usp=sharing 小林夏美 マラウイの教育制度 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgaG92STRJbTJob2M/view?usp=sharing 本田あや マラウイの教員養成試験 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgMW9sY19IYWM4UFU/view?usp=sharing 金田瑞希 マラウイのジェンダーと社会 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgUnJfTE1odEE4MGM/view?usp=sharing 佐々木圭一郎 マラウイと人間の安全保障 https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgSTNXYy1hRExrelU/view?usp=sharing 小林祐介 Alchol Abuse in Malawi https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgQlVYeFdGX3NXMHc/view?usp=sharing 徳川詩織 マラウイと JICA https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgNUk5T2xpZGVrX1E/view?usp=sharing 小林夏美 ムワンダマ村について https://drive.google.com/file/d/0B864UljA3NtgX0ZRLUZvcF9OZGc/view?usp=sharing *インターネット上で閲覧可能 4.実地研修 4.1 各訪問機関での成果 4.1.1 在マラウイ日本大使館 在マラウイ日本大使館にて西岡周一郎大使と中臣久次席大使に、日マラウイ間の外交関係について約 3 時間という長い時間を頂いてお話を伺った。日本とマラウイは良好な外交関係を築く一方で、対マラ ウイ外交によって日本が得る国益をどの ように捉え評価するかというところに課 題があるということであった。また、対 マラウイの援助については、必ずしもマ ラウイの経済発展を促すことには繋がっ ておらず、マラウイの所得を向上させる にはマラウイ自身のドラスティックな改 革が必要だということだった。他にも多 岐にわたる質問にご自身の経験や歴史的 な背景を踏まえて答えて頂き大変勉強に なった。 4.1.2 JICA マラウイ事務所 JICA マラウイ事務所、及び OVOP(一村一品)事務局、SMASSE(中等理数科教員養成課程)事務 局を訪問し、それぞれでお話を伺った。JICA 事務所では徳橋所長、戸田企画調査員にそれぞれマラウイ における JICA の取り組みについてお話を頂いた。特に JICA 援助の特徴である要請主義・現場主義と 援助の戦略性とのバランスについても議論になった。今の方針は、要請主義をとりながら重点分野を絞 って効率的な援助を目指すということだった。OVOP 事務所では一村一品運動の取り組みについて話を 伺い、実際に製品を見せて頂いた。SMASSE 事 務所では理数科教員養成についての課題や展望 を伺った。また、実際に教員養成プログラムを 視察させて頂き、数学、物理、生物、農業の4 つのクラスで模擬授業の様子を見て回った。マ ラウイでは多くのプログラムが JICA の支援に よって進んでおり、その多くを今回の研修で実 際に見ることができたのは、開発の実践を知る という意味で非常に有意義なことであった。 4.1.3 DRUG FIGHT MALAWI(現地 NGO 法人) DRUG FIGHT MALAWI リロングウェ事務所にて、マラウイの薬物問題と NGO の活動につ いて、代表の Nelson 氏にお話を伺った。マラウイの薬物問題に関しては、特に若者のアルコー ル摂取が問題で、飲酒習慣による健康への被害や、泥酔して学校に来る生徒が増加するなど教育 への影響もでている。途上国での飲酒は貧困と密接 に結びついており、マラウイが貧困から脱け出すた めにアルコールに対する適切な法制度の構築が急 務であり、そのための調査・提言を行っているとい うお話だった。また、マラウイで活動する NGO は 資金を海外のドナーに依存しており、マラウイにお ける NGO 運営の厳しさについてもお話をして頂 き、マラウイ社会に対する理解も深めることができ た。 4.2 ミレニアムビレッジ 4.2.1 MWANADAMA Village 2 泊 3 日ぼスケジュールでムワンダマ・ビレッジを訪問した。宿泊はホームステイをさせてい ただき、村での生活を体験した。各家庭に1人~2 人で宿泊させて頂き、村人の目線で開発を考え る良い機会になった。また日中は3日間の滞在中に、プロジェクトの支援が入っている 2 つの小 学校・穀物銀行・保健センター・養鶏場・養蜂場などを案内していただいた。 2015 年で MVP は一区切りを迎え、ムワンダマ村は外部の援助なしでやっていくことになるが、 多くのプロジェクトは既に自律的に運営を行っていくことが可能な状態になっていた。例えば穀 物銀行ではこれまでに集めた資金を元手に肥料の販売を自ら行うことができ、肥料の対価として 収穫を徴収するシステムも確立さ れているので、来年以降は追加の 資金なしに運営を行い得る。こう したサステナブルなシステムの構 築には村人のガバナンスの向上が 不可欠であり、ムワンダマ村では 様々な教育機会を提供することで 村人自身の能力を高めることに成 功したという。このプロジェクト を通して成功したことを今後も続 けていくことができるのか、注目 である。 4.3 学生会議の成果 4.3.1 学生会議 リロングウェ市内の私立大学 Exploits University にて 3 日間に渡る学生会議を行った。マラウイの 学生は 29 名の参加があり、日本人学生 10 名と併せて 39 名という過去最大の人数での開催となった。 初日はアイスブレークとして文化交流を行い、書道体験、折り紙、日本食体験、ポップダンスをマラウ イの学生と共に行った。マラウイの学生には大変喜んでもらえたので、互いに打ち解ける良いきっかけ になった。2 日目と 3 日目には、農業、教育、外交文化、経済資源の 4 つの班で日本とマラウイの課題 について主に議論を行った。最終日 3 日目にはまとめとしてプレゼンテーションを行い、各班で話をし たことを全体に共有した。学生同士の自由闊達な議論はお互いの国の学生にとって大変刺激的なものと なった。今後も Facebook でやり取りをしながら、学生同士のつながりを保持していく予定である。 *学生会議の詳細な報告書は別紙「Student Conference in Malawi」に記載 5.報告会 5.1 研修報告会 以下のように報告会を開催致します。 【名称】MPJYouth マラウイ研修報告会 【日時】2015 年 3 月 29 日(日)10 時 30 分~12 時 00 分 【場所】加瀬の貸会議室 入谷ホール 東京都台東区入谷 1-27-4 プラーズ入谷 2 階 (東京メトロ日比谷線 入谷駅 徒歩 3 分、JR 山手線 鶯谷駅 徒歩 10 分) 【入場料】無料 【定員】70 名を予定 5.2 その他報告会 来年度、各種イベントで報告会を開催予定。 6.成果物 6.1 成果物一覧 ①当報告書「MPJ Youth 2014 年度アフリカ研修事業 事業報告書」 ②学生会議報告書「Student Conference in Malawi」 ③Article 報告書「Our Warm Heart MALAWI」*3 月中に完成予定 7.謝辞 7.1 研修代表より謝辞 多くの方々によるご支援を頂いて 2014 年度アフリカ研修事業を成功裡に終えることが できました。国際交流基金様、双日国際交流財団様、三菱 UFJ 国際財団様、ミレニア ム・プロミス・ジャパン様には財政的な援助を頂き大変感謝申し上げます。また、マラウ イにて私たちを温かく迎えて下さった西岡大使並びに日本大使館の皆様、JICA の徳橋所 長並びに事務所の皆様、青年海外協力隊の皆様、DRUG FIGHT MALAWI の皆様、学生 会議の開催を助けて頂きました AISEC MALAWI の小林あやめ様、ホームステイをさせて 頂いた MWANDAMA 村の皆様、そして当事業の手配をして頂きました H.I.S の伊藤紗江 様、その他多くの方々のご支援を賜りまして皆様には大変感謝しております。私個人は今 年度をもちまして卒業致しますが、幣学生団体は来年度以降もアフリカ研修事業を継続し ていきたいと考えております。まだまだ未熟な団体ですが、以降変わらぬご愛顧を頂けま すよう何卒宜しくお願い申し上げます。 (小林祐介)