A群 溶é£èã®èååå¸ã«é¢ãã 第2å å½éååç 究
Transcription
A群 溶é£èã®èååå¸ã«é¢ãã 第2å å½éååç 究
142 感染症学雑誌 第45巻 第4号 A群 溶連菌の菌型分布 に関す る 第2回 国際協 同研究 神 奈 川 県 衛 生 研 究 所 ・WHOレ ンサ 球菌 国 内 リフ ァ レン スセ ソ タ ー 宮本 泰,滝 A群 溶 連 菌 の菌 型 分 布 に関 す る第1回 研 究1)2)3)にひ きつ づ き,第2回 4月 よ り1969年3月 の間,13力 沢 金 次 郎,秋 山 国際協同 昭 一,児 玉 6) Israel: Sonya Rabinowitz (Government Central Laboratories, Jerusalem) 7) Italy: Anna Molina (Institute of Microbiology, Univ. Genoa) 8) Japan: Y. Miyamoto & T. Kodama (Kana- 協 同 研 究 が1968年 国 参加 の下 に行 な わ れ た.協 同 研 究 に際 して,わ が 国 内 の菌 株 収 集 に つ い て は 国 内 の12施 設 の研 究 者 の協 力 を仰 ぎ, また 西 日本 の型 別 は大 阪 府 立 公 衆 衛 生 研 究 所 にお い て行 な わ れ た.こ 告4)を行 なっ た.国 9) れ らの国 内 の成 績 は 既 に 報 10) 内 の協 同 研 究 施 設 お よび 研 究 者 名 は次 の とお りで あ る. 富沢 小野 功 ・秋葉 精美 ・村上 11) 享(札 幌市立病 院) 次男(山 形 県衛生研究 所) 岡 田正次郎 ・奥村 雄 介(埼 玉県衛生研究所) 木村三生夫(慶 応大学小児科) 飯村 達(都 立豊島病 院) 中溝 保(都 立荏原病院) 平山 顕(都 立墨東病院) 内藤伝兵衛(京 都市立病院) 中島 邦夫 ・谷垣 利夫 ・保井 英 憲(大 阪市立桃 山病 院) 原 田 七寛 ・北浦 敏行(大 阪府 立公衆衛生研 究所) 長見 秀男 ・斉藤 孝一(島 根 県衛生研 究所) 渡辺 毅 敏(松 江赤十 字病院) 国 外 の協 同 研 究 者,施 設 お よび 参 加 国 の 国番 号 12) 13) gawa Prefectural Public Health Laboratory, Yokohama) Roumania: Florica Mihalcu (Institute "Dr, I. Cantacuzino", Bucharest) Hungary: J. Szita (State Institute of Hygiene, Budapest) U. S. A.: M. Moody (National Communicable Disease Center, Atlanta, Georgia) Sweden: St. Winblad (Institute of Clinical Bacteriology, Malmo) Australia: Phyllis Rountree (Fairfax Institute of Pathology, Roy. Prince Alfred Hosp., Camperdon, N. S. W.) 第1回 国 際 協 同研 究 の際 の方 法 に 準 じて 行 なわ れ た.た だ し,前 回 と異 り,今 回 は健 康 保 菌 者 の 菌 株 も採 用 され た.日 本 とデ ンマー クはM沈 降 反 応 は全 く行 なわ ず,T凝 (Central Institute of Microbiology and Experimental Therapy, Jena) 5) Great Britain: M. T. Parker (Central Public Health Laboratory, London) 集 反 応 に よ る型 別 のみ を 採 用 した.な お,今 回 は東 独 のKohler博 士 のと ころ で全 体 の集 計 が行 な わ れ た. 成 (コ ー ド)は 次 の とお りで あ る. 1) Canada: W.C., Harris (Laboratory of Hygiene, Bact. Lab., Ottawa) 2) Czechoslovakia: J. Rotta (Institute of Epidemiology and Microbiology, Prague) 3) Denmark: Anna B. Thamdrup (Statens Seruminstitute, Copenhagen) 4) German Democratic Republic: W. Kohler 威 国 別,疾 績 患 別 収 集 菌 株 数 を 表1に 示 した.7種 類 の 血 清 型 な い し複 合 す な わ ち12, 3264), (8, の5%以 (4, 25, 28), Imp. 19), (5, 11, 13, 44), B1, 6は こ の 順 に 多 く,全 菌 株 数 上 を 占 め る こ と が 表2か の12型 は17.65%を (3, 12, 27, 占 め る.ま ら判 る.最 高位 た12型 のみはチエ コ ス ロパ キ ア 以 外 の す べ て の 国 で5%以 上 を占め た.各 示 す.そ 血 清 型 の 国 別 の 出 現 頻 度 を 表3に の 中 の 主 な も の を 図1に ヒ ス トグ ラ ム に 示 した . 143 昭 和46年4月20日 表1 国 別 疾 患 別 収 集 菌 株 数(1968年4月-1969年3月, 表2 1人1株) Tお よびM型 別 に み た 各血 清 型 の出 現頻 度 144 感染症学雑誌 表3 注: n. J.… … M型 国 別 に み た 各血 清 型 の 出現 頻度(%) 別 を 行 な わ な か っ た と い う意 味 第45巻 第4号 145 昭 和46年4月20日 図I 各 国 の主 要 流 行 菌 型 ま たは複 合,第2回 (1968年4月-69年3月) 国 際 協 同研 究成 績 12種 類 の血 清 型 ない し複 合 は3な い し8力 国 に お 類 ない し保 菌 者 の菌 の 間 に は 部分 的 に 明 らか に 相 いて,第1回 違 を 認 め る. と第2回 の 協 同 研 究成 績 の間 に 型 の 分 布 の変 化 が み られ る.す な わ ち,下 記 に 示 す よ て,T型 うに3倍 な い し8倍 の変 化 を 示 した. 出現頻度 T1 T2 T (3,13, B3264) M3 T (4, 28) T (5,11,12,27,44) M5 T12 T6 T (8, 25, Imp. 19) T9 T (14, 49, 51) T22 (国 6倍 ま た は 1/62, 4〃 〃 6〃 〃 7〃 〃 3〃 〃 8〃 〃 1〃 〃 5〃 〃 5 〃 〃 5 〃 〃 5〃 〃 3〃 〃 5〃 〃 1/41, 1/61, 1/71, 1/33, 1/81, 1 1 1/51, 1/52, 1/52, 1/51, 1/36, 1/51, 別) TとMの 3,6,7,8, 10 4,7,8 4,6,7, 10,11 4,5,6,7, 10,11 8, 11 2,4,5,6,8,10,11 型 別 の一致 率 を表6に 示 した.お 100%レ ベ ル で 一 致 を示 した. 前 記 の ご と く出現 頻 度 は 変化 を示 した が,流 行 菌 型 は 第1回 と第2回 ン マ ー ク3倍,イ ン ガ リ ー8倍,チ タ リ ー6倍,ア あっ た が,い ず れ も5%以 考 今 回 の成 績 も第1回 エ コ6倍,東 メ リ カ6倍,イ ス ラ エ ル8 と 第2回 44)と12に の 成 績 の 間 に お い て(5, 本 11, 13, B3264), 理 的 分 布 に よ る 相 違 の ほ か に,疾 (4, 集複 み る とわ 28), (5, い る こ とに な るが,筆 者 らが 既 に報 告4)した 国 内 27/44以 外 はす べ て単 一 のT 型 で あ つ て,複 合 は な い はず で あ る.従 つ て,表 3は 諸 外 国 に多 い これ らの複 合 の項 目の 中 に便 宜 つ い て 変 化 を 認 め る. 最 も 普 遍 的 な 血 清 型 に つ い て の 分 布 を 表4に し た.地 察 のそ れ と同 じ く,T凝 11, 12, 27, 44), (8, 25, Imp. 19)が 少 数 出現 し て 独6倍,イ ギ リス5倍,日 が 国 に も(3, の成 績 を み れ ば,5/ 27, 上 を示 して い る.た に登 場 した. 6倍. 第1回 の成 績 の 間 で 同 じで あ つ た こ とは疫 学 的 に 重 要 で あ る.こ れ らの流 行菌 型 の 合 な い しパ タ ー ンが か な り多 い.表3を カ ナ ダ8倍,デ よそ M型 の1/3がそ れ に 対 応 す るT型 な い しT複 合 と だ,9型 のみ が例 外 で,カ ナ ダ,チ エ コ,ル ーマ ニ ア,ハ ンガ リー の4カ 国 で 流 行 菌 型 と して新 た で あ る. 12, 別 され た株 数 の うちM型 別 が可 能 で あ つ 若 干 は 少 な い 出現 頻 度 を示 し,あ る もの は 同 率 で 5,8, 10,11 3,4,6,7 5,6, 10,11 2,4,6, 10 7, 10 2,4,5,8 国 別 に み た 出 現 頻 度 の 平 均 変 化 率 は 次 の とお り 倍,ハ 類 の型 別 が 行 な わ れ た菌 株 に つ い た百 分 率 を 各型 別 に 表5に 示 した. (の変化率) (型 の種 類) TとMの2種 示 病 の種 的 に編 入 され て い る にす ぎ な い こ とが 判 る.た え ば,日 本 の606株 の うちT11の5株,5/27/44 と 146 感染症学雑誌 表4 保 菌 者 な い し各 種疾 患 の 種 類別 に み た 各型 の 国 別 出現 頻 度(%) 第45巻 第4号 147 昭 和46年4月20日 表5 TとMの 型 別 が 行 な わ れ た 菌 株 に つ い てT型 別 され た 株数 の うち で M型 別 が 可能 で あ つ た 百 分率 感染 症 学 雑誌 148 表6 M沈 降 反 応 とT凝 集 反 応 の比 較 成 績 第45巻 第4号 149 昭 和46年4月20日 m.a.… …mild agglutination (こ の3種 類 のT型 は抗 原 的 に 全 く同 一 であ り, わ れ わ れ は これ はT5で 代 表 す べ き も の と断 定 し て い るが,慣 例 に な らない,一 応 こ の よ うに 記 載 して あ る)の4株,計9株 44)の1.3%の は(5,11,12,27, 中 に編 入 され て い る.こ の機 会 に 型 もあ るが,多 くは2種 以上 のT型 か らな る凝 集 パ タ ー ンを示 す こ とが判 つ た.参 考 血 清 そ の も の が この よ うに 多凝集 性 の もの で あ る の で,諸 外 国 で は これ はT型 に固 有 な性 質 で あ る と考 え て何 ら 疑 問 を懐 か な か つ たわ け で あ る.の み な らず,1944 凝 集 複 合 に つ い て や や 立 入 つ て解 説 を 加 えて お き 年 に はStewart6),Lancefield, た い.詳 大 家 が こ の多 凝 集 性 の説 明 と して “CommonT” 細 な分 析 は滝 沢 ら5)の報 文 を 参 照 され た Wilson, Swiftら の 共 通T抗 原 の考 え(仮 説)を 提 唱 して い る の で, 元 来,こ の 国 際 協 同研 究 はT凝 集 反 応 に よ る型 な お さ ら疑 問 を 懐 く余 地 が な くな つ た もの と思 わ 別 の精 度,そ の実 用 性 の検 討 を 主 な ね らい と して れ る.し か し,M型 1964年 に 始 め られ た も ので あ る.そ の 当 時 の欧 州 で表 現 され る の で,こ の よ うな状 態 で はT型 別 は に お け る参 加 国 に 対 して は 既 に そ れ 以 前 か ら イギ M型 別 に く らべ て著 し く精 度 が悪 い こ とに な る. リス のCentral Public HealthLab.と チ エ コのWHO 凝 集 パ タ ー ンの 巾 が広 くな れ ば実 用 に も な ら な International Reference Center for Streptococcus Typing 別 の方 はす べ てが 単 一 のM型 い.で き る だ けT型 も単 一 の型 と して型 別 した く の2ヵ 所 か ら標 準 株 と リフ ア レ ンス血 清 の セ ッ ト な る の は 当然 で あ る,そ が供 給 され て い て,そ れ に 合 せ て,既 にT型 別 用 の血 清 セ ッ トの調 製 が 完 了 して い た.し か し,わ 見 宿 命 的 とも考 え られ て いた 多 凝 集 性 を 吸 収 に よ つ て除 去 で きな い もの か と考 え た.そ して抗T原 が 国 へ の参 加 要 請 は 遅 れ て,最 後 に 行 な わ れ た た 血 清 に は 当然A群 め に,協 同 研 究 が 開 始 され た 時 に は 型 別 血 清 の調 C抗 体)とTタ 製 は 間 に合 わ ず,最 初 は 前 記2国 か ら供 給 され た リフ ア レ ンス血 清 そ の も のを 用 い て 型 別 を 行 な つ た.そ の結 果 気 付 い た こ とは一 当 時 わ れ わ れ はT 凝 集 複合 な い しパ タ ー ンに つ い て は 知 らなか つ た の で,第1段 こで,わ れ わ れ は この一 多糖 体 抗 原 に対 す る群 抗 体(抗 ン白 に対 す る抗T抗 体 が含 ま れ る 階 の 吸収 で前 者 を,第2段 階 の 吸収 で後 者 を,そ れ ぞ れ 吸収 除 去 す る段 階 的 吸収 を基 調 と して,し か もStewartら が用 い た よ りもは る か に大 量 の菌 体 を用 い て 吸 収 を 行 な つ た.こ の よ に は 類 属 凝 集 が 非 常 に 多 い とい うこ と うに 調製 した わ れ わ れ の 血 清 セ ッ トに よ る型 別 成 で あ つ た.菌 株 交 換 の約 束 に 従 い,分 離 株 を オ ラ ン ダ と イギ リス に 送 付 して 先 方 の型 別 結 果 を 返 送 績 は 非 常 に きれ い で,外 国 で複 合 と して型 別 され て い る菌 株 もす べ て 単 一 の型 と して 当所 で型 別 さ して も ら う と,や は り大 差 の ない 成 績 で,単 一 の れ る こ とが 判 明 した.す な わ ち,わ れ わ れ は 因子 の で一T型 150 感 染症 学雑 誌 血 清 を作 製 し得 た の で あ る.T凝 集 パ タ ー ンを Common I ” 第4号 で あ る こ とは興 味 深 い. TとMの 構 成 す る個 々 のT型 の す べ て にわ た つ て共 通 な “ 第45巻 抗 原 が 存 在 す るた め に,こ れ らは 型 別 の一 致 率 は 正 確 に は 既 に 述 べ た よ うに,各 国 が “CommonT” 抗 原 の考 え を捨 て て 個 々 に分 離 され た型 と して は型 別 され ず に パ タ ー ン と して型 別 され,分 類 さ れ る と す るStewart, 製 し終 つ た 時 点 で,次 の協 同研 究 が実 施 され て, Lancefieldら の仮 説 をわ れ わ れ は否 定 す る こ とが そ の成 果 が ま とま つ た時 に始 め て,明 で きた と考 え る. る もの と思 う. 第1回 協 同 研 究 の成 績 はT4型 因 子 血 清 作 成 に ふ み き り,因 子 血 清 の セ ッ トを 調 が 絶 対優 位 を 占 1970年8月Mexico め た わ が 国 の特 異 な菌 型 分 布 像 を 明 らか に した の に反 して,そ の後3-4年 らか に され Cityに て 開 催 され た 第X回 国 際 微 生 物 学 会 の折 に,国 際 細 菌 命 名 委 員 会 レ ン の経 過 の間 に4型 が 減 サ 球 菌 肺 炎 球 専 門 部 会 が 開 か れ た が,前 記 の “T 衰 し,12型 が進 出 した た め に,今 回 は12型 を首 位 凝 集 パ タ ー ンの再 検討 と因 子 血 清 の 作製 ”の 議 題 とす る最 も普 遍 的 な分 布 像 を 諸 外 国 なみ に示 す よ と論 文 が宮 本 に よつ て提 出 され,注 うに なつ た.す 員 長 で あ るR.E.O.Williams博 なわ ち,今 回 は13ヵ 国 中8ヵ 国 ま 目 され た.委 土 の提 案 に よ り, で12型 が 首 位 を 占め た.し か し,そ の 中 で もわ が 最 も活 動 的 な5-6ヵ 国 に お け る12型 の出 現 率38.6%は こ の課 題 を 共 同 研 究 す る申 し合 せ が な され た . て,参 加 国 中 の第1位 最高値 であつ で あ る点 でや は り特 異 的 で あ る.こ の 傾 向 は 国 内 で は しば ら く 推 持 され た が,1970年 に入 る とや が てT4型 1) 宮 本 泰 他: 2) Parker, M. 513-527, 3) 宮 本 泰: 70年 か ら71年 に か け て狸 紅 熱 の異 常 多 発 年 を迎 え 4) 宮 本 泰 他: 現 在,北 海 道 は腎 炎 起 因 性 型 と呼 ば れ る も の で,今 回 は 日本 に 次 い で は オ ース トラ リア とス エ ー デ ンに 多 く,世 界 的 に み て も トッ プ ク ラス の型 2nd International Yasushi MIYAMOTO, Type 7) Distribution Survey Kin jiro TAKIZAWA, Kanagavva WHO Prefectural National Public T.: 10, Bull. Wld. 357∼363, Hlth. メ デ イ ヤ サ ー ク ル . 94: 感 染 症 学 雑 誌 . 44 5) Takizawa, K. et 14(4): 269-277, 6) Stewart, W. A., A. T. and Swift, 99-114, 1944. で は腎 炎 発 生 が 非 常 に 多 い こ とが 秋 葉7)に よ り報 告 され た.T12型 40, Org., 37: 1967. し,北 海道 で は 依然 と して12型 が 多 く,し か も19 して1971年2月 日 伝 染 会 誌, 1967. が持に関東地方 で 台 頭 して きて12型 と逆転 す る よ うに な る.し か る こ とに なつ た.そ 所 の研 究 所 が 中 心 と なつ て 富 沢 功: (1) 31∼42. :9∼11. 1967. 1970. al.: Japan. J. Microbiol., 1970. Lancefield, R. C., Wilson, H.F.: J. Exp. Med. 79: 私 信. of A Group Streptococci . Shoichi AKIYAMA and Takeshi KODAMA Health Streptococcus Laboratory Reference , Yokohama Laboratory Following the 1st International Type Distribution Survey of A Group Streptococci , second cooperative studies were conducted, under participation of 13 countries for the period from April 1968 to March 1969. The participating countries were Canada, Czechoslovakia, Denmark , German Democratic Republic, Great Britain, Isiaek, Italy, Japan, Roumania, Hungary, U.S .A., Sweden and Australia. Among 9037 strains collected (one strain per one person) were 1796 from scarlet fever , 2933 from tonsillitis, 3087 from other diseases and 945 from healthy carriers . The T types or complexes occupying 5 151 昭 和46年4月20日 per cent or more of the total number of strains were in the order of their size as follows: T12, 17.65%; (3, 13, B3264), 12.67%; (4, 28), 12.10%; (5, 11, 12, 27, 44), 9.95%; Ti, 8%; (8, 25, Imp. 19), 7.5%; and T6, 4.4%. In 8 out of 13 countries T12 was the most predominant type. Some changes occurring in the type distribution of 12 serotypes including complexes were observed between their results of the first and the second survey, i.e., they exhibited change to an extent 3 to 8 times. The typable percentage regarding M types in among the strains being typed by T-typing, with an exception of 73% of Ml, was less than 54%. Comparative studies made between T- and M-typing show- ed about one third of all M types were in agreement with the corresponding (homologous) T types at 100% level. While the percentage in the incidence was changed, the prevalent types remained the same through both surveys. This was of epidemiological significance. The reason with which we came to denying the presence of T agglutination complex or pattern was described and our opinion underlining the hecessity of preparing anti-T factor sera was emphasized.